J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』で、King Gnuの『TWILIGHT!!!』が2週連続1位を獲得した。

このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは5月18日(日)付のチャートを紹介!

10位:Benson Boone『Mystical Magical』

先週3位から7ポイントダウンで10位に。『Mystical Magical』は、6月にリリース予定の2ndアルバム『American Heart』の収録曲。アメリカの音楽誌『Rolling Stone』のインタビューによると、アルバムには母親への想いを歌った『Mama song』や、父親をテーマにした楽曲『Mr Electric Blue』などが収録されており、個人的な内容に仕上がっているそう。曲のテーマになっている父親はBensonにとってのヒーローだという。コンピューター関連の仕事をしているが、現在、年齢50代にして華麗なバク宙を披露するという抜群の運動神経の持ち主なのだとか。

9位:BE:FIRST『夢中』

先週11位から2ポイントアップ、エントリー3週目でトップ10入りとなった。5月28日(水)にリリースのニューシングル『GRIT』からの1曲で、放送中のドラマ『波うららかに、めおと日和』の主題歌だ。現在、初のワールドツアー中のBE:FIRST。アメリカ・ロサンゼルス、サンフランシスコでのライブを終えているが、ツアー開幕直前に行われた「コーチェラ・フェスティバル」をメンバーで一緒に観に行ったそう。とにかく豪華なステージセットに圧倒されたBE:FIRSTは、客としてフェスを楽しみに行ったものの気がついたらステージ演出など、アーティストとしてインスピレーションを吸収していたそう。

8位:MISIA『LOVE NEVER DIES』

先週から1ポイントアップで8位に。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。1998年にデビューしたMISIAは『TOKIO HOT 100』にはこれまで75曲をエントリーさせており、最多エントリーアーティスト記録としては平井 堅に続く記録だ。問題は「MISIAが『TOKIO HOT 100』で初めてナンバーワンに輝いた曲は?」というもので、正解は『sweetness』。同曲は2000年5月21日付でナンバーワンを獲得した。ちなみに、最初にエントリーした楽曲は『つつみ込むように…』で最高8位。MISIAはニューアルバムのリリースを記念して、5月27日(火)にJ-WAVEをジャックする1DAY企画を実施する。

7位:サカナクション『怪獣』

先週から3ポイントのダウンで7位に。日本を代表する怪獣といえば「ゴジラ」。現在、六本木ヒルズ森タワー52階にある森アーツセンターギャラリーで「ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展」を開催中だ。国内外のアーティストたちが「ゴジラとは、何か。」というテーマのもと、映画の枠を超えて多様なアートによってゴジラを表現した展覧会が6月29日(日)まで開催されている。

6位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』

STUTSの新曲が6位で、今週のチャートで100曲中、もっとも高いポジションに初登場した「High Power Debut」曲となった。これまでも数多くのヒット曲を生み出してきた「ポカリスエット」のCMだが、今年その大役をまかされたのがトラックメイカーでプロデューサーのSTUTS。シンガー・Hana Hopeと長崎出身のラッパー・Kohjiyaをゲストに迎え、梅雨に向かうこれからの季節にピッタリな清涼感あふれる1曲に仕上がっている。

5位:宇多田ヒカル『Mine or Yours』

先週7位に初登場し、今週は2ポイントアップで5位に。このまま上昇して2022年の『BADモード』依頼、およそ3年ぶりの1位をゲットできるか。宇多田は、アーティストが一発撮りで歌や演奏をパフォーマンスする人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に初めて出演。『Mine or Yours』を披露したが、第2弾として自身の代表曲である『First Love』の一発撮りも公開された。当時、同曲の編曲を手がけた音楽プロデューサーの河野 圭をピアノに迎え、デビュー26年目にして初めてふたりだけの特別編成でパフォーマンスした。動画は公開4日で再生回数は500万回を突破。YouTube急上昇ランクで2位になるなど話題を集めている。また宇多田は、Mrs. GREEN APPLEやYOASOBI、藤井 風などとともに5月22日(木)に開催される国内最大規模の国際音楽ショー「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」で、事前収録によるパフォーマンスをする予定だ。

4位:sombr『undressed』

先週8位から4ポイントアップで見事トップ5入りを果たした。アメリカ・ニューヨーク出身、現在19歳のsombrはニューヨークにある全米でも指折りの芸術学校であるラガーディア芸術高校の出身。音楽、演劇、美術を専門とする学校で、卒業生はミュージシャンに限らず著名人が多数。Robert De Niro、Al Pacino、Jennifer Aniston、Timothée Chalametなどなど、豪華俳優陣がズラリと並んでいる。

3位:星野 源『Star』

1ポイントダウンで3位になったが、6年ぶりのニューアルバム『Gen』がリリースされ、来週はセールスポイントも入ってくる可能性も。Spotifyではアルバムについて星野本人が語る音声コンテンツ「Liner Voice+」が公開され、そこで語ったところによると今回のアルバムタイトルは制作のかなりあとのほうで決まったそう。出来上がった曲を順番に並べてみたとき「このアルバムは自分をそのまま転写した生き写しみたいだな」と感じ、セルフタイトルともいえる『Gen』に決めたそう。アルバムリリースの翌日から全国アリーナツアーもスタート。愛知公演を終え、来週末は北海道でライブを実施する。

2位:Maroon 5 feat. LISA『Priceless』

先週10位に初登場したMaroon 5とLISAの強力コラボナンバーがトップ目前に。Maroon 5のボーカル・Adam Levineによれば、これは妻でモデルのBehati Prinslooに捧げた曲なのだそう。「妻について書いたのでとても心地よく、ポジティブで楽しい曲になった。すぐに心に響いたよ」と語っている。結婚しておよそ11年となるAdamは、2024年に家族や親しい友人150人をメキシコに招いて結婚10周年を盛大に祝ったそう。

1位:King Gnu『TWILIGHT!!!』

2週連続首位に。番組では、King Gnuのベーシスト・新井和輝のコメントを紹介した。「我々の楽曲『TWILIGHT!!!』が2週連続1位ということでうれしいです。King Gnuの楽曲としては4曲目のナンバーワンということで、ありがたいことです。J-WAVEにも合った楽曲なのかなと個人的には思っていますが、映画(『名探偵コナン 隻眼の残像』)も大ヒットしております。先日、クリスさんの番組に井口(理)とふたりでお邪魔しまして、いろいろお話をしました。クリスさんに『おすすめの英語の勉強法はないか』と僕がお伺いしたら『Duolingoだね』とおすすめいただきました。まだ始められてないので、下半期こそは始めたいと思っております」と、喜びと近況を伝える声が届いた。

■今週のTOP10
1位:King Gnu『TWILIGHT!!!』
2位:Maroon 5『Priceless feat. LISA』
3位:星野 源『Star』
4位:sombr『undressed』
5位:宇多田ヒカル『Mine or Yours』
6位:STUTS feat. Kohjiya, Hana Hope『99 Steps』
7位:サカナクション『怪獣』
8位:MISIA『LOVE NEVER DIES』
9位:BE:FIRST『夢中』
10位:Benson Boone『Mystical Magical』

『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。

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