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Shutterstock ※画像はイメージです

リンダ・トゥルーズデールさん(68歳)は、昨年美容整形を受けた。彼女にとってその手術は特別なものだった。なぜなら、執刀医は実の息子だったからだ。

息子から母へのプレゼント

カール・トゥルーズデールさん(36歳)は、米カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点として活躍する美容外科医だ。アメリカは言わずと知れた美容整形大国であるが、米FOX11によると、美容外科医のうち有色人種はたった4%しかいないという。黒人であるカールさんはそのうちの一人で、有色人種、特に黒人女性を専門とした美容外科医として知られている。

昨年、カールさんは実の母であるリンダさんの若返り手術に挑んだ。リンダさんは以前から美容整形を望んでいたというが、カールさんは身内を手がけることに不安を感じており、長くためらっていたという。しかしついに、母の願いを叶えることに決めた。

リンダさんはすでに高齢で、合併症のリスクもあることから、手術は数回に分けて行われることになった。母のリンダさんは、「手術を受けるならカールに頼む」とずっと決めていたという。それでも手術前夜は不安で、「私に何かあったらどうしよう、息子はどうやったら乗り越えられるんだろう」と眠れなかったそうだ。

そして迎えた手術の日。この日、リンダさんは唇と上まぶたのリフトアップ手術を受けた。手術は局所麻酔で行われ、およそ2時間の手術中、リンダさんは目を覚ましたままだった。このときの心境についてカールさんは、米ピープルのインタビューに対し次のように語っている。「すべての患者さんは私にとって大切な存在ですが、自分の母親を手術するのは特別な経験です。手術をしながら、『この人は私に命を与えてくれた人だ』と何度も思いました」

手術はいつも通りに行われた。いつもと違っていたのは、患者が医師の家で手術後の療養をしたことくらいだった。リンダさんは顔と首のリフトアップや脂肪の注入など、5回の手術を受けたが、療養も見守ってくれた息子のおかげで大きな合併症を起こすこともなかった。

「母が妹みたいになった」

手術前、カールさんは「自分が生まれた時みたいにしてあげる」と冗談めかして言ったそうだが、リンダさんは20歳くらい若く見えるようになるといいなと思っていたという。そして手術後、息子は「自分の仕事で母親が妹みたいになってしまった」とジョークを飛ばしたという。

カールさんのTikTokアカウントには、リンダさんの手術前後を比較した動画がアップされている。コメント欄には「とても自然」「すてきだ」「うちの子も大きくなったら美容整形を学ばせたい」といった声が並んでいた。顔や首のたるみが取れ、肌のハリツヤを取り戻したリンダさんは、望んでいた以上の若さを手に入れられたようだ。

なお、リンダさんが受けた若返り手術は、通常なら6万〜12万ドルかかるというが、「母親へのプレゼント」として費用は無料だったという。リンダさんは「私が支払ったのはカールを生んだ費用だけ」と笑顔を見せた。

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リンダさんのビフォーアフター動画


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