囲碁将棋 (C)フジテレビ
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芸歴16年以上のベテラン芸人たちによる賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」グランプリファイナルが17日、東京・台場のフジテレビで行われ、結成22年目の実力派・囲碁将棋が準優勝に輝いた。
トーナメント方式で行われた1回戦では、双子コンビの吉田たちを撃破。準決勝はで盟友・金属バットを285―283で破り、初の決勝進出。根建太一の子供の名前を考える文田大介が、名前を構成する漢字にまつわるぶっ飛び提案で、笑いを連発。わずか2点差の大接戦だった。薄氷の勝利に、根建は「怖っ!怖っ!」と大興奮しながら喜びを表現した。
決勝では今大会の“ダークホース”ツートライブと対戦。トップバッターで史上最高得点をたたき出したコンビ相手に、モテるためにモテない要素を連発するWボケネタを披露。しかし279-287で惜敗。準優勝となった。
「THE SECOND」は結成年16年以上で、メジャー賞レースの出場資格を失った、全国ネットの漫才賞レース優勝経験のない漫才師たちが目指す第2のチャンスとして、2023年に第1回が行われた。大会はトーナメントの勝ち抜き方式。採点は100人の観客が1~3点の持ち点で採点し、上位が次のラウンドへ進出する。
◇囲碁将棋 文田大介(44)根建太一(44)によるコンビで、2004年に結成。M-1グランプリは17、19年の準決勝が最高成績。THE SECONDは23年の第1回に準決勝まで進み、優勝したギャロップに敗れた。ともに神奈川県出身で、「神奈川県住みます芸人」としても活動している。高校の同級生で、コンビ名はともに囲碁将棋部だったことから。
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