💁‍♀️【サブスタンス 決定版】堪能の一助に★ 前作含め３人で考察・徹底レビュー★警告後ネタバレ 『うるりこ』Ep.119 #映画紹介 #映画感想 #サブスタンス

💁‍♀️【サブスタンス 決定版】堪能の一助に★ 前作含め３人で考察・徹底レビュー★警告後ネタバレ 『うるりこ』Ep.119 #映画紹介 #映画感想 #サブスタンス

映画紹介はうるり子で山崎あです。 安藤です。宮崎です。 今回は映画サブスタンスのレビューです。 はい。話題の映画がですね、よいよ日本公開ということでですね、 この女性のコラリーファルジャ監督がとても大切にしている儀とは何なのか、それから過酷だった撮影の舞台裏について知りますと、味わいがぐッと増すと思いますのでたっぷりお伝えしたいと思います。 [音楽] 最初だけこの映画をまだご覧になってない方向けの一言をですね、まずは監督と同世代というですね、安藤さんから今日は聞いてみたいと思うんですが、いかがですか? [音楽] はい。ま、一言で言うとド肝を抜かれたっていうのが直な感想で期待値すごい高まった状態で見たんですけどそれは期待を裏切らない凄まじさとでも一方ですごいエンタメ性がある作品でした。 私はもうジェットコースターに2 時間ずっと乗らされてるような激しさと狂器みたいな。うん。 もうテンポが早いじゃないですか。だから飽きないしずっとサクサク見れてだけど途中でブルーになったりて最後は大爆笑みたいな。 あ、やっぱあさん笑ったんすよね。 笑いました。そうですよね。うん。 うるりコ。 これボディホラーのスタイルを取ってるんですけど飛び上がっちゃうわゆるそのジャンプスケアなシーンっていうのはほぼないと言っても良かったかなと思う。 グい方ですよ。 そうですね。月の方が苦手だっていう人がちょっと苦手なんだろうと思うんですけども。あとは大丈夫です。 ストーリーをさらっとアンドさん はい。お願いします。 デミムーアが演じる元人気女優のエリザベスは自身の名を感エアロビテレビ番組にレギュラー出演していますが 50 歳の誕生日を迎えるとデニスクエイド演じるプロデューサーのハーベイから交板を言い渡されます。 容姿の衰えと共に仕事がなくなる恐怖に心 が壊れ出した彼女は若く美しく完璧なもう 1人のあなたを作り出すという怪しげな闇 の再生医療サブスタンスに手を出します。 提供された液体を自分に駐射すると背中が 避け、中から完璧な自分数が現れます。 マーガレットクアリーエンジェル数は ハーベイに1目で気に入られ立ちまち スターダムに駆け上がる。1 つの精神を共有するエリザベスは1 週間ごとに入れ替わらなければいけないというルールがあるのですが次第に数がルールを破り出しててんてんてん はい。で、この映画でもってですね、ま、主演のデミームーアですね。彼女の復活が、ま、大きな話題となったわけなんです。デミームーアさんは 1962 年生まれですよ。このこの映画の中では 50歳だけど実際には60 歳なわけですよね。そうですよ。 [音楽] そうなんです。完暦をすぎてのこの大復活劇ですね。 いや、 で、キャリア範囲の更新になってるわけなんですけども。 で、これって例えばジョトラボルタがパルプフィクションで復活した時のような感じかなとか思ったりするんだけど、いや、それ以上なんじゃないかと。 うん。そうですよ。やっぱり女優さんっていうこともあります。 それなんですよ。その女優さんはハリウッドに限らないことだと思うんですけども、やっぱり年齢を重ねるにつれて活躍の場がどんどんくなっていってしまうっていうのがこの現状なんですよね。現実。 それもあるし、今回の映画の内容からやっぱりデミムアの活躍はもうでっかいインパクトっていう風になりまして、 そのデミムアのデミとルネッサンスをけ合わせた増合語、そのデミッサンスっていう言葉すら生まれて流通したほどだったわけです。 そうなんですね。へえ。活災ですよね。本当ね。 うるり子 あんまり知らない方のために言いますと、デミームーアはですね、 1990年です。27歳の時でした。 出演した映画ゴーストニューヨークの幻でですね、ま、 6 ロを回して大ブレイクしたわけなんですけども、 かかったです。噛切っちゃうよね、もう。 で、この大ブレイクで映画1本のギャラが 1000 万ドルを超えちゃう大イスターになったわけですね。トップスターになったわけなんです。なんですけども、この後年齢を重ねて 40 歳の時チャーリーズエンジェルフルスロットルっていうのがこれ 2003 年にありました。この出演前にですね、彼女は役づりのために数千万円だったかな。 て全整形をしたっていうことでも 知らているんですよ。で、それからまたもう 20 年ありですね、このサブスタンスにたどり着くわけです。で、まさにデミ自身を投映したかのような役がオファーされたんだけど、その元々は脚本監督のコラリーファルジャはデミームアがこの役を引き受けるわけないと周りに言われたんですって。 [音楽] ああ、そうでしょうね。 でも脚本送るだけ送ってみたっていうことから始まったわけです。 なるほど。はい。 ま、結果ですね、ショートは無縁だったデミームアがこの今作出演によってゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞しましたし、 アカデミー賞の主演優賞の有力候補にまでなったわけですね。 え、そこまで行きました。で、ここでですね、ゴールデングローブ賞受賞時のデミムアのコメントをですね、一部抜粋で聞いていただきたいと思います。安藤さんお願いします。 はい。私はこの仕事を長い間45年以上も 続けてきましたが俳優として何か賞を頂い たのはこれが初めてです。30年前、ある プロデューサーにあなたはポップコーン 女優だと言われたことがあります。当時私 はそれをこのような賞をいただくことは 許されないことだと解釈しました。成功 する映画、大金を稼ぐ映画には出られるか もしれないけれど認められることはないと 。そして私はそれを信じ受け入れてしまっ たのです。それが時を経て私をしばみ。数 年前にはもうこれで終わりかもしれないと 思ったほどです。もう十分かもしれない。 やるべきことはやったかもしれないと思。 どん底にいた時魔法のように大胆で夕敢で 片破りで全くもとてつもないが私のところ に舞い込んできたのです。それが今回の サブスタンスという作品です。宇宙が私に あなたはまだ終わないと告げたのです。 いやあ始ですね。そうですね。 ちょっとあのエモーショナルになってしまいましたけれども いや本当ですね。 この間ですね、作品と監督の思考ですとか舞台裏のお話に入っていきたいと思うんですけども、ここからはネタバレ要素も含んでちょっと自由に話したいと思いますので、まだ知りたくないなという方はここで再生を止めていただければと思います。 うるり子 安藤さん、あみさん、今度はあのネタバレありでいいのでちょ率直な感想をですね、お話ししてください。 エイジズムとかルッキズムとかっていうテーマが主軸にあると思うんですけど、 そういうものって結構単純化されやすいというか、男性から押し付けられたそういう価値観をこう打ち破ってみんな自由になろうみたいなメッセージが込められてる映画ってたくさんあると思うんですけど、 この映画のすごいと思ったところはもう1 人の自分がこう外からじゃなくて自分の中から出てくるっていう でその自己承人欲求モンスターみたいなもう 1 人の自分が中から現れてしかもそれは自分とう は1 つであると言われると、要するに、ま、全く別の 2 人に見えるんですけど、自分自身であると言われると、しかもそのもう 1 人が全くアンコントローラブルなわけですよね。で、ここにやっぱこの監督のすごさはあると思って、 なんかその単純じゃないと思うんですよ。そのルッキズムにしろ、なんかエジズムにしろ、そのやっぱり女性もそれを実は分かっているので、 なんかこうすごい複雑なもので外から押し付けられてるばかりじゃない。 こう突きられたというか本当にそうなんですかとあなたその外からの基準を内化してるだけなんですかと問われてるような気がずっとして そういう怖さがありましたね。 うん。深いですね。 いや、本当に2面星というか。 そうそうそうそうそうそうそうそう。うん。 あれしつこかったですね。男のあの電話の声が。 そうなの?そう。そう。areone。 何回言うんだよお前は。 あの、 あれがすごい大事だったってことですよね。 そう。あそこに深みがあると思うんですよ。あくまでお前は 1 人なんだっていうことを実は何度も言ってくれてるわけですよ。だけど絵面は完全に 2 人の違う個体だからその観客は忘れがちだっていうそうですよね。 アさんも言ってくれたのを整理すると1 つはそのユワいことでだけどエリザベストっていうこの両方の視点で描いていくっていうことが 1つの特徴であるのとさんあれですね、 この2人にされたルールですね。 そう、そう。1 週間ごとに必ず交代しなければいけない。例外はない。 ここがどうしてもその欲望によって乱れていく 1 つのこのルールを貸しているっていうことがポイントとして そうですね。あのこの設定が非常に面白くその数がルールを破ることによってエリザベスの体にま、ある影響が現れるとでもやっぱり 2人は一心同体なわけですし 同体なんでゼロサムゲームになってるわけですよね。この相対としては変わらないから片方が奪えば片方が失われるっていう そういうゲームになっているってことですね。 うるり子お話自体はとってもシンプルで、 その題材はもう別に新しくもなんともないわけなんですね。その、ま、おいを恐れておいに抗がう飛躍を手に入れて体がおかしな変形しちゃう映画って言うとですね、 とアに美しくっていうのが、ま、1992 年になっちゃったんで、もうだいぶ前なんですけど、 メリルストリープ、 メリルストリプトゴールディホーンの主演ですね。監督はロバートゼムキスだったんですけれども、女優さんが自分が置いていくっていうことを怖がるっていうところにはまってるわけですね。 [音楽] つですね、その強い不安から自分の身ドッペルガー的なものが現れてそれと攻めぎ合うっていう意味でいいくとブラックスワンが 例えば代表作としてあってこれは2010 年でダーレンアロノフスキー監督ですね。 この監督もコラリーファルチャ監督が尊敬している 1人なんですね。うん。なるほど。 ま、例えばで言うとこういう風にアに美しくとブラックスワンをこうってこう合わせてうん。 うん。で、こうミキサーにかけて で、ゲちょゲちょにするっていうの、 そのコラリーファルシャ監督はなんかもう月長にしてその濃すぎるぐらいの味付けにしてこう提供したのがサブスタンスっていう感じですかね。 うん。確かに前半は結構スリラーっていうかスリリングですけど、後半にニクに従って東亜に美しく系ですよね。 あ、そうです。そうです。で、ちょっと濃すぎて笑っちゃうわけなんですよね。それで、ま、実際ですよ、映画の幕け、今回サブスタンスですね。 ドアに美しくと似ているんですよ。で、それはメディリリストリープが演じたその女優さんがブロードウェイのミュージカル公園があって、その劇場の前にプレイビルが落ちてるんですね。プレイビルっていうのはあの無料でもらえるその公園の小さなプログラムみたいなもんです。 [音楽] 勝査師ですね。で、そこに彼女のもちろん顔が乗っていて路上に落ちているんですね。で、雪かう人に踏まれたりですね。汚れていくんですよ。 あ、なるほど。 で、しかもその女優さんってまだんだっけみたいなことが声で聞こえてくる。 これもまさにサブスタンスのはい。 ですね、 始まりと同じなんですよね。で、サブスタンスではハリウッドのウォークオブフェイムにあるこの主人公のエリザベスパークルの名前の星型のプレートが俯瞰ンショットで捉えられて全く同じようなことが行われるっていうことになっていて、 [音楽] しかもですよ。ラストショットもとに美しくと似ていて生首だけになっちゃうっていう顔だけになっちゃうっていう、 そこも共通してるんですね。 ていう、ま、これは偶然か真似したのか分かりません。 マージなのか知らないんですけども、ただそのアに美しくっていうのはその体が変形した生首になってもなんか乾いてる質感なんですよね。 そうですね。なんか体に大穴開いたりもしますけどね。 そう。面白いんだけどなんか乾いてみます。な でもサブスタスはゲちょな。 はい。ロドロですね。ドロドロですね。 だからその終盤だとそのデミームアがそのロードオブザリングのあのゴラムみたいになっちゃったかなと思うとそのままた先の最終形態があるっていう あれは そういう変形ですなわけなんですね。 はい。 ということでお話自体は新しいわけではないんですけれども、実際にスターシステムの中にいたデミムーアをキャスティングできたことですに 1 つの事件を起こせているし、お話の見せ方に独自の個性があると言えるんじゃないかというお話だったんですけれども、こからまた大事な話をさせていただきたいと思います。 うん。はい。ウルリコ [音楽] コラリーファルジャ監督の思考。え、それを上げますとですね、私的には 1 つは現実から逸脱飛躍するっていうことですね。 うん。で、もう1 つは象徴性っていうものを常にして追求しているっていうことです。 で、じゃ、まず1つ目ですね。 現実から逸脱して飛躍するっていうのは詳しく言うとな何のことなんでしょうか?これあのアメリカのメディアのインディワイヤーのインタビュー記事がですね、 1 番監督がこの点について明確に話しているなと思ったのでご紹介しますと監督はですねを与えた映画 6本を上げて喋ってるんですけど でそれらの映画から監督が学んだことは何かということで幻想的な世界つまり現実のルールを破るということ 自分の映画の現実を自分でう 作り出す。そのことで自分以外の誰も作り出せないものを自由に作り出せるようになるんですっていうな話ですね。 なるほどね。 どっかで現実の規範ルールから飛び出しちゃうで飛び出しちゃうけどそれに観客がついてこれるようにやらないとただのつまんないものにねられちゃうんでそこが難しいんだと思うんですけどもではですね言えば何だろうってことですね。 現実から飛躍して独自の世界観客を連れていく場面はどれかなって振り返えるとやっぱり監督がですね脚本の最初に書いたという分身の誕生シーン [音楽] そうですよね。 出産シーンと言ってもいいんです。 あ、もうあれは ここで完全にこのリアリティとは関係ないところへ行くわけですね。 で、多分さっきア藤さんがおっしゃった 内面の世界へ実は行っているんじゃないかっていうことですよね。 うん。外側の世界じゃなくて彼女の心の中に実は連れ込まれていっているっていうことなのではないか。ここが 1つの結界になってるんだった。 なるほど。あのバスルームでのシーンが はい。 ここで引きずり込まれてったわけですね、我々。 うん。そうですね。 で、あのちなみに言えばですね、今年のアカデミー賞のオープニングでもですね、このシーンのパロディーが流れまして動画があの背中から司会者が登場したんです。 そうですね。 やっぱそれぐらいこの象徴するもう強烈なね、そのシーンだったってことになるわけですよね。だ最高の 3 時じゃないですかね。あの動画パロディ動画もね。 ええと思います。で、この分身が再先端の設備で再生されるっていうことじゃなくて、その主人公の 1 人暮らしの自宅のバスルームで背中が避けて 分身がい出てくるってことですよね。 そうですね。 ね。で、さらに言えばですよ。 気が効いてるのはですね、この分身が自分を誕生させてくれた母体の背中を縫い合わせ。そうそうそう。 雑だし。あれ? そう。すごい縫い目。荒いな、これ。 あら、み。 しかもそのシーン長いんですよね。なぜこんな長いんだ?見れなかったですよね。向けました。 あ、本ん当ですか。だからね、これを見た時に私はね、そりゃもうミッキー 17はかむわなと思いました。 ああ、そう。 どんなね、バイオプリンターとか言ってガチャってなんか綺麗に出来上がってくるものが このサブスタンスより後に公開されたところで 確かに生々さが違うよね。 で、ちなみにちなみにあのリドリースコット監督のですね、これ 2017 年だったからエイリアンコベラントでもですね、男性の背中を突き破ってエイリアンがこう気持ち悪く生まれてるんですよ。そうなんです。 [音楽] なんですけど、もちろんやっぱりエイリアンは背中を塗ってあげはしないです。 残念ですけどね。やっぱこれ塗ってあげるってところがあったらしいですね。 そう、そうですよね。だからやっぱ自分自身だからね。そうなんです。そう。 しかもなんかその前に男性現れたじゃないですか。 で、背中の背骨をって触ってポテンシャルあるみたいな。はい。はい。 そう。あの、あの主になる先生の隣にいる無駄にハンサムな若い種ね。みたい ね。なんかウエストサイドストーリーに出てきそうな髪型という。 ま、でも彼もね、 彼もここにがありましたからね。 で、またね、謎が解けるというか。 これあって結構その何な何か分身とか二重人格を描くものの中であの必ずのように出てくるマークですね。 あ、目印にね、なると確。 はい。そ、さらにちなみにですシンですね。 はい。 数がこう出てくるじゃないですか。これ出てきたら今度数の主観視点になって一輪証視点になって 数からの視点でこうよろよろするじゃないですか。 あれは優さんの耳の仕込んで骨に響く音まで拾うようにしてるからあの主観的な音がちゃんと聞こえるようになっているんですけど [音楽] そこを私は言いたかったわけではなくて その後に数が立ち上がって鏡を覗くじゃないですか。 [音楽] この時の鏡越しの映像じゃないですか?これ実は鏡の向こうに同じ部屋をセットもう 1 つ作ってあってだから鏡じゃないんですよ。 なんで?あ、え、 鏡だと、あの、邪魔になるじゃないですか。 あ、カメラがね。あ、え、お、 か、カメラが映っちゃうだけだったら消せばいいってことはよく他の映画にもやってることだけど、こうまっすぐ取ろうとするともうもう取れないですね。数が目の前にいるから。 スの後ろ姿が目の前に来ちゃうから取れないじゃないですか。 ああ、 だから本当に正面で越しのようにるには実は向こう側にマガレットクアリーはいて、 物がいる 向こう側も同じセットになっていて、カメラがまるですと同じようにこう動いてあげるわけですね。少しゆらゆラにあの息のあったカメラワークじゃないですか。 なるほど。 そのシを取るためだけにじゃあもう1 つの表 [音楽] だからあれは鏡じゃなくて穴なんですね。 なるほどね。うるり子 さあ、そしてここでですよ。3 人ともみたコラリーワル者監督が注目されるきっかけになった前作 2017 年になっちゃいますけどリベンジというのがありました。 はい。 じゃ、この作品で現実から世界を離脱させる場面それは何でしょう? これはあれじゃないですか?生き返る。 そう、そう。あのうん。 ぐからのね、抜くし自分で。 あ、そう、そう、そう。 あの、見てない方のためにちょっと説明しますと、リベンジという作品はですね、祭祀男と不倫関係にある若い女性が主人公なんです。 で、この女性がですね、この男性と砂漠地帯にある男性の別荘に休日を過ごすためにやってくるんですね。ヘリコプターで。で、そこにこの男性のハンター仲間の男 2 人がやってきて、主人公はですね、不倫相手の男性が留守中にハンター仲間にレイプされてしまうわけですね。 うん。 で、彼が戻ってきたと主人公から何があったかを聞かされるんだけど、彼はろう子とかですね、口封のためにこの彼女を崖から突き落として殺害するわけなんですね。 うん。 で、突き落とされた彼女は下の方に立っている枯にぶっ刺さるんですね。 腹、腹の、左の腹の辺りがぶっ刺さっちゃうんです。あ、もう死んだって思われたんだけど、 なんとここからですね、張り付けになったキリストが復活するみたいな感じで。 いやあ、死血されてたんですよね。木の 木の枝によってね、 息を吹き返すんですね。ここでもう完全に現実から一脱することができたわけですよね。だ、こっから先はもうなんだっていうわけです。 監督がやりたいでこの世界を描くっていう風に なってるわけですね。はい。ということで、今お話したのが現実からの逸脱と飛躍っていうことですね。 [音楽] 売る子でもう1つあります。 さっきちょっとだけ触れました象徴性っていうものをですね、つも追求している監督だっていうことがとても大事なんだろうなと思います。うん。 言葉でほとんど説明せずにイメージでシンボリックなものでいかに観客に伝えていくのかそれをなるべくならもう連続させたいわけですね。多分監督は。 うん。 だから徴性を強く意識してい追い求めてるっていうことに注目して映画を見ていただくと 多分より味わいが増すんじゃないかと思う。あ、これもそうだな。これもそうだなっていう風に。 なるほど。 で、ま、作品の公式の、ま、動画ですとか欧米のメディアで監督の発言を色々調べてみましたけれども、やっぱりよく彼女はシンボリズムっていうものを自分は扱っているんですっていうことを繰り返しおっしゃっています。 [音楽] うん。 で、監督はですね、その元々ジャンル映画が好きなホラーとかアクションとか色々ありますね。サスペンスとか映画が好きな、ま、フランス出身の監督さんで リベンジも見るとはっきりするのはストーリー自体はシンプルでオッケーなんですね。 そうですね。で、復讐劇 セリフはとっても少ない、会話が少ない。 で、ちまみれになるご表現ですとか、グロテスクの表現、それから暴力、それから体が変形しちゃう、変容しちゃうっていうものが好きな人なんだなってことはもう明確になってきますね。 で、ですからその映画自体はなんかひどく難しいものにはならないんですよね。 うん。 ていうことよりもすごい極端にフルスイングしていく人で その表現を 見るとどうしてももうなんか忘れられない場面をい 生み出すことができる人なんだなってことがよくわかりました。 で、先ほど言いました性を駆使するっていうのは例えばですね言えばもう冒頭の冒頭がまずそうですね卵の黄に駐射するっていう うん。 で分裂するっていうこれはもう象徴的の何者でもないんですね。 ああ。 で、私主にこの卵黄色い黄があって、それ置かれているのは水色の場所なんですよね。このコントラストがもうロソンゼルスの空のイメージなのかなって思ったんですね。 [音楽] ああ。 で、そのに続く今度ウォークオブフェイム。これもまさにもう象徴そのものですよね。このタイムラプスでエリザベスパークルは何なのかっていうことをも言葉なしに語っちゃうわけですよね。 それからまた悪の象徴のようなプロデューサーの名前はハーベイなわけですね。 これはもうもちろんハーベーワインスタインから来て、ま、当たり前のようにここで使うわけですね。 それからですね、思い出してください。あのエリザベスのリビングの大開光、大きな窓の外に唯一はっきり見えるものがですね、数のレオタード姿のでっかい看板だけ。 この設定、このこの失方。 そんなわけないじゃん。あの現実だったら。 うん。 だけどなんとなくハリウッドぽい景色があって、もうハウッドらしい大が うん。どまにある そういうロケーションを作っちゃったスタジオの中にね。 うん。うん。うん。 これも結構大胆なやり方だなと思って。 確かま、ある種の新象風景ですよね。エリザベスの。 そう。そうなんです。完全に。だからやっぱり内面世界へと引きずり込んで象徴の連続にしてあるわけですよね。 うん。 で、作り出したいビジュアルへのこだわりっていうのはとっても強い人で、 序盤でね、デミムーアが着ている黄色いコートもあるじゃないですか。 黄色いコートあるんですけど、ま、あれって卵の黄ともそのロサンゼルスの太陽ともこう繋がるような黄色なんですね。この黄色の色合いがとっても大事で [音楽] あるんですけど、デミームーア自体はロサンゼルスであんな分厚いコートを切ることはないですよ。 そうですね。普通に言ったそうです。 言ったそうだけど監督はどうしてもその主人公のキャラクター付けとして必要だってことで貫いたんですね。 で、しかも衣装さんが寄制品を20 着とか買い集めてしなダめしたんだけどどうしても納得いく黄色が見当たらないと へえ 微妙になんか違うんだよなっていうことになって作ったんですね。 そう。へえ。 記事から買って作ったと。すごい印象的でしたよね。 あの、マーガレットも切る時やってきたり記事から作って最終的にあのデミームーハにプレゼントされたらしいんです。 [笑い] いや、それでちなみにですよ。このサブスタンスに登場する衣装ってなんと実はこのためだけにこうカスタムメイドしたとかそういう衣装さんのもう渾心のあのものだらけなんだそうです。 で、例えばその象徴シンボリックなものでもう 1 つ言えばですね、スーが切るナイトガウンもそうですね。 あの、背中に輝くドラゴンがいたやつ。 ああ、 あれはですね、現地メディアによるとですね、スパンコールが約 1万個。へえ。お、 手作業でさんがつけて、 え、2 ヶ月で完成させましたという白物になっていまして、 なんか野象徴みたいなね、感じでしたね。 そうです。ああいうのもね、すごくシンボリックですしね。 うん。うん。売るリコ さっきのあの前作リベンジでもですね、じゃ、象徴性っていうのはあの、非常にですね、盛り込まれているなと思うわけですね。うん。うん。 うん。うん。 あの、主人公の女性がさっき言ったあのぶっ刺さった木から自力で脱出して その後夜を迎えたところのシーンがとっても良くなかったですか? いやいや、すごかったですね。あそこ1 人で一旦、ま、落ち着いて 缶ンビールかなんか飲むんですけど、その後ですね、 要はお腹に木がぶっ刺さったまま、 ま、まだぶさってるわけですよね。 これくの痛いっていうことで自分で手にしていた元々はあの男が持っていた幻格作用のすごい強い虫みたいなやつを口にしましてそれでま、ま、いわゆる大丈夫な状態にはなったわけですね。 [音楽] そう。もうなんかま、りちゃって ずっとらりってんじゃないかぐらいですよね。 目の決まり方がそうすごかったですよね。でもなんか それさ、あのカキ今日抜いたまではま、まだ普通だと思うんですよ。 その後のさっき飲み干したビール感かなんかをこう切って丁寧にそれをこう平たい形にして 焚き火で寝して それでまだ腹に穴開いてるから寝した鉄板になったやつでジーって言ってんですよね。 背中はって思いましたけどね。開いてるです。背中も。 背中もやったんじゃないなかったから普通だったから。 でもさ、この夜のこの翌日のカット腹が映ったカットがいいじゃないですか。この あれ良かったわ。元々乗っていた。 高だね。多分高だよね。うん。 あれがちゃんともう焼員になって腹に乗っている。 こい。これがね、これナイス。 お、そう。あれはすごかった。 ああっていうのがですね。 確かに強さを手に入れた強さの象徴を確 これ背中のドラゴンと通じますよね。 そうですね。で、ちっちゃくビールって入って。 そう、そう、そう、そう。可愛い。 そう。あれでまたね、なんか強くなっちゃった。 なんかこの逸脱ぶりっていうか象徴が思いっきりがいいので こういうのって多分海外の映画だと そうなんかねんですよ本当にと そうそうそうそういうのを作れてるわけです そうですね だからただのランボじゃないんですよねちょっとこういうかっこいい面白いランボになるってことですよね。 そうですね。 そこが素敵じゃないでしょうか。こういうわとかですね。 イエイとか多分観客が日本だとちょっとそういうことはないと思うんですけど海外で普通にこう騒いじゃうみたいな シーンを生み出せる人だってことですね。 ということでこの監督の特徴ですね、その現実からの逸脱で世界を描くっていうことと象徴性についてここまでは喋ってきたんですけど 売るり子 あとま今作も前作もこの監督は裸を取りますね。 好きですね。裸がね。 ね。あさんどうですか? はい。お尻何回見たんだろうって思いました。 お尻ね。綺麗なお尻。お、 前作も今作もお尻だったです。 男女と共に全裸があるっていう 全裸。 いや、元々フランスの監督さんなんで、ちょっとその感覚的に日本人ともアメリカ人とも違う感覚だとは思うんです。体に対して。その裸の体っていうことに対して。 そうは言ったってなんかこんなに取るかっていう。 うん。そう。しかも取り方、特にあのサブスタンスの取り方はこれなかなか男性監督じゃ取れない取り方。 はとにかくすいセックスアピール 男性から見た女性の体の魅力をもうこれでもかという位置で取るじゃないですか。 あ、もうまさにそうです。 そう。で、エリザベスは一本のエリザベスはやっぱりおい、おい、もう、もうシとかもうデミムーはもう大丈夫っていうぐらいドエスだな監督って思いましたけど、この取り方するんだみたいな。 そう、そう。もう本当そうですよね。 うん。でもやっぱりそれが構想してますよね。 いや、そう。 だからこれが男性監督がもしことやったらちょっと今このご時世で うん。そう、そう。 すごいろんな批判を受けるんじゃないかと思う。うん。取れないですよね、やっぱり。うん。 でもやっぱこう女性の監督が取ると何かそこは政府になっていくっていう感じもありますね。 まあまあそうですね。あのあ、なんていうかあえてのですからね。もう本当に。 そう。 私がああいうショットを見てて思ったのは男はこういうのが好きなんだろうっていう。 うん。てやるよ。特に数はね、 こういう視点で女性の体を見て切り刻んでんだろうっていう風な、そう。そういう象徴的な、まさに象徴的なカットをボンボン見せつけてくるんですよね。 なるほど。 だけど一方でそれって映画の工業ビジネスメンっていうことを考えた時にそういう映像で男性客を喜ばせているっていう面も確実にあるわけ。 あ、確かに。 両方満たしてますね。あ、ですよね。 ま、そうか。 だからそういう男性のその視点への批判もあるけど ビジネスとして見るとそれはまたもう1 つ丸収まるところにもあるっていう。 あ、確かに。めっちゃ効率いい。 こともことも絶対自覚してますよね。もちろん。 ま、そうでしょうね。そう。だからマーガレとクアリーを使ってるんです。 そうなんですよ。分かってると思うんです。あ、マーガレットクアリーはですね、この役のために元々もちろんね、この言い方どうしていいかはよくわかんないですけど。 ナイスバディと言いましょう。方 なんですけど、半年かなんかもずっとワークアウトしてたと。 ああ。 で、あの丸いお尻を作って現れて、で、デミムアはマーガレットのあの丸いお尻には関心したわっていう。すごいって言ってるっていう。 [音楽] かっこいいですね。ま、1 つちょっと言い忘れたんですけど、サザオールスターズに原裕子さんがいるから許されてるっていう現象がずっと続いてるじゃないですか。 あ、何?どういうこと?何十年も だから桑田桑田さんがちょっとなんかエロい歌詞とかそう舞台にたくさんいつもなんかセクシーな女性たちが出てきてやってるけど原裕子さんがそこにいてニコニコしているから中和されるってことが何十年も続いてるわけですよね。 確かになるほど。それはそうですね。 これがサ現象なんですけど。 そういうことがこの女性監督がこれをやっているから うん。同じなんかこう大丈夫。 確かに。はい。うん。それは違うもんだ。 そう、そうか。公認なんだな。そう、そう、そう、 そう。女性が公認してるっていうことになるっていう。うん。 え、ちょっとそれが言いたかった。 うるり子 撮影の舞台裏も楽しいので、あの、紹介しておきますね。マーガレットクアリーはですね、最終形態ちょの モンストロをですね、 怪物になる特殊メイクを施してもらうだけで 1回6時間かかってたわけなんです。 だろうな。 あの格好で撮影を8 日間やらなきゃいけなかったんです。 マーガレットクアリーは毎日6 時間メイクした上でってこと。すごい。 それね、あれプロテーゼっていうか、その人工皮膚っていうか、 この絵がとってもCG を使わないことにこだわってるわけですよね。 ええ、 やっぱその肉体だし、その肉っていうことが CG じゃダメ。特殊メイクで実際に取るっていう。 え、じゃあ腰の後ににエリザベスがいるのも本当にやってんですか?それはそ れは一緒には入れなかったんです。 あれはあのドレスの中には入れなかったんですけど。 そう、そうなんです。え、で、この最終形態モンストロでマーガレットは皮膚と本物の皮膚の間もうビっちゃびチになるじゃないですか。汗で当然だけど吹けないじゃないですか。撮影中ずっと。これで完全にニキビがもうバーってできちゃってかいそう。 [音楽] カ知するまでに約1 年かかったそうですよ。へえ。そんなに でこのサブスタンスの次のマーガレットの出演映画があのヨルゴスランティモス監督の哀れみの 3 章だったんです。だから彼女見るとニキビ顔のまま出てるんですよ。 本当ニ キ顔を生かすことにしたというよこランティモス。 へえ。 すごい。ま、ランティモス好きそうだから、ま、それはそれで ね、そうなんです。うるりコ。 そしてイットアップのエアロビ番組ですね。 あげてこうぜみたいな意味ですか?パンプアップはですね。 あれでもすごいカットじゃないですか。もうこれでもかお尻丸出しのエアロビをやるじゃないですか。しかもあのなんですか、わゆるトワークダンスっていうやつでいいんですかね?あのお尻をこう突き出したり引っ込ましたりっていうの こうペコペコやるわけです。 マーガルトクリって元々ダンス歴があるんですけどこれはやったことなかったみたいで [音楽] すごい恥ずかしかったのかすごいできなかったのかリハーサルでそのスタジオセットを泣きながら飛び出していったそうですよ。 へえ。 それに監督がついていったっていう本当に大変だったんですよ。だからこの撮影追いかけていってあ、でも そっからなんかまた特訓してあの素敵な すごいシというかま、あの取り方もね、舐めるようにね、舐めるようにもすごいモンジになってますけどしてますけど うん。いろんな感情がありそうですね。 へえ。頑張ったんですね。 そうなんですよ。 だから私も思うにこの部屋が本当に評価されて良かったなと思って本当本当評判になった。 いや、本ん当デミムアとマーガネットクリーはね、本当に拍手っていうかね、本当です。そうなんです。あ、あとですね、イギリスのメディアによるとですね、マーガルとこ、あの、お尻はすごい鍛えたんですけど、胸の方ですね、こっちは特中の人工さを装着しているんだ。 [音楽] ええ、そうなんですか。 いや、元々だからナイスバディな方だと思います。思ってるんですけど、 細み、細みだからね。 だからもっとなんていうですか、わゆるこうなんていうかシンボリックな体系にしたかったんですね。監督が 業みたいです。 あとですね、元々プロデューサーのハーベー役にはレイリオッタがキャスティングされていて撮影に入っていたんですけれども、なんとクランクイン後にお亡くなりになってしまって あ、そうなんですね。 変わって演じることになったのがデニスクエイドなんですね。ですからすでにレイリオッタで撮影済みのシーンは全部取り直したという大変な経緯があるわけなんですよね。 売るリコ ハリウッドロサンゼルスを舞台にしている映画なんですけども、実は全編フランスで撮影しているという。 へえ。それすごいですね。 あの外に出てちょっと人目をし飲んで出かけていくと上にこうヤシの木並んでるじゃないですか。 あれはあのカヌ映画祭のカヌの道ですね。 ね信じらない。あの私もア藤さんもカの映画さには取材に行ったことがあるんで、あ、あの道かなって思うぐらいのあそこです。 あの海岸海岸沿 そうか。 そう言わ、言われてみればっていう感じ でカメラが青いで取ってヤの木だけが空に生っていたりするじゃないですか。その真ん中に、ま、主人公がいたりはするけど、 これもだから徴で十分ってことですよね。 ヤの木ロサンゼルスみたいな。 うん。円形取るとカヌになっちゃうっていう。 そうで、だから円形を取らないんですね。 しかも後ろから例えばエリザベスが歩いて行ってる時はもうものすごい飛振度を浅くしてその本人以外はぼやけてるっていう状況でみんなロサンゼルスだと思わされてるだけっていう [音楽] 確かにウォークオムフェイムとのきだけでそう思わされてるわけですね。すごいな。 ほぼザイクみたい。 そうなんですよ。でも人目をしんで歩いてる場面だからその精神的にもこの飛度の浅さは合ってるわけですよね。何の問題もないですね。 [音楽] ない不自然じゃないんだ。 うんてからそれ感じました。うるり子。 そしてですね、バスルームでの誕生シーンですとか人工皮膚を使ったり、ハートがモヤーンってこう燃えがったりするじゃないですか。竜も燃やがったりする。 ああいうのは全部主要な撮影が終わって役者さんが終わってそっから 10人程度の少人数チームで これを監督がラボ撮影と呼んでますけど まるで研究所っていうかそういうところ特別でそう実験説で取ってるみたいにもあれやこれやをやっていったと へ あじゃきっとウォークオブフェムとかもそうなんだね 全部まん実験施設みたいですよってることがね あのこのがやっぱ生好きじゃないです 生とか血とか好きじゃないですか? とかのそうそう。 あれもじゃあラボだったんですね。 そう。ラボ撮影でなんかね2 週間とかずっとやってたわけなんですね。へえ。 それでこのラボ撮影の中で1 つおマージュですけど、1つさっき言った 6 本の影響を与えた映画の中にスタンリーキューブリックの 2001 年宇宙の旅がもちろんありまして、その中にね、 2001 年宇宙の旅っていうのはスターゲートシークエンスっていうのがありまして、ワームホールってかすごい高速で移動しているシーンで光の模様が出てくるわンて。 それが監督の年頭にあって誕生シーンでエリザベスから生まれ出てくる分身の数に意識が移行するところでこう光が あ、カラフルなあった ストロボコが色が変わりながらチラチラチラチラうグレグレグレグするシーンがあるです。 これはキューブリックのスターゲートシークエンスから発想を得て今だったら当然 CG でできるのにアナログでやろうっていうアナログ ことででキューブリックの2001 年うちの旅っていうのはスリッドスキャン撮影っていう呼ばれてる手法がありましてカメラの前に黒い板が立っていてそこに細いスリッドがいてるんですの向こうをろんな模様がこう移動してくんですね。 それを長時間露行している カメラでこう追っているとああいう模様になるスリットスキャン撮影なんですけどこれをやったわけじゃなくて あ違うんだ。 発明したわけです。この自分がやりたいことのためにラボ撮影でそれはね、こう水平に回る大きなドラムみたいなものが 2 つあると思ってください。ここに縦にネオン感みたいなものをたくさんつけてぐるぐる回すんですよ。 [音楽] あ。 で、そこにちょうど真ん中に向かってカメラを接近させたりグラグラグラグラさせるとあの意識が移行していく。 光のトンネル、え、 撮影になるんですよ。すごい。 詳しくはですね、この配給することになったそのムビっていうですね、 MUI 配信サービスのプラットフォームの会社があるんですけど、 そこの公式チャンネルかなんかにあのBe indザシーンズ撮影舞台裏のとっても楽しい動画も載ってるんで、 YouTube でもいいですし、私確認したのは Instagram で日本版のサブスタンスの公式じゃなくて、トライザブスタンスっていう風に続けてローマ字で入れてもらうと公式アカウントが現地のが見られる。 [音楽] ですけど、そこの1月12 日にポストされた動画を見ますとですね、まさにこの撮影シーンがですね、見れて 見れて楽しいぞって。 そんな手間かかってるんだ。 そう、り子。 そしてですね、このラボ撮影とはまた別に 1番最後劇場のシーンありますね。 あの月ちょのモストロが あの血を噴射噴射し続けていうシーン。まるであのですね、 キャリー キャリーです。ブライアンデパルマのキャリーのラストシンです。 あれは豚の血を振らせたっていうあの有名なシーンなんですけど、まるでそんな感じにみんなもうちまりになっていくっていうシーンなんですけど、この時にですね、監督は自らですね、ヘルメットカメラを被ぶってですね、 POV すま、このモンスターの視点の映像をどうするのかって言った時に自分でヘルメットカメラをかぶってです。自分で首を振ってるんですよ。 [音楽] カメラが装着されたヘルメットをかぶってグリングリン客席を取ったりステージを取ったりしかもあの血の血のホースも自分で持ってもうみんなをこうちまみれに染めてるわけなさ絶対監督ニヤニヤしてますよね。絶対楽しんでますよね。でももう目に浮かびますね。それいいですね。 [音楽] そう。そうなんです。 なんかそういうユーモアはきっとその監督の楽しんで取る姿勢から生まれている気がする。 そう。 で、自分の本拠地であるフランスで撮った理由もそれが大きな 1 つの理由なんですって。ハリウッドに行って取るんじゃなくて自分の映画の自由 があると思っているフランスという国でうん。 自分の信頼するスタッフでその人たちがみんな映画を愛していて自分がやりたいって思うビジョンを一生懸命力を注くれる。 それそれ正解ですよね。やっぱりね。 売るり子 撮影編集後もすごい吸った問題がありまして、そもそもこの映画はイギリスのワーキングタイトルっていう制作ロダクションがついてその親会社であるハリウッドメジャーのユニバーサルが配給するよっていう枠組で始まってたんです。 作られていたんですけど、フランスメディアによりますと、 2024 年春頃にユニバーサルの死者室でそこのユニバーサルの意思決定者 3人。これは男性2人と女性1 人だそうですけども、 そこで監督が死者を見せたところその中の男性 1人が編集をやり直してくれ全編。 ええっていう風に要求したんでそうです。 ああ。あ、 ですけれど契約上そもそもコラリーファルジャ監督に最終カット権はあったので要求を飲んでもらえないユニバーサルが配給を降りた。 すごい すごい監督。 はい。それでじゃあじゃあっていうことで喜んでやってきたのがその配信プラットフォームの会社のムビーなんですね。 ムービーって初めて聞きました。 そう。これが意外とシネフィルム系のラインナップを用意している、 え、配信プラットフォームなんですけども。 で、久はそこに移り、そして2024年の 5 月間の国際映画祭で上映して脚音省を取ったっていう流れになってるわけなんですけど、 ユニバーサル公開したでしょうね。 そ、そうですよ。ね、だって1700 万ドルぐらいの制作費で日本公開するまだ前の段階で 8000 万ドルとか稼いでるわけなんですよね。世界の世界。 え、でも今の形のやつを死者で見たんですよね。 多分あ、でもあの完全に同じではないはずです。 初披労する日前で編集してたにコラリー言っていて、しかも主演のデミムアも死者で見たものとカヌで見たものとまたちょっと違ってました。 [音楽] [音楽] で、でもデミムアも本当にああいうプレミアで観客の反応を見るまでこの映画って一になるんだろうって どういう反応が得られるのかま、不安でもあるし期待でもあるしっていう何もわからなかった。 [音楽] うん。まあでもユニバーサルは存しましたね。 うるりコ すごい生々ましいカットって他にもあってあのテニスクエイドがエビを食べるシーンあるじゃないですか。あ あ、 むしゃむしゃ。あのレスでエビを食べるシーンのために約 2kg [笑い] もエビを食べたそうです。それも咀嚼音が ASMRみたいになってて、 これもあのリベンジでもやってましたね。太った男の方が なんかチョコで中してる。 ああ。ていうかあのシーン本当にね、ちょっとトラウマになりそうなとこ いちこれをドアップで口を取るんですよね。 はいはいはい。 それでまたスーがテレビに映っててアイムスーっていう時もこの唇ドアップじゃないですか。 [音楽] これはこれまたコラリーファルジャが尊敬しているデビッドクローネンバーグ監督のビデオドロームという映画がクローネンバーグの映画にありまして、そこで全く同じカットがあるんです。言ってる言葉は違ってプリーズって言ってるだけなんですけど、全く同じ。それのおマージュなんだってことを海外の記事を見て私は知りましてで、作品を見てみた次第です。 [音楽] うん。うん。う コラリワル者監督がじゃあそのインディワイヤーに語ったサブスタンスの影響を与えた 6 本は一応言っときますね。デビッドクローネンバーグ監督のザフライですね。あのハえ男になってっちゃうってやつなんですけど、これは人間が限界を超えたいっていう欲望と体がどんどん変容していってしまうっていう恐怖。ここに着目して言ってるわけなんですね。で、さっき言った 2001 年宇宙の飛びですね。スタンリーキューブリック 1968 年。それからバートンフィンクですね。公園大 1991年ですね。 主の内変に連れて部屋環境も変化していっちゃうっていうところにとても明を受けている。それからデビッドリンチ監督 2001 年のマルホランドドライブですね。ま、これちょっと長くなっちゃう。あまり言わないんですけど。それからダーレンノフスキー監督 2000年のレクイエム4 ドリーamですね。まさにロノフスキーが現実のび出すを心えていて明を受けますという風に。 ちなみにこのサブスタンスでニスクエイドがタバコにシポって火をつけてブって吸ってしって吐くっていうそのドアップの がすごい高速の編集になってバンバンバンバンっていうのが 2 回ぐらい出てくるんですけど、それと全く同じような店舗の編集のドアップシーンがこのレクイ M4ドームにも出てきていました。 へえ。あの自分で見てみたら えあとあの瞳のドアップを高速でこう編集してあるみたいなのも ここにも出てきました。 うん。そしてジョンカーペンター監督 1982 年の優からの物体X でございます。これをなぜげているかというと、そのサブスタンスの最後劇場の場面であのモンストロがバーンって殴られると首が飛んでくじゃないですか。 [音楽] そしてまた首が生えてくるじゃないですか。 ゲボゲボゲボゲボてこの終わりのない体の変用 [笑い] ああ無限のメタモルフォーゼ うん こういうのは優勢からの物体X にインスピレーションを受けていますっていうなるほどなるほど 口からおっぱいやきそうそうあれすごかったですね 大変ですよね であの今の6 本では言及してなくてももちろんですねあのおマジとしてはシャイニングですね あ廊下ね キューブリックのはいサブスタンスでスタジオ出たら長い廊下があ いて入るトイレの室もすごい似てます。色が赤かオレンジかっていう、そういうマジなんかもあります。 うるりコ。 あと私明受けたのはですね、数がですね、 DIY 能力高いな、この人っていうその部屋を改造しちゃうっていうもうすごい。 は何?な んであんな忍者扉みたい簡単にできちゃうね。しかも穴開けてるのに あれができる。DIY すごいなと思いました。確かにうるり子。 あとおまけでちょっと言っとくとですね、ちょっとした批判もありました。 見つけたんですけど白人しかセリフを与えられていない。 ああ。ちょ、1 人だけね、白人じゃない方も喋ったと思うんですけど、そもセリフが少ないですけど。 うん。 ていうことを批判している女性のジャーナリストさんもました。あの、どっちにしてもそのコラリーファルジャンという監督が生み出すイメージの力っていうものが [音楽] 面白かったのでうん。 また新作一体どうなるんだ? いや、めちゃめちゃ期待ですね。うん。そのやっぱまた現実からの逸脱が何を奪させてくれるのか。 さらにバジェットは増えちゃうかもしんないけどなんかこの魂を失わない のではないかと思っちゃいますね。 そのやりやりたいことを貫くそ 何かを断る力まで持っているからそうしてほしいかっこいいですね。本当 本当憧れますね。うん。そうですね。 うん。 この監督の唯一無理感は作品を見ればすぐわかる。 あ、うん。うん。そうですね。と思うので と思いますね。リベンジも面白かったです。 そうですね。あ、そう、そうなんです。 あの、その前の、あの、これ配信されてないんで見れなかったんですけど、単映画として 2 作目かなより前に作られたリアプラスっていうのがあって、これは男性が主人公なんですけど、ちょっとここに今回のサブスタンスの大まかな厳選がある。 へえ、見たい。 だ、あすをちょっとその探すと、あ、なるほどねって思ったりはします。 ということでとにかくですね、あの、次作にも期待したいですね。 期待したいです。絶対見たい。はい。今回 も潤っていただけましたでしょうか。今日 もうるうるっとした1日をお過ごし ください。

#サブスタンス

💁‍♀️映画紹介は「うるりこ」で。世界三大映画祭や米アカデミー賞なども現地取材経験有りの映画至福記者 × ラジオDJ山崎あみ のトリオで感想•考察＆裏話をお届け

💁‍♀️映画『サブスタンス』2025年5月16日（金）全国公開
■監督・脚本︓#コラリーファルジャ『ＲＥＶＥＮＧＥ リベンジ』
■出演︓#デミムーア #マーガレットクアリー、デニス・クエイド
イギリス・フランス／142分／R-15＋ 配給︓ギャガ
映画の素材 ©2024 UNIVERSAL STUDIOS

💁‍♀️予告

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💁‍♀️【出演】
・山崎あみ
・安藤涼子 ＆ 宮崎晃（兼 編集）
・制作・著作：共同通信社

💁‍♀️映画紹介回 再生リスト

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▼Ep.119 2025年5月15日

#うるりこ #映画レビュー #山崎あみ #AmiYamazaki

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エンディングBGM
曲名 :「Drift」作曲 : YASUFUMI FUJIKI Gt : RYU ITO
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.youtube.com/watch?v=8zmeuIC3_N0⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠