京都画報『京都・書店の歩き方!ーあなたの一冊を見つけにー』第44回 出演:常盤貴子【BS11/KBS京都/TOKYO MX】(BS11にて2025年5月14日放送分)
京都市作教区一常寺 静かな住宅街の一角に全国からファンが 訪れる名物書店があります 。それがこの警文社一日一条時点。 1975年の創業以来本月を魅了してやま ない有名です 。その名星は日本だけにとまらず海外にも イギリスの新聞社が選ぶ世界で最も美しい 本やベストXにも選出され、多くの外国人 観光客も訪れています [音楽] 。 俳優時孝子さんもこの店をこよなく愛する ファンの1人です。 [音楽] 乙女の聖地平文社でございます。もう本当 に私にとっては京都に来たらまず1番に 向かいたい場所でした。 足しげくった頃に本当に京都駅から直接分に来てで色々本を見たりとか旅の初めに本を買ってはいけないって思いながらもつもなくこう思い思いをしてまずはそれをホテルに持っていってチェックインしてっていうのが私の京都の始まりでした。懐かしい。本当に大好きな場所です。 [音楽] 多くのファンを魅了する秘密は軽文者なら ではユニークで多彩な品揃えにあります 。例えば女性目線で選ばれた本が並ぶこの 一角は通称乙女の本だな。その名の通り ジャンルを問わず乙女心をくぐる本が満載 。 かつて勤めていた スタッフが作ったもので、今も軽文社の名物として受け継がれています。窓際の一角に並ぶのは幻想文学の数々。細をイメージしたら来えへで語の美な世界観を演出した人気のコーナーです。 [音楽] [音楽] 店に並ぶ本はどれも本を愛するスタッフ たちがそれぞれの感性で選んだとっておき のものばかり。それらがモザイクのように 集まりという独自の世界を作っています 。東京ではこう目に入らなかったものが なぜか京都に来ると気になってしまって 勝って書いてしまうっていうこともあっ たりとかしてここ警文社さんもそうなん ですけど京都にはセレクトの面白い書店が たくさんあるので今回もすごく個性的な 書店をたくさん巡れそうなので楽しみにし ております 。こんな感じ。うわあ素敵。 文化都市京都が長年 育組んできた書店文化個性溢れる独立系書店から唯一無のお宝と出会える書店で [音楽] 何ですか?この美しさはもう絵本みたいな 大人の絵本ですよ。 [音楽] 初店を愛してやまない、時高子も唸らせる奥深い都の本棚を巡るたびにご案内します。 ああ [拍手] [音楽] 。京都市のハカ街河町三条。その一角に 創業100年の故所店があります。 [音楽] それがこの菊書店。主に取り扱っているの は美術書や歴史書、宗教哲学書など。一見 何の変哲もない町の故所店です 。しかしその店の奥に は知る人知る秘密の部屋があるのです。 [音楽] [音楽] コ東西の貴重な書物を取り揃えたサロンです。菊店の増所はなんと 2 [音楽] 冊以上。天使が集めた本の中でも特に貴重なものを見てもらおうと 20年前に解説しました。 [音楽] 私しょっちゅ実はこちら寄らせていただいてるんですけれども ありがとうございます。 奥にこんなスペースがあるって初めて知りました。 はい。研究者の方とかあのコレクターの方にゆっくりとこう本を選んでいただける場所を作りたいということで、ま、 20年ほど前にここを作成いたしました。 これは一般の方でも使うことができるんですか? そうですね。 あの、事前にこんな本見たいとご予望を言っていただきましたら、ま、近い本を準備してさせてもらってで、ゆっくり見ていただけるように。 へえ。 [音楽] サロンを開いたのは2 [音楽] 代目天手の前田司さんです。解説当初は司さんが得意とする古い要所のコレクションを中心に扱っていました。天気が訪れたのは 3年前。 息子のサトさんが3代目天手として店を 引き継いだ時です 。日本の古い書物和本を得意とするサト さん。貴重な和本を買い集めサロンの コレクションをさらに充実させたのです 。親子2台で集めた菊書店のお宝を見せて いただきました。 こちらは、 あ、こちらあの解体新書っていうあの杉田原がした西洋の翻訳したで小学校時の教科書とかによくあの乗ってたと思うんですけどもお前ぐらいは もちろんですか教科書でしか知らないもが 目の前にあることに衝撃を受けております。 解体新書は1774年に出版された日本で 初めての西洋医学所の翻訳本です 。オランダ語で書かれた現象当時の日本の 医者、前の両卓杉田原白らが3年をかけて 翻訳しました。 それとこれがこれの原本となったあのクルブスのターヘルアナトミアっていう本で同じ図がよく使われてましてここなんですけどね。 あ、本当だ。 全く本当ですよね。 はい。これは同板釣りでこれは目釣りなんですけども、 この絵の正確さにあの完激して、ま、これを翻訳しようということで、あの、作成されたわけです。 [音楽] 博物館にあるような貴重な本でも手に取ってみられるのがこのサロンの魅力。自分でページをめくりながら細かなところまで感謝できます。 [音楽] うわあ、細かい。これ半でするってすごいですね。 [音楽] そうなんですよ。 美術館にあるようなものですよね。 [音楽] そうですね。 あの、大体ね、あの、大学で、あの、医学を先行してる大学とかの図書館には、ま、大体持っていないといけない本なんではい。 こうやって手にすることができるところっていうのは逆に少ないんじゃないですか? 博物館に入っちゃうとも触れないんで、あの、ま、本屋ならではのということですね。 確かな目聞きで貴重な故障を仕入れる菊店。 続いては最近サトさんが見つけたという掘り出し物の一品です。 続いては巻け物ですか? はい。これがね、江戸時代の初期頃 1640 年代ぐらいに描かれたヨ祭りの絵巻きなんですけども。 ああ、花やかですね。 はい。 江戸時代の初めに描かれたه音祭り巻。 およそ400年前の音祭りの様子を鮮やか な色彩で描いたこの作品。祭りを楽しむ人 たちの生きとした姿は昔も今も代わりが ありません。しかしよく見ると現在とは 異なる様子も見つけることができると言い ます。さん、時さん、あの議祭りも前 ね、来られてましたですから、あの、これは見ていただきたいと思って、あの、ご用意いたしました。 あ、分かります。はい。はい。 これが泣きになった攻で戦闘ですね。 そうなんですよね。この頃から戦闘、 この頃から戦闘なんですよね。 だったんですね。 で、非常にこの装飾でありますとか、着物の うわ、 柄でありますとかも金を使って非常に 丁寧に描かれてるんです。 それで面白いのが最後の方にね。 うん。 あの、船っていうのがあるんですけども、あ、これなんですけども、 [音楽] 今でもあるじゃないですか。はい。 で、ここでね、女性がね、乗ってるんですよね。 本当ですね。あれ、女性乗ったらダメなんです。乗ったらね、あの、すごい怒られるらしいんですけども。はい。だからこの江戸時代食器っていうのはひょっとしたら乗っても良かったのかなと思ってるんですけども。 へえ。はい。 なのかなって思いをはせるのもまた楽しいですね。 そうなんですよ。 [音楽] 最後に見せていただいたのは重さ20km もある巨大な本。菊店の増所の中でもとって大きのお宝です。 [音楽] 大きな本ですね。 あ、そうなんすよ。これはね、あの、ま、 1 冊であのランズフなんですけども、あの、メキシコとガテマラのランズフなんですけども、一応 1冊ではこの世界で1 番大きい本と言われてまして、 うん。うん。あの、 1800、え、40 年ぐらいかなにあの観光された本でえ、 こんな感じなんです。あ、素敵。 はい。えっと、ね、これは石板釣りこの大きさの石が必要なんですよね。 そこにこう色を入れて1枚1 枚吸っていく。手とね、材力がないと作れないなんですね。 ですね。 柔南兵のネキシコグアテマラで採取した 野生のランの姿を鮮やかなハ画で収録した 豪華な 図鑑125部出版されたうち原損するの はずか12冊ほど と言われるとても希少な1冊 です。ものすごい鮮やかですね。 そうでしょ。普通のから印刷と違ってちょっとこうやっぱりあったかみがあるというか。 あります。 こういうのをね、やっぱり見ておくとなんかいいものが出た時にあ、これはいいものだっていう風にね、 [音楽] 分かるんですよね。 うん。あの、これだけやっぱり大きいから迫力があって本物ではないんですけど、本物を見てるかのような感覚になれるような気がしますね。 そう、そうですね。 世界ってこんなに色で溢れてるんだと思っちゃいます。 そうですよね。 あの、いつも来ていた本屋さんのもう本当 にいわゆる町の本屋さんだと思い込んでい たというか、ま、町の本屋さんなん でしょうけど、奥にこういうサロンがある るっていうのがいかにも京都らしいなって いう風に感動したんですけども、そういう 場所をこれからどういう風にしていきたい とかありますか?そうですね、やっぱり あの日本の書物文化っていうのはね、本当 に世界に誇れるあの歴史がございます で、ま、それを私も一気には無理なんですけども、 1つ1 つ私も集めまして、で、それを理解していただける方に、あの、世界的にあの、見ていただいてで、日本文化を大切にしていけたらなと思っております。 繁街の一角さな書店の奥にある秘密のサロン。こんな場所があるから京都で文化が育まれるのだと納得しました。 [音楽] [音楽] 京都魚の南に位置する五所南エ ここに予約の取れない人気フレンチレストランがあります。それがこのレストラン元。実はこの店先ほど紹介した菊店とゆかりの深いレストランなんです。 [音楽] よいしょ。こんにちは。時です。よろしくお願いいたします。 統括シェフの前田本井さんは菊書店の天手 前田サトさんの弟です 。子供の頃父が買い集めた西洋の料理本を 眺めるのが好きだったという元いさん 。料理人を心志しまず中華料理を10年間 修行。その後フランス料理の道へ進み、 フランスや大阪の星レストランで腕を磨き ました。 独立し、念願だった自分の店を開いたのは 13年前 。地区100年の邸宅を回送した店の コンセプトは主角一体。茶の湯にも通じる モテなしの心が心情です。 店に飾られているのは実家の処店で 襟りすぐった古い絵画がアートとの料理を 楽しめるギャラリーのような店を目指して ます 。こちらははいゴロブナのタルティーヌと いうのと、え、ですね。船ですか?はい。 前は薄く焼いたパンにぴわこさんの 煮ゴブナのお作りと卵。元いさんが京都 大原で収穫した山菜を乗せたタルティーン 。そして船の骨だけから取った特性の スープです 。フレンチでは珍しい食材船をあえて使っ たこの料理。 京都の職文化を尊ぶ元井さんの思いが込められています。 あの、京都は、え、炭水のものを食べる 文化がありまして、私が子供の時は、あの 、祖母と一緒に西千葉に行きまして、そこ に行くと店に、え、船を、え、お作りにし まして、え、船の卵とまぶした小まぶと いうのが売ってまして、それをこうスみそ で食べるんですが、僕は子供の時からそれ が大好きだったので、京都の方々が炭水を 日頃日常的に 上がるってイメージがなかったので ちょっとびっくりしました。 あ、です。是ひ、あの、お手に取ってお楽しみください。 はい。ありがとうございます。 このまま一口にいいですか? そうですね。はい。本当に船の臭み全くないんですね。 [音楽] [音楽] はい。旨味ばかりで。 で、そこにその山さがすごくいい エッジなんかインパクトを与えてくれてるのでお口の中が楽しいです。 続いての料理は和歌山治町で取れたクジを使った人皿。京都のみならず日本の豊かな職文化をフレンチで表現したいと元井さんは考えています。 インパクトのある見た目ですね。 はい。え、こちらですね。 クジラをカリッとあげまして大量の唐辛しと一緒に炒めてます。で、そのままですと視線料理の下手でなんですが一緒に添えているのが、え、パセリの根っこのピューレですね。その寝パセリです。寝せりのピューレを透けてしがっていただくと一気にフランス料理へと変化していきます。 [音楽] いただきます。可愛らしい。 [音楽] うん。元に臭みも何もなく はい。 美味しい。色々なお料理の方法があると思うんですけど、やっぱこのき方があのスタッフ向けにこの視線料理のこのやり方で食べたらです。 [音楽] [音楽] うん。 これはちょっと店で出したいなと。ただそのまま出すと中国料理になってしまうのでちょっとこうフランス料理っぽくし立ててます。 [笑い] さあ、フレンチに変化させていきたいと思います。 [音楽] ふーん。なんですかミー。今までこうエッチの聞いたものを頂いてきた中で急にこう優しさをに包まれたような感じになる。はい。はい。 [音楽] いや、こんなに楽しくクジを頂いたの初めてかもしれないです。 はい。 メイン料理は京都の旬の食材を使った人皿。 1 ヶ月熟成の計算牛のロースト塚原の白子たの子です。今が週の竹のこと [音楽] はい。みんな大好きな牛ですね。 そうですね。たのこはですね、あの先ほどですね、私が京都の塚原というところまでバイクで滝の中まで行きまして、 え、 掘り立てをもらってバイクですぐに戻ってきまして、で、それをすぐにゆいてます。 で、牛肉は10 回ほどお散をした計算牛という、え、メスの推しなんですが、それを 1 ヶ月しっかりと熟成させることによって肉がほぐれていって、 非常に柔らかく旨みのある肉に変わってます。 まずはお肉から はい。いただきます。 うーん。すごい周りが仮と して中とのギャップが溜まらないです。 はい。 じゃあ、たのこも はい、失礼いたします。恵みなし。 [音楽] はい。 なんかこうミルキーさすら感じるという はい。新鮮さってすごいですね。 そうなんです。あの、本当にこれは京都でしか食べられないたのこですし、バイクで運んだからこそできる味かなと思います。 ええ、 私があのご馳走という言葉をすごく、え、大切にしておりまして、表なしをするために、え、アジが、え、馬に乗ってか駆け回ってですね、食材を集めてきてモテなすという考えなんですが、馬の代わりに、え、バイクに乗っておりまして、そのバイクで、ま、今日も野草を取りに行ったり、たのこを取りに行ったり、もう美味しいって言っていただけるためだけにやることが楽しいので、 [音楽] [音楽] またすごい嬉しそうなお顔でそのお話を してくださるこっちまでなんかハッピーになります。 はい。 レストラン元いの料理はどれも京都らしいエッセンスを感じます。フレンチを味わえながら日本の職文化にも思いをせる唯一無の味でした。 [音楽] [音楽] 京都が誇るH の伝動京都大学。その近くに時さ行きつけのカフェがあります。 [音楽] それが新神道兄弟北門前 。1930年の創業以来歴代兄弟や研究者 に愛され続ける名点です 。入り口に掲げられた兄弟第2の図書室と いう看板に学生が集える場を提供したいと いう歴代天使の思いが込められています。 現在店を切り盛りするのは4代目天手の 川口サトさんです 。学生のためにこの店を作った初代天手の 思いを伝え聞いています 。フランスパンを極めたいと思いまして、 パリーに渡りまして、それでフランスパン の勉強をしていて、で、そこの カルチラタンという学生以外のカフェで 学生さんたちが本を呼んだり読書をしたり 勉強してる、そういう姿を見て日本の学生 さんにもそういった場を提供したい。そう いう思いでこの店をオープンしました 。農業から100年近く 経初初代天使の精神は店の随所に受け継が れています [音楽] 。年代物の長テーブルと椅子は目質工芸 人間国報の黒田達明が作ったもの。この店 を教室代わりに使って欲しいと初代天手が 黒田に制作を依頼しました。 かつてはテーブルの表面に塗ってあった うしも今はすっかりハげて生地があわに 長く学生たちに愛されてきた歴史を感じ させます 。多くの観光客が訪れる人気ですが、学生 ファーストの精神は顕在です 。店の奥にある2 席は学生の自習席として観光でも常に確保しています。初代がこういった店を作っていただいたので、こういう空気感と言いますかね、こういうものをずっと守っていきたいと思いますし、学生さん色々勉強していただいて世界の羽でっていただいたらなと思います。 [音楽] 学生たちが読書や勉強に集中できるよう、 昔も今も店内にBGMはありません 。まさに図書室のようなこの店で時さんは どんな時間を過ごしているのでしょうか ?20代の初めの頃に京都にすごく魅了さ れて足し通っていたんですけど、その頃に 本当によく来てました。元々やっぱり こうカフェがすごく好きででここはまた 特に兄弟の目の前にあるっていうことで 立条件的にもすごく興味深くて兄弟生の皆 さんにこう紛れてまだその頃私も20代 だ前だったので兄大性気分で通ってました 。強大性気分を味わうのに欠かせないのが 川口さんの入れるコーヒーです 。酸味を際立たせたすっきりした味わいが 特徴。最初からミルクを入れて提供するの が昔からのスタイルです。 いいですね。やっぱり砂糖を入れたくなり ます 。ここではやっぱりミルクが入っている からお砂糖も入れて優しい時間を過ごすっ ていう感じですね [音楽] 。うん 。美味しい 。本当に贅沢ですよね 。黒田達明さんのテーブル。 それがこの兄弟の前に あるカフェで皆さんが勉強するのに使う ことができ るっていうのは京都だなってすごく思い ますし、これが当たり前の日常の中にあっ て知らない間にこう目の中に入っていて 座り心地、使い心地が自然と覚えてい られるこの環境がすごく羨ましいですし、 京都ならではの贅沢さだなと思います 。京都大学の学生に愛されておよそ100 年。文化の香りが漂う店でコーヒーと読書 を楽しんでみてはいかがでしょうか。 [音楽] [拍手] 京都土産としても人気の美術絵が書きや 色鮮やかな美術頭。 [音楽] これらの印刷出版を得意とする死舗世があります。それが 1887年創業の便利堂です。 [音楽] 可愛いものがたくさんいますね。 [音楽] 本社隣に併設されたショップでは江書きや出版物を購入することができます。 [音楽] 特に人気があるのは国報や重要文化剤も含む美術品を印刷した江書きです。 京都に来ると美術館などにもよく行ったりするんですけれども、そういうところで売られている絵が書きとかも手かけられてるんですか? そうですね。あの全国の博物館や美術館さんの絵は書きを作らせていただいております。 で、こういう風に、あの、コロタイプの商品もあの、手に取って喜んでいただけるように、あの、新しいものも開発しておりますので、 [音楽] 便利道の印刷物の多くはコロタイプという特殊な印刷技術を用いています。コロタイプはおよそ 170 年前のフランスで誕生した技術で、滑らかで深みのある質感が特徴です。 [音楽] 様々な印刷技術が発達した現代でもコロ タイプにしか出せない独特の魅力がある そうです 。便利道本社の1階にはコロタイプの印刷 工防があり、5大の印刷機が稼働してい ます 。便利道では日常となっているこの景色。 しかし世界的にはとても貴重なものなんです。 大きな機械ですね。 そうですね。 どれも古いものでに50 年前から使用しているものですね。50 年間もで今も現役で活躍されてる。 そうです。はい。コロタイプというのが、ま、世界的に珍しくて昔はね、コロタイプ屋さん多かったんですけども、今は本当に世界で 2者だけで京都しかないんです。 京都で2社だけあるんですけども、こう いう風にしてカラーを印刷してるのは便利 道だけということになります 。便利道がコロタイプにこだわる理由。 それは現代の技術でも及ばない仕上がりの 美しさにあります 。 今は技術も進歩して様々な印刷技術があると思うんですけども、その中でコロタイプの印刷にこだわる理由はどこにあるんですか? コロタイプはですね、グラデーションがとっても綺麗なプリントになるんですね。ちょっとこちらをご覧ください。はい。 はい。 右がコロタイプ。左は一般的なオフセット印刷です。 一見すると大きな違いは見られませんが、これ覗けばいいですか? はい。で、こちらがですね、このプリントになります。ふ。はい。はい。て。 [音楽] はい。で、こちらがオフセットのプリントになります。 あ、全然違う。ドットが全然違いますね。 [音楽] 拡大してみるとその差は一目瞭然。 コロタイプ印刷は肉質と大差がないほど 滑らかなのに対し、オフセット印刷は インクが点のようになっています 。コロタイプではハガのように配色の違う ハを何枚も使うことで手書きのような風合 を再現することができます。しかしその ためには膨大な手間がかかるんです。綺麗 ですね。ねえ、こちらの作品は、 あ、こちらはですね、カラーのコロタイプの複製になります。じゃあ、ちょっとこちらのですね、分の仕方をご説明させていただきますね。 はい。 まずですね、黒いを作りまして、黒です。 はい。 で、こちらの上にですね、このお色のを作って重ね。 そうしましたらね、 こんな風になるんです。 え、ここにこれを重ねるとこうなる。 はい。はい。そっか。終わり。 [音楽] 美人ガの巨匠。上村少炎の作品をコロタイプで複製したこちらの作品。なんと 11 枚ものハを使って印刷されています。タイプのは羽織おりや帯、髪の毛など色やとに細かく分けて作ら。 [音楽] [音楽] それらをすり重ねることで透けた着物の柄 など微妙な色合いも表現でき手書きと遜色 のない質感を再現できるのです 。すごい。ここに至るまでの はい。プロセスすごくないですか? 何回も何回も あの機械で全部ハを変えてインクも変えてすりますのであの大体 1 つのこの作品を作るのに3 ヶ月くらいかかります。これ昔の技術を今も続けてらっしゃるんですよね。 [音楽] はい。今もこの今も守り続けております。 はい。 やられてんですよね。めっちゃくちゃ大変ですね。なぜそんなに頑張るんでしょうか? なぜ、あの、やはりこのコロタイプ技術をですね、あの、守り続けていきたいなという風に思っておりますので、コロタイプ特別のインクも使っておりまして、耐久性にすごい優れてるんですね。で、ワシにそういった耐久性のあるインクですので、プリントはですね、 100年以上持ちます。 ええ、100 年もじゃあ実際に100 年前にすられたものが今も綺麗な状態で 保たれてるんですか?おお、すごいですね。なんか京都に会ってよかったって思います。 ありがとう。 世界でも珍しいコロタイプ刷にこだわり続ける便利堂。京都らしい職人の心きを感じました。 [音楽] 京都市中区。ここに時さんがずっと憧れて いた処店があります [音楽] 。店の目印は古いマンションの入り口に かかった小さな黒板です 。その奥にある階段を登り、2階の一室の 扉を開けると 、 すごいマンションの一室にしらえた古い 羊感のような ここが時さんが長年憧れていた伝説の処店 です 。ずっと来たいと来たいと思っていた アスタル処防さんへようやく来れました。 すごい興奮しております。 ま、やっぱりこう憧れの場所なので、どんな世界がここで繰り広げられているのかで一ぱです。 [音楽] 1984 年に初代天手佐々木和や 氏がアスタルテとして開いたこの店。並ぶのは幻想文学を中心とした独自のコレクションです。 [音楽] この単な世界観に魅了された多くのファン が集う諸点であり文化サロンでした。幻想 的な小説やエッセの書き手として知られる 小説家文学者の渋沢達彦 。また渋沢の著作の差し絵も手がけた画家 の金子国吉もこの店を愛したファンの1人 です。 多くの文学ファンや作家、芸術家に愛され たアスタル処防ですが、2024年40年 に渡る歴史に幕を下ろしました 。一旦捉えたアスタル処防の歴史を 引き継いだのが京都大学文学部出身の西城 ゴさ。 かつてこの店に通った20 代の若者です。2025年3 月からコーヒーやお酒も楽しめるアスタルテ査として新たな歴史を刻み始めました。 [音楽] [音楽] 西城さんがこちらを継がれたっていうのはニュースとかで私拝見したりとかしてたんですけどご お会いしてみたら本当にお若いんですね。 なぜ西城さんのようなお若い方が継がれることになったのかっていうのをお伺いしたいんですけどね。僕自身も学生時代からここは本当に特別な独自の世界観を貫いてるフル本屋さんとしてすごく思い入れがあったのでなんとかこの場所を残せないかというところでちょっとおましいんですけれども引き継がせていただこうという風になりました。 [音楽] [音楽] あるこう人種たち私も含めてなんですけどそういう人たちにとってはもう本当に憧れのあそうです 場所だと思うんですけどそういうお店を引き継ごうとされた時にプレッシャーとかなかったですか? いや、めちゃくちゃ今でもビシビシ感じてますけれどもやっぱりアスタルテというとても重たい看板だとは思ってるんですけれども目つぶって飛び込むみたいな感じでなんとかあの勇気持ってやらしていただいて [音楽] 店を引き継ぐにあたり、西城さんが大切にしているのはこれまでの天手が違ってきた伝統ある世界観です。数ある増所の中からおすすめの本を選んでいただきました。と、こちらがあの相性教という本なんですけれども。 [音楽] [音楽] 相性初教。うわ、綺麗。可愛い。 すごい綺麗。 実はアスタルテの名付け親になるのがこのフランス文学者の田工作なんですけども、 え、その人が本が好きぜ好きでもう身を滅ぼしかねないという富士の病にかかった人たちの本をですね、フランス文学から色々集めてきて翻訳して 1冊にまとめた本になります。 ここの初代の天手の佐々木和やも体操な相性教で、えっと、晩年本当に病気をしてる中で故障の市場に行って芋入ってないかってのを千葉しめで 探ししてたっていうのも聞きますので、ま、ちょっと焦されて物語 1冊ではないかなと。この ですね。 続いて選んでくれたのはこの店とゆかりの深い作家渋沢彦の一殺です。 [音楽] こちらですね。渋沢彦の世界悪物語という 世界悪物語。なんか渋沢ってこの色のイメージが あ、そうですね。黒い方が多いですね。 あ、中は赤。赤でかっこいい。 こんな目だけで美しいっていう。 ああ、綺麗ですね。 普通ですね。これはあの世界のま女ですね。有名どころでとクレオパトラとかマリーンアントネットから [音楽] うん。 歴史上のま、悪されてきている女性たちの逸話なんかを色々渋沢さが集めてきて、ま、まとめてる本なんですけれども、時さん聖女から悪女まで多分役をこなされてきたと思うので、ちょっとぴったりかなと思って 持ってまりました。 え、でもそれを渋沢目線の悪を描いてるってことですよね。それは興味深いですね。 こみんなが知っているお名前が [音楽] あ、そうですね。 並んでいるけれども今までみんなが知っている側面ではないものが見れそうですね。 [音楽] 続いても渋沢彦の著作から西城さんとっておきの 1冊です。 こちらがあの美神の館というビアズレーの本なんですけれども、渋沢彦がうん。 あの翻訳しておりまして が書いたものなんですね。 そうですね。あの、ま、差し絵とか画家として有夢なんですけれども宮れが執筆した ま、ちょっと執筆もされるんですか? 珍しい本人もして。 へえ。こういう評価されてたんだ。初めてご本人を。 あ、いや、 ちょっとちょっと倒れそう。あ、本当 何ですか、これ?この美しさは。もう絵本みたいな。 うん。ビアズれの 大人の絵本ですね。もうこれは貴重ですね。また ちょっと中見ていいですか?面白い。 美しい。美しいですね。 なんて美しいんでしょう。すごくないです。いやあ、これはちょっとあまりにも貴重ですね。 [音楽] ちょっと本当にこう没頭して読みたくなる。 自分が引き継いだこの店を再び人がえる場にするため新しく設置したものがあります。それが西城さん自慢のコーヒーも味わえるバーカウンターです。 [音楽] すいません。お待たせした。はい。コーヒーです。 ありがとうございます。 素敵なカップですね。だきます。 [音楽] おお、美味しい。でもやっぱりコーヒーがあるだけで素敵な所斎を得たような気分になりますね。 [音楽] もうご自分の所斎のような使い方をしていただいてくついでただけ。 う、引き継いたお店。 はい。 今後どうして行こうとかありますか? ま、て消防っていうのが40年あったのが 1 一応幕を閉じてその後で新しくま、半分引き継ぎながら半分新しくあのやらせていただいてるということでそれをまず皆さんにあのしていてすごく前に来てたけど最近は行けてないというま連様とかにもしあの知ってただけた来てたらいいなというのが 1つ思ところです。 ここからまた新たな都の文化が鼻開いていくと思うとワクワクしますね。そうなったら本当にいいですね。あの色々書いてる人とか作ってる人とかもちろんあの読むのが好きな人とかそういう人がここに集まって少しずつこう新しい作品とかね文化とかが生まれる土場作りの一環になればなとは思ってますが すごく京都っぽいです。 なんかこういうこう、ま、ある意味日な場所で そのこう文化的なものがこう鼻開いてそれがこう町中にこうこぼれていくみたいな。だからなんかこういう場所こそすごく私にとっての京都のイメージですね。 [音楽] 応援していかなきゃみんなで ありがとうございます。 よろしくお願いいたします。 はい、ありがとうございます。 今回は初店をテーマに私の大好きなお店 から初めて尋ねるお店までご紹介しました 。改めて京都の書店は面白い奥が深いなと 思いました。旅先では普段手に取らない本 やその土地ならではの本との出会いが 楽しみなんですけれども、今後そういった 京都の楽しみの幅が広がるといいなと感じ ています。 素敵な本との出会いを楽しみにまた京都へ 訪れたいと思います。 [音楽] [拍手] [音楽] [音楽]
京都ほど個性的な書店が軒を連ねる街は珍しいかもしれません。今回の『京都画報』は、学生や学者はもちろん、市民にも愛されている個性豊かな書店をつぶさにご紹介します。
まずは大手出版社やメディアから距離を置き、店主独自の視点による品揃えで異彩を放つ独立系書店。その先駆けである一乗寺の名書店は、”乙女の聖地”として一世を風靡し、2010年に英・ガーディアン紙から「世界で最も美しい書店」ベスト10に選出されました。
つづいては、街中にある一見、普通の古書店。一歩中へ入れば博物館と見紛うようなお宝を所蔵!その希少価値に常盤さんも驚愕!?
そのほか、幻想文学のマニアたちに惜しまれながら閉店したマンションの一室にある有名古書店を、20代の青年が引き継ぎリニューアルしたカフェも登場。
そして、世界に2社しかないコロタイプ印刷で有名な印刷・出版会社を訪問。精緻な職人技を見せていただきつつ、様々な美しい「美術絵はがき」も購入できるセンス溢れるショップを紹介します。
他にも、京大生御用達、老舗中の老舗として有名なレトロカフェから、古書にゆかりのグルメまで。
あなたの一冊を見つけに、京都の街を散策しませんか。
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【出演】
常盤貴子
前田智(キクオ書店)
安野美奈子、尾崎正樹、藤木祥子(便利堂)
川口聡(進々堂京大北門前)
前田元(Restaurant MOTOI)
西條豪(アスタルテ書茶房)
【協力】
恵文社一乗寺店、キクオ書店、Restaurant MOTOI、便利堂、進々堂京大北門前、アスタルテ書茶房
【製作著作】
KBS京都/TOKYO MX/BS11
【配信期間】
2025年5月14日~2025年5月28日まで
【番組情報】
全国無料放送BS11「京都画報」
📺毎月第2水曜日 よる8時00分~8時53分
※放送週は変更になる場合がございます。
番組公式HP:https://www.bs11.jp/education/kyoto-gaho/
【番組概要】
クオリティーライフを送る方々に最新で上質な京都の美・知・芸・技・食をお届けする京都の情報番組『京都画報』。
📢お知らせ
動画配信サイト「BS11+(プラス)」で京都画報を第1回から有料配信中!
サイトURL:https://vod.bs11.jp/
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12件のコメント
1970年代 京都で学生時代を過ごしていました。左翼 学生運動華やかなりし頃 来る日も来る日も バリケードで封鎖されたキャンパスに学びの場はありませんでした。そんな 日常に 半ば背を向け 当てもなく 京都を彷徨い ジャズ喫茶にひとときの 安らぎを見いだす日々でしたが そんな 日常にあっても 自身の 心に 付かず離れず
感じ取っていたのは 京都に根付いた文化の薫りでした。
今も 心の片隅に残る 懐かしい想いが甦ってきました。
中国にはある現代の詩人が言っています:「生活は目の前のことだけではなく、詩と遠いところも必要だ」。この番組は私に詩と遠いところをもたらしてくれました。
すごいな便利堂のコロタイプ工房。
カンパネルラバイト来るかも🐈⬛
楽しい動画に感謝します!
めっちゃくちゃ😻可愛い💙です
👍✨😊
Zehi ichi do wa itte mitai bacho desune… Kandou mon desu
Kyoto wa oku bukai desuneee
Tokiwa Sama no kimono no gara mo totemo suteki desu
👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏 bravo bravo 🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉mecha yokatta desu ✨🧡✨🧡✨🧡
🫶
祇園祭の絵、歴史的遺産では?また、女性が乗っていた証拠でしょう。
1980年代に学生時代を送った京都。非常になつかしく拝見しています。
いまこうして思うと、何とぜいたくな所で過ごすことが出来たんだろうと
感慨深いです。下宿先では大家様はじめご家族には、物心両面でたいへん
お世話になりました。時間が巻き戻せたらなあ、、、ありがとうございました。