イギリスのキャサリン皇太子妃が、英国ファッション評議会(BFC)主催のイベントにサプライズで登場。ヴィクトリア・ベッカムによるオリーブ色のパンツスーツを纏(まと)い、気鋭のデザイナーに贈られるエリザベス2世女王賞を授与した。
【写真】キャサリン妃、ヴィクトリア・ベッカムのオリーブ色のパンツスーツを纏い気鋭デザイナーを表彰
現地時間5月13日に、ロンドンの180 Studiosで行われたこのイベントは、イギリスの若手アーティストと英ファッション業界の繁栄を祝うとともに、サステナビリティの実践を先導するデザイナーを表彰し、環境にポジティブな影響をもたらすためのもの。
公務などで主にイギリスを拠点とするデザイナーのアイテムを身に着けて注目を集め、完売に導くなど、イギリスのファッション業界に貢献してきたキャサリン妃は、この日珍しくヴィクトリア・ベッカムによるオリーブ色のパンツスーツを纏い、白いシャツとパールのドロップイヤリングを合わせて来場。
最終選考に残ったデザイナーや、英国ファッション評議会財団の支援を受けた新進デザイナーと交流した後、授賞式に臨み、パトリック・マクダウェルにエリザベス2世女王賞を授与した。
ファッション業界が社会で果たす役割を認識し、2018年に設立されたこの賞は、サステナビリティへの取り組みと地域社会への貢献において先導的な役割を果たした才能あるデザイナーにスポットライトを当てることを目的とし、第1回のエリザベス女王をはじめ、チャールズ国王やカミラ妃、ソフィー妃ら、王室メンバーが毎年授与してきた。
英国ファッション評議会のインスタグラムでは、妃がパトリックにトロフィーを手渡す様子などがシェアされている。
引用:「British Fashion Council」インスタグラム(@britishfashioncouncil)
キャサリン妃、ヴィクトリア・ベッカムのパンツスーツで気鋭デザイナーを表彰 ※「British Fashion Council」インスタグラム