









デジタルFW取材:パリコレのトリはやはり「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」です。今回の舞台はルーブル美術館の中。イタリア彫刻が並ぶミケランジェロ・ギャラリーと古代ギリシャやローマの彫刻が飾られたギャラリー・ダリュをランウエイとして使い、最後はモデルが「サモトラケのニケ」を見上げるシーンでショーは締めくくられました。その会場からも分かるように芸術とファッションの結びつきを感じるコレクションでした。
芸術とファッションの結びつきを象徴するのは、イタリアのアート&デザインのスタジオ、フォルナセッティ(FORNASETTI)とのコラボレーション。1940年にピエロ・フォルナセティが開いたアトリエで、13000点あると言われるアーカイブの中からニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)のチームが選んだアートワークにフィーチャーしたそうです。
フォルナセッティのアイコンである手描きの画像が服やアクセサリーに採用されていました。目を引いたのは、独特のボリューム感です。丸みを帯びたラインが多く、ギリシャ彫刻の人物にヒントを得たのかな?色も館内の柱の水色や装飾のゴールドを連想するなど「ルイ・ヴィトン」がルーブルと一体となるようなデザインでした。見たことのない造形が多く、トーンは優しいけれど攻めていて今季のラストを飾るにふさわしいコレクションでした。
音楽はダフト・パンク(Daft Punk)の「Around The World」「Harder, Better, Faster, Stronger」「Burnin’」のリミックスでしたね。これは、彼らが解散を表明する前からニコラが依頼していたものだそう。
映像とルックは @wwd_jp のプロフィールのリンクから
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