広末涼子さんが公表した「双極性障害」と「甲状腺機能亢進症」について精神科医が詳しく解説します

こんにちは。睡眠専門のあみです。今日は 緊急で動画を回してます。俳優でタレント の広瀬り子さんが2025年の5月2日に 公式サイトを通じて双極性感勘情障害、ま 、いわゆる双極性障害ですね及び向上線 機能更新書と診断されたことを公表され 芸能活動を休止することを発表したことに ついて精神化目線で3つお話ししておき たいと思います。1つ目惑わされちゃだめ よ。今回の出来事で実は1番精神会として 注意しないといけないなと思っていること があって、それは話題の中心人物が広瀬 り子さんであるということとか精神家の 診断名が双極性障害だったということなど に目を奪われてしまって医学的に本当に 重要なことが見落とされてしまうことなん ですよね。実は今回の話題で医学的に1番 重要なことというのは広さんが工上線機能 更新症と診断されたということなんですよ 。向上線機能更新症という病気は実は 極めて精神症状を起こしやすい病気です。 患者さんに何かの精神疾患の病名をお伝え する時、つまり診断をする時にはプロの 精神界であれば必ず1度は頭に思い浮かべ ておく必要がある病名。それが向上線機能 更新症なんですね。教科書に書いてある ぐらいです。実際向上機能更新症の方と いうのは過去に3人に1人はパニック障害 と診断された経験をお持ちだという報告が ありますし、4人に1人はうつ病と診断さ れた経験があるといったような報告もあっ たりします。言い換えてしまうと向上線 機能更新症という病気はパニック障害とか うつ病といったような精神疾患に誤される リスクが極めて高い病気だとも言えるわけ ですよね。さらに言うと向上線機能更新症 があるとその後に双極性障害という風に 診断されるリスクも2.3倍上が るっていうことが分かっていて結局公上線 機能更新症ってパニック障害ともう病とも 双極性障害とも診断されやすい病名だと いう風に言えるんじゃないかと思います。 もちろん今回のさんの精神疾患の診断と いうのは彼女ご自身の過去の行動を十分 慎重に検討した上で診断されたものだと いう風には思うわけですけれども、医学的 に本当に重要なことというのは初めて軽装 状態や総状態あるいはパニック発作時には 幻格妄想状態といったような激しい精神 症状をきたしてしまった場合には精神化の 診断名をつける前に向上線機能更新症の 症状じゃないのかという風に慎重に判断 する必要があるんだよということを是非 一般の方に知っておいていただきたいなと 思います。2つ目。じゃ、そもそも向上線 機能更新症って何というお話です。向上線 機能更新症の向上線って何か?どこにある のというとここにあるんですよね。喉仏の 真下の部分にある蝶ちょ型をした、ま、 大体4cmか5cmぐらいのサイズの左右 対象の臓器。これが工上線です。皆さんが 実際に工上線を触れてみようと思うと実は 結構簡単で、喉仏の下辺ありを軽く押さえ ながら水を一口飲んでごっくんとすると この時に上下に動く臓器が指に軽く触れる んじゃないかと思います。これが向上線 です。この向上線というのは全身の新陳 代謝の機能を調節していて向上線機能が 高くなる。つまり更新すると代謝が活発化 して血圧が上がり白が上がり汗をいっぱい くっといったような体の変化が起こります 。逆に向上線の機能が低下してしまうと 新陳代謝が不活発になって血圧が落ちたり 脈迫が下がったり少し体温が下がったりと かして身体活動的にも低活動になりやすい といったような症状を起こす場合があり ます。今回広瀬さんが診断された向上線 機能更新症では勝手に向上線が むちゃくちゃ活動的になってしまうので 血圧も上がりますしむちゃくちゃ脈数も 上がります。多くの場合は汗かきになって 代謝が活発になりすぎるので体重が減って ま、結構女性なんかは一時的には喜ばれ たりもしますよね。向上線機能更新症の 原因の多くは自己免疫性と言って自分の 免疫力が何かの間違いで自分自身の臓器 この場合には向上線を攻撃してしまうこと によって起こります。この場合はバセ動病 という名前で言われることが多く、この バセ動病という工上線機能更新症は男性に 比べて女性は5倍かかりやすいことが 分かっています。公上線機能更新では むちゃくちゃ代謝が活発になるのでその 影響を受けることによって精神的な活動性 もものすごく上がってしまって異常に アクティブになったりその方によっては イライラして攻撃的になってしまって一見 すると軽走状態のように見えることもあり ますし逆に会社が異常に活発化してしまう ことによって体力を削って疲れやすくなっ て一見するとう状態に見えるような タイミングもあったりしますね。実験する と双極性障害に見えてしまうじゃないです か。なので実を言うと双極性障害という風 に診断する前に我々精神会は向上線機能 更新症場合によっては低下症といったよう な向上線の病気が隠れてないかどうかと いうことを必ず念頭に置いておいて必要な 場合には向上線機能をチェックするといっ たことも行うことがとても重要になります 。血圧や脈迫が異常に高い、いわゆる戦闘 状態に近いような状態になるのでパニック 発作も当然起こしやすくなりますし、時に は周囲の刺激に対して異常に敏感になって しまって、幻格、妄想状態を引き起こして 総合失張症に見間違われることもそれなり の頻度で見られたりもします。この向上線 機能更新症を放置してしまうと極端な貧脈 が延々と続くことによって心臓が疲れて しまって新全という風な状態に陥って しまったり向上線機能が高まりすぎること によって向上線クリーゼという知的な状態 を招くこともあったりしますので単なる 精神疾患の誤心を招くといっただけでなく 身体的な危機的状態としても見逃しては 危険な状態とも言えるので、この向上線 機能更新症について是非一般の方も少し ほんの少し知識を持っておいていただける とありがたいなと思います。そして最後3 つ目。心は体の一部です。私たち精神界も そうですし、多くの一般の方もそうなん じゃないかと思うんですけれども、どうし ても心の病気といったものをあまりに特別 に身がちな傾向があります。実際には心と いうものは脳という体の臓器の機能の1 部分でしかありません。当然体の臓器で ある脳は全身の状態の影響を強く受ける ものです。体調の良し足によって精神状態 も良くも悪くもなりますし、体の病気が 悪ければ脳の病気も悪くなるし、体の状態 が良くなれば脳の状態も良くなり心の状態 も改善することが多いんですね。時には体 の病気そのものが脳の病気に辞退して あたかも精神疾患のように振る舞うことが あるといったこともこの機会に是非覚えて おいていただきたいなと思います。と心の 病気と思い込む前に体のチェックを必ず 行うことは非常に重要ですし、心の病気と 診断されている方も常に全身の健康状態の チェックをずに合併症を早期に発見して 治療していただくということが何よりも 大事なのではないかと思います。広瀬り子 さんの回復を心からお祈りします。是非 元気なお姿でメディアで思いかれるのも 楽しみにしています。はい、動画以上に なります。最後までご覧いただき ありがとうございました。チャンネル登録 、グッドボタン是非よろしくお願いいたし ます。では、ではじゃあね。

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【自己紹介】
渥美 正彦(あつみ まさひこ)
三重県出身。大阪市立大学医学部卒業。精神科で研修中に指導医への憧れから道を踏み外し、睡眠医学の道へ。その後さらに道を踏み外して脳神経内科に転科。様々な領域を中途半端に経験しながら睡眠医学からは離れられず。
2014年上島医院(大阪狭山市)に睡眠診療部門を強引に設立して現在に至っています。
30年来の黄斑変性症でロービジョン。
趣味はジョギング・アニメ。もう一度フルマラソンで4時間切りたいと思いつつ全く追い込めていません。

<資格> 日本睡眠学会認定睡眠医療専門医・日本精神神経学会認定精神科専門医・老年精神医学専門医・精神保健指定医
アンガーマネジメント・ファシリテーター

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26件のコメント

  1. 知人の年配の方も甲状腺の病で手術しましたが、気分のアップダウンが激しく若くして認知症になり施設入りになりました

  2. 私は、双極性感情障害➕甲状腺バセドウ病➕橋本病➕パニックだけど、😅隠してきたのに、こんな風に、出されると、こんなに悪いのかって思ってしまいますね

  3. 田中角栄氏も、アグレッシブで
    せっかちで、汗っかきだったが、
    彼も甲状腺亢進症だったらしい。
    物凄い行動力や即断即決は何か
    ヤバイ政治家だなと思っていたが
    身体の病気が、精神に及ぼすこと
    があることが理解できた😅

  4. 情報ありがとうございます。
    まさに先生のおっしゃることを当方も思っていました。
    当方はバセドウ病を罹患し20年経過します。甲状腺疾患と精神疾患は誤診されやすいです。
    広末氏の場合は、双極性よりも甲状腺ホルモンの方が大きく影響していると思われます。
    個人的には双極性が確定診断され強調されているのが不思議です。

    ただ当方もバセドウ病がわかるまで苦労もしました。食べても太らない,高体温で寝られない。
    当方は、最終的に四肢麻痺で救急搬送→救急科で低カリウム血症判明→
    点滴回復後に大学病院の神経内科で精密検査→
    採血で甲状腺機能亢進症と診断され内分泌科に回され精密検査→
    甲状腺シンチグラフでバセドウ病の確定診断。
    とプロセスも複雑で確定に約2ヶ月を要しました。

    今はたまに不眠症で悩まされるぐらいですが、メルカゾールが副作用なく制御できており
    ほぼ安定しています。
    コツは調子を過度に気にしない事、適度な間隔で検査確認する事(異常っぽいと何度も検査しない)、
    良いかかりつけ医に巡り会える事です。
    時間は少し必要ですが、広末氏も今は気になさらず回復に専念していただきたいです。

  5. タイミングを考えて欲しかったなと思います。以前ハヤカワ五味さんが「著名人が休業する時に双極を発表することが多くなってくると、発症したら絶対働けない病気と思われるようになる懸念がある」というようなことをおっしゃっていて、私もそう思います。

  6. ネットニュースで「双極性感情症」とあって、報道の病名が統一されていないのが疑問です。どういうことなのでしょうか。

  7. 私は、橋本病です。双極性障害と診断される前に髪が抜けたり甲状腺が腫れたり便秘が酷かったり疲れ易かったり。甲状腺低下症も、精神疾患になりやすいのでしょうか

  8. 必死で、病と闘ってる人がいるから間違った認識を持った人達が、「詳しく知らないのに病と闘ってる相手を、叩かないようになって欲しいな。」と思った。
    私も私で、勉強になったから良かった😊

  9. 私は男ですが、バセドウ病を20年以上患っていて、うつ病も15年以上患っていました。今は最近になって双極性障害だと診断されました。広末さんは特には興味が無かったのですが、同じ苦しみを味わっていることを知り応援したくなりました。お互い寛解状態にもっていけたら良いなぁと思います。

  10. 双極性障害も甲状腺機能障害も極めて診断が難しい障害です。
    しかも、正確な診断をするには時間がかかります。
    その故、誤解されてしまう事が多いです。
    双極性障害自体は寛解させる薬は有りません。
    どちらにしても、脳の機能障害は内臓疾患と密接に関連しているので、注意です。

  11. 私も両方を罹患してます。
    身体症状や精神症状があるけど、どっち病気の影響で悪くなってるか分からなくなる😂
    もうぐちゃぐちゃです…

  12. 私は、甲状腺機能低下症(橋本病)と鬱病です。
    脈拍は100以下が平均です。なので太りやすいです。
    そして、一日中怠くて眠いです。
    体温も低く真夏はクーラーが大の苦手で長袖です。

  13. 8年前にバセドウ病になり翌年に手術で甲状腺を全摘しました。
    今思えばバセドウ病の発症期は抑うつ、手術後は軽躁状態だったなと思います。
    その後トラブルが発端でうつ病になり精神科の治療を受けることになりました。
    その後自己免疫疾患のシェーグレン症候群も見つかり、ASD傾向もわかり色々とオンパレードです。
    甲状腺全摘後も定期的に甲状腺ホルモンの数値を確認し、甲状腺ホルモン剤(チラーヂン)の処方量の調整を受けて、抗うつ剤と乾燥症状の対処療法を受けています。
    自己免疫疾患はだるさや不快感で精神的な負担も強くなりがちです。福祉面では個々の症状が軽微なため公的なサポートを受けるのも難しい事が多いため身近な人達の支援がとても必要となると思います。

  14. 甲状腺機能亢進症と診断される場合と甲状腺機能亢進症・双極性障害の2つの診断がされる場合の
    差はどのように見分けるのか気になりました。

  15. 広末は双極性ではない
    直前まで映画の仕事をしていた
    双極ではそんなことできない
    素人ばっかじゃない、専門的に分かる人間もいる

  16. 私も18の頃バセドウ病でしたが、その治療中にパニック障害になってしまいました。
    高校生の頃から動悸や痩せ、下痢、期外収縮があり受診しましたがそこでは採血すらしてもらえず、親からも医者が病気じゃないと言ってるんだからと言われて放置されていました。
    メンタルもおかしかったです。
    おそらくその頃からバセドウだったのだと思います。

  17. 高校生の時、朝痙攣?を起こし意識がなく搬送されました。血圧180もあり、今思えば甲状腺クリーゼだったのかな?と。でもバセドウ病と診断されるまで時間がかかりました。周りが引くほどの滝汗、動悸、痩せてました。今は手術してチラージンを服用中。完治はなく薬は一生ものと言われました。パニック発作も確かにありました。父もバセドウ病でした。

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