橋本環奈主演の映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』(2025年9月5日公開 配給:ワーナー・ブラザース映画)の特報映像が解禁となり、前作に続き、眞栄田郷敦も出演していることが明らかになった。
本作は、小説創作プラットフォーム「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説作品として話題となり、2014年には村瀬克俊による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品を原作とする2022年公開のホラー映画『カラダ探し』の続編。
これまでに作品タイトルや公開日、前作に引き続き、主人公・明日香を橋本環奈が演じるのが明らかになっていたが、この度、本編の様子が垣間見える特報映像が解禁となった。解禁された特報映像は、メリーゴーランドが音楽とともに、誰も乗せることなく回り続ける不穏なシーンから始まる。「カラダ探しは―、連鎖する」というコピーに続いて現れるのは、前作でも主人公であった明日香(橋本環奈)の姿だ。
「私のカラダを、探して……」と苦し気に訴える明日香の声を聞き、驚いたように「誰か」がはっと目を見開く。深夜の無人の遊園地には場違いな空の棺や、逃げ惑う高校生たちの姿が切り取られる中、今回の映像をもって、眞栄田郷敦が演じる伊勢高広の登場も明らかとなった。
前作では明日香たちカラダ探しメンバーの一員で高校生らしい爽やかな風貌だった高広だったが、今回は深く被ったパーカーのフードで表情を隠しつつも、髭を生やし虚ろな目をしてその姿は別人とも思えるほどに雰囲気が変わっている。高広役の眞栄田は最新作について、「自分がどのぐらい成長できているかを試せる場になると思っていたこともあり、とてもやりがいを感じながら楽しんで撮影ができた」とコメントしており、「前作の舞台は学校でしたが、今回の舞台は遊園地、怖さも含めかなりスケールアップしていますし、エンターテインメントとしてワクワクする部分もあって、すごく見応えがある」と自信を覗かせる。また、「それぞれのキャラクターの感情を繊細に描いている」と語っており、今後出演が明らかとなる魅力的な登場人物たちについても、楽しんでほしい注目ポイントとしている。
(C)2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
【編集部MEMO】
前作に続いてメガホンをとる羽住英一郎は、『踊る大捜査線』シリーズのチーフ助監督をTV版から劇場版第1作まで務め、劇場版第2作ではセカンドユニット監督を担当した。映画監督デビューは2024年の『海猿 ウミザル』。同作は、主要キャストを同じくして連続TVドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』として放映。2006年には第2作『LIMIT OF LOVE 海猿』が、2010年には完結編となる『THE LAST MESSAGE-海猿』が公開された。羽住監督は、2010年、北九州市文化大使に任命されており、『カラダ探し THE LAST NIGHT』の前作となる『カラダ探し』も、北九州市にてオールロケが敢行されている。