ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.14 08:40

ハリウッドの元老俳優ロバート・デ・ニーロ氏(81)は13日(現地時間)、外国で製作されたすべての映画に100%関税方針を明らかにしたドナルド・トランプ米大統領を「俗物」と批判した。

AP通信によると、デ・ニーロ氏は同日、第78回カンヌ国際映画祭の開幕式で名誉パルム・ドールを受賞した後、トランプ大統領を「米国の俗物大統領」と称して批判した。名誉パルム・ドールは、世界の映画界に大きな業績を残した映画人に与えられる特別賞だ。

デ・ニーロ氏は「芸術は真実だ。芸術は多様性を包容する」とし「だから芸術は世界の独裁者たちとファシストたちに脅威になる」と話した。

また「米国の俗物大統領は米国の最高文化機関の1カ所(ケネディセンター)の首長として自身を任命した」として「(そのようなトランプ大統領が)芸術、人文学、教育に対する資金と支援を削減した」と批判した。

デ・ニーロ氏は「そして今、彼は米国以外で製作された映画に対して100%の関税を課すると発表した」として「創意性には価格をつけることはできないが、関税は付けることができるようだ」と皮肉った。

そして、「このようなすべての攻撃は容認できないことだ」とし、「そして、これは米国だけの問題ではなく、全世界的な問題だ」と述べた。

同時に「映画のように我々皆がじっと座って見守るわけにはいかない」として「我々は行動しなければならず、今すぐ暴力的ではないのに大きな情熱と決断力を持って行動しなければならない」と促した。

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