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カンヌ国際映画祭がドレスコードを厳格化したことを受け、ハル・ベリーは、オープニングセレモニーの直前にドレスの変更を余儀なくされたという。「ガウラヴ・グプタ(GAURAV GUPTA)のとても素敵なドレスを用意していましたが、トレーンが長すぎるので、今夜は着ることができません」と『ヴァラエティ』に語った。
5月13日(以下、現地時間)に開幕した第78回カンヌ国際映画祭の審査員を務める彼女は、「ルールは守ります。ヌード禁止事項もおそらく良い規則だと思います」と異論はないようだ。オープニングセレモニーでは、ジャックムス(JACQUEMUS)によるストライププリントのドレスを着用し、露出を控えた装いを見せた。
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また、日中に行われた審査員のフォトコールでは、シャネル(CHANEL)のツイードスーツににサンダルを合わせたオールブラックのコーディネートを披露していた。例年、ゲストたちの華やかな装いでも注目を集めるカンヌ国際映画祭だが、今年は開幕の前日に公式ウェブサイトで、メイン会場のグラン・テアトル・リュミエールで行われるプレミアイベントのドレスコードを発表。ロングトレーンなどボリュームあるデザインは、通行や座席配置の妨げとなるために不可。また良識の観点からレッドカーペットや会場内でのヌードは禁止とし、「映画祭のウェルカムチームは、これらのルールを尊重しない人物のレッドカーペットへのアクセスを禁止する義務を負う」と明記した。