AppleTV+が、伝説的なマジシャンコンビのジークフリート&ロイの波乱に満ちた人生を描くリミテッドシリーズ『Wild Things(原題)』を製作することを発表。ジュード・ロウ(『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』)とアンドリュー・ガーフィールド(『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』)が、それぞれジークフリートとロイを演じる。二人は主演に加えて、製作総指揮も兼任する。

 

伝説のマジシャン、ジークフリート&ロイが実写ドラマ化

本作の原作となるのは、Appleのオリジナルポッドキャスト『Wild Things: Siegfried & Roy(原題)』。脚本とショーランナーを務めるのは、『マーダーズ・イン・ビルディング』の共同クリエイターであるジョン・ホフマンで、彼もまた製作総指揮および監督としてプロジェクトに参加する。

全8話・各1時間構成となる本作では、「ホワイトタイガーを従え、“シン・シティ”=ラスベガスを家族向けの観光地へと変貌させた彼らの奇術師の使命と、幻想と現実の境界線を生きるその関係性」が描かれる。私生活でもステージでも幻想を追い求めた二人の絆に、やがて悲劇的な出来事が襲いかかり、最後のラスベガス公演をめぐる“謎”が新たに浮上するという。

豪華クリエイター陣が集結、監督はマーベル作品で知られるマット・シャクマン

製作開始は2025年秋を予定。パイロット版の監督およびエグゼクティブプロデューサーを務めるのは、Apple TV+『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』や『ワンダヴィジョン』で知られるマット・シャクマン。

ショーと悲劇が交錯する、ジークフリート&ロイの知られざる物語

ジークフリート&ロイは、ドイツ出身の奇術師コンビとしてラスベガスで活躍し、1980年代から2000年代初頭にかけて一世を風靡した。ホワイトタイガーと共演するショーで知られるが、2003年にロイがショー中にトラに噛まれる事故に遭い、舞台を去ることとなった。

『Wild Things』では、彼らの華やかな成功の裏にあったパートナーシップ、栄光、そして悲劇を深く掘り下げる。事実とフィクションが交錯する、リアルな“マジック”の物語として、配信前から大きな注目を集めている。

AppleTV+ではほかにも実在の人物をテーマにした『クラウデッド・ルーム』や『WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~』といったドラマが独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Variety

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