ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.13 14:27

13日(現地時間)、カンヌ映画祭開幕を控えて主宰側が新しいレッドカーペット規定を発表した。行事の進行に支障を与えることができる露出や過度な服装を禁止した。12日、CNNなどの報道によると、映画祭側は公式サイトに「品位維持のためにレッドカーペットはもちろん、映画祭の他のすべての区域で露出は禁止する」と明らかにした。

映画祭側は露出を明示的に禁止するのはフランスのマナーを反映した従来の規定を明確にするためのものだと説明した。

ここ数年間、レッドカーペットを掌握したスタイリングトレンドの一つはまさに「露出ドレス」(naked dress)だった。ボディラインがくっきりと目立つドレスは一瞬で話題をさらうことができる確実な方法として授賞式ファッションの定番となった。

昨年カンヌ映画祭に出席したモデルのベラ・ハディッドはライトブラウンのホルダーネック・シースルードレスを着て大きな話題をさらったことがある。ケンダル・ジェンナーも過去2016年、2018年カンヌ映画祭レッドカーペットでシースルードレスで登場して目を引いた。

カンヌ映画祭以外の行事でもこのような傾向が目立っている。歌手イェ(カニエ・ウエスト)の妻ビアンカ・センソリは最近2025年グラミーアワードで透明ドレスを着て登場して議論になった。映画女優フローレンス・ピューは2022年ローマで開かれたヴァレンティノのオート・クチュール・ショーで胸が透けて見えるドレスを着て登場してやはり話題を集めた。

今回のカンヌ映画祭側の新規定には懐疑的な見解と好奇心が入り混じった反応が続いている。ファッション関係者たちは該当の規定がどれくらい厳しく実行されるのか疑問を呈する一方、このような変化が実際にファッションに変化をもたらすのか論争を行っている。

一部は新規定に反対して「ひどく曖昧な規定なのでまともに施行されるかどうか疑問だ」と主張している。有名人やスポンサー担当者には例外を許容する可能性があるということだ。個人的な表現を抑圧する可能性があるという不安混じりの反応も登場している。

一方、映画祭側は露出の他に運動靴も禁止した。ヒールのない靴やサンダルは許可される。

長いドレスも推奨されていない。映画祭側は「出席者の円滑な動線を妨害して座席配置を複雑にするため」とその理由を明らかにした。

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