―これは映画じゃない。物語に仕立てたライブであり、カルナイの“生き様”。―

俺はこの作品が好きだ。正直カルナイ担でなかったから
みて、落ち込むんじゃないかと思ってたが…完全にやられたー。泣きすぎて目が腫れた
『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』は3日にわけて
2回ずつみて下さい。二週目以降だと作品の捉え方変わるので
できれば今行ってください。

最初にハッキリ言っておく。
これはライブだけじゃない。だけど、普通の物語映画でもない。

じゃあ何なんだって?
“QUARTET★NIGHTを通して体験する没入型ライブ=イマーシブ・エンターテインメント”だと思う。

スタツアはドキュメンタリー寄りの構成で、
“彼らが今どうあるか”を提示していたとすれば、
今回のTABOO NIGHTは、
「カルナイは何者だったけ?そして今、何者になろうとしているのか?」を観客に問う作品。

【1回で理解できないのが正しい】

まず言いたい。
初見で「わかった!」なんて思わないでほしい。
むしろ、「わからない……」って呆然とした人ほど、その先に踏み込む資格がある。

全編を通して、演出、構成、台詞、視線の動きひとつひとつに“違和感”が生まれたとして
それはバグじゃない。
すべてが「仕組まれている」演出であり、観客に試されている問いかけなので
まじで重ねてみたらわかる。

コーレスはね、慣れてくると気にならなくなります。
むしろ言いたくなってくるんですよ…

でもこれ…ちゃんと真剣に見たら本人の物語であり過去の集大成であり
あれこそが総集編なんだと思う。
違和感こそが鍵なんだよ!!!

【カルナイを“感じる”ライブ】

これは、カルナイのライブに“行く”だけじゃなくて、
カルナイという物語に“巻き込まれる”ライブ。

体験して、考えて、咀嚼して、また見直して、
ようやく「あ……そういうことか」って、彼らの想いが“腹に落ちる”。

だからこそ、アンチ的な声や批判的なコメントが目立つのも当然。
だってこの作品、観客側に「考えろ」って迫ってくるんだもん。
情報量も演出の意図も多すぎて、1回じゃ飲み込めない。

でも、それは“咀嚼不足”なだけ。
3回目以降で急に全部が繋がって泣くから。ほんとに。

【新規にもすすめたい理由】

むしろ、今までカルナイを知らなかった人こそ観てほしい。
この作品は、「カルナイとは」ではなく、
「カルナイになるまで」を描いている。

うたのプリンス様なので
“歌がうまい“のはもちろん”顔がイイ“だけじゃない
“覚悟を持って歌う人間たちの生き様”が詰まってる。
推しが一人でもいたら、絶対に観る価値がある。

何も知らない人ほど沼

【3回見て泣かずに観られたらすごいと思う】

ネタバレになるから細かくは言わないけど、
終盤、とある演出とセリフ、そして最後の“あの一言”で崩れ落ちるから。
ライブシーンじゃ泣く。
ステージ演出でも震える。

そして、全部見終えたあと、全ては歌に込められてると知る
「あのシーンって、そういうことだったのか」と繋がる。
1回じゃ足りない。だからまた劇場に行く。
そういう仕組みの作品。

【まとめ】

これは、カルナイを“消費”する映画じゃない。
カルナイという存在を“感じる”映画。

完成された“絶対的王者”が、
どんな傷を抱え、どんな愛を注ぎ、何を選び、
どこに立っているのか。

その問いの答えを、自分の手で掴む映画です。

QUARTET★NIGHTが「何者か」になっていくその瞬間、
あなた自身もまた、観客という“ただの視聴者”から
カルナイという物語の“証人”へと変わっていく。

ぜひ劇場で、“その瞬間”を、目撃してほしい。

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