2025年5月10日（土）、フジテレビ本社マルチシアターにて、FODオリジナルドラマ『トラックガール２』の完成発表イベントが開催された。本イベントには、主演の遠藤さくら（乃木坂46）をはじめ、望月歩、山野海が登壇し、作品について語った。MCはフジテレビアナウンサーの生田竜聖が務めた。
『トラックガール２』は、現役トラック運転手でインフルエンサーのトラックめいめいのSNSアカウントを原案としたドラマの続編だ。人生をポジティブに過ごす女性トラック運転手・鞍手じゅんと愉快な仲間たちの日常を描くハートフルコメディドラマで、前作に続き遠藤さくらが主人公を演じている。
イベント【詳細】レポート
望月歩／遠藤さくら（乃木坂46）／山野海
イベントでは、まず登壇者からの挨拶があった。
遠藤さくら（乃木坂46）（鞍手じゅん 役）
本日は足元の悪い中お越しいくださり本当にありがとうございます。楽しいトークができるように頑張ります！
遠藤さくら（乃木坂46）
望月歩（広川勘太 役）
本日はありがとうございます。とっても緊張していますが、本日は頑張ります。お願いいたします。
望月歩
山野海（基山ゆり子 役）
えっと、先ほどまで一切緊張してなかったんですが、この2人が舞台袖で緊張するって言い出したんで、私も今急に緊張しておりますが頑張っていうと思ます（笑）
山野海
続いて、ドラマ紹介VTRが上映され、パート2の見どころや撮影現場の様子、トラック業界からの反響、共演者に関する質問などについてトークセッションが行われた。
ドラマの見どころについて聞かれた遠藤は、
「見どころはもう全部なんですけれども、前作もドラマの内容も現場の雰囲気もとても楽しくて面白くてすごい！って思ってたんですけど、今回の2はそれを遥かに上回った面白さがあります。そして個性豊かなキャストさんの掛け合いもパワーアップしてるので、そんなところも見所見所じゃないかなと思います。」
と語った。
望月は、撮影現場の雰囲気について、
「前作の撮影が終わる時にまたこのメンバーで会えたらいいねって話していたので、今回1年半ぶりに皆さんと会って、以前と変わらず勢いがすごくて現場ではとても幸せな時間を過ごすことができました。もう1つは、遠藤さんが1の時より笑顔で喋ってくれてた気がして、より素の部分が見れたかなと思います（笑）」
と話し、前作からの雰囲気の変化に触れた。
遠藤も「アットホーム感がより増していて私もリラックスしていたので多分素の私が出ていたと思います。」と同意し、前作は人見知りで緊張していたと話した。
また、ドラマの原案となったトラックめいめいさんのSNSについて、周りにプラスのエネルギーを与えていることや、自身の発言が思わぬ影響を与えたり、トラックとは無関係の仕事が舞い込んだりすることも描かれていると紹介された。
生田竜聖アナ（MC）／望月歩／遠藤さくら（乃木坂46）／山野海
そして前作の放送後、トラック運送業界ではYouTube番組の制作・配信やSNSからの情報発信を始めるドライバーが増えているという反響が紹介されると、遠藤は、「とっても嬉しいです。ドライバー役をやってみて本当にたくさん人と交流できる素敵なお仕事だなって思ったり、あとは私たちの生活に直結する重要なお仕事だなと身を持って感じたので、その魅力がこうやってたくさん発信されていってるのはすごく嬉しいですし、このドラマがきっかけになっているっていうことがまず1番嬉しいです。」
と喜びを語った。
役へのはまり方がやばいのは誰？
共演者に関するアンケート結果も発表され、「役へのはまり方がやばいのは誰？」という質問では、遠藤は山野海を挙げ、「山野さんは本当に上司にいそうです。会社をしっかりと守ってくれてびしばし指導してくれる感じがぴったりでした。」と理由を説明した。
それを受けて山野は、「亀尾運輸のメンバーは、私以外はくちゃくちゃな人たちなので、事務員の自分がしっかりするしかなかったのが現状だったんです（笑）」とコメントし、そんな山野にとって一番「くちゃくちゃ」に思ったのは「くっきー！」とのこと。
望月はきょん（コットン）を挙げ、理由として「声を聞いたら安心する」と回答した。
望月歩／遠藤さくら（乃木坂46）／山野海
これに対し、VTR出演したきょんは、
「声を聞くと安心するって、それはお母さんとかに言うやつだよ。ま、通常はこの声の高さで喋ってますけど、ま、吉志満を演じる時はちょっと声の高さをあげます」と、劇中のセリフ「おはよっぴ！」を披露した。
きょん（スクリーン映像）
遠藤も「盛り上げ担当として現場を1番盛り上げてくれてたのはきょんさんだったので私もあの声を聞いたら安心します。」と話した。
アドリブがやばいのは誰？
「アドリブがやばいのは誰？」という質問では、全員一致でくっきー！を挙げた。
遠藤は「アドリブ力を1番近くで見てきた自信があります。圧倒されます。」、望月は「居酒屋の空気を支配してる。」、山野は「アドリブの芝居の時になぜか私とくっきー！さんが不倫しているという設定になった。その時の演技がリアルに面白くて私は自分のことを言われているのに役ではなく山野海として普通に笑ってしまいました（笑）」とそれぞれの理由を挙げた。
VTR出演したくっきー！は、
「アドリブに見えたんだろうな。台本通りやっているのがあまりにも自然すぎてアドリブに見えたんだろうな。」とコメントしたが、山野は「ほぼ100％アドリブだと思います（笑）」と否定した。
くっきー！（スクリーン映像）
続けて山野はリハーサルでも本番でも不倫の設定を振られ続けたと明かし、遠藤もリハーサル段階から楽しかったが、本番はまた別のことが起きたと話した。
山野はくっきー！について「本当は気遣いの方で男気のある方なんですよ。人間力っていうか優しさ、男らしさが。」と絶賛した。
VTR出演したくっきー！も山野の魅力について語るくだりがあり、「山野さんの人間力はやっぱり圧倒的でしたね。もし僕が結婚していなかったら猛烈アタックしてレンタルビデオショップに一緒に行きたい」と冗談を飛ばした。
くっきー！（スクリーン映像）
監督・スタッフに一番感謝されたのは？
「監督・スタッフに一番感謝されたのは？」という質問では、山野が山口智充を挙げ、「大人で気遣いがあって、長時間撮影の時はいつも疲れが吹き飛ぶくらいに笑わせていただきました。おかげでみんなニコニコ顔」と話した。
山口智充（スクリーン映像）
遠藤も山口について「面白いですし優しいですし、カメラが回ってない時でもずっと話しかけてくださって、現場を和やかにしてくださりました。カメラが回ってスイッチが入ってからは、すごい勢いでセリフを投げかけてテンションも上げてくれたり、そんな素敵な方でした。」と語った。
パート２のゲスト出演キャスト
今作には、八嶋智人、永山たかし、池田鉄洋、櫻井淳子など豪華ゲストも出演しており、遠藤は「皆さん、安心感というか安定感があって、トラックガールの仲間みたいになってました。」と話した。特に、永山たかし演じるWebライターがじゅんをインタビューするシーンの映像が紹介され、遠藤は「（永山が突然歌い出すところは）何回も笑いました。だから多分笑ってないカットを使ってくださったんだなと思います」と、笑いをこらえるのが大変だったと明かした。
永山たかし（スクリーン映像）
撮影現場で思ったこと
撮影現場で共演者へ思ったこととして、遠藤は望月について「落ち込むシーンやいじられているシーンなどの表情が素晴らしくて監督にたくさん褒められていました。」と述べた。
山野は遠藤について、「パート2まで一緒にやってきましたけど、さくらちゃんはゲラなんですよ。一応我慢はしようとするんですけど、笑いが堪えきれなくなる２秒前、この辺（鼻の横の頬）がピクピクするんですよ。」と、遠藤が笑う2秒前に顔がピクつくことを発見したというエピソードを披露し、場を和ませた。
遠藤はきょんについて、「みんなでセリフを合わせようよと何度も声をかけてくださってすごく助かりました。」と感謝を述べた。
事前にこの話を聞いていたきょんは、VTRの中で「いいと思ってくれてたんすか？よかった。ちょっと、おこがましいかなと思ってたので」と話し、遠藤がメイク中にもセリフ合わせに付き合ってくれたことに触れ、「付き合っていただいて感謝でした」と語った。
きょん（スクリーン映像）
遠藤は「このドラマはとにかくセリフが長いんですよ。もう全員のセリフが長くて。だから大変だからっていうので声をかけてくださってそれがすごく助かりましたね。」と、きょんの行動に助けられたと話した。
山野や望月も、舞台のように長回しのシーンが多い本作では、皆で合わせて覚えることが非常に良かったと付け加えた。
望月歩／遠藤さくら（乃木坂46）／山野海
望月はくっきー！に対して「ごめんなさい。思いつきません。」と回答し、VTR出演したくっきー！から「どつき回したろうかな。道端で会うたら角材持ってうろちょろしたろうかな。」とツッコミが入った。
くっきー！（スクリーン映像）
同時にくっきー！は望月に対して「ええ人ですよ。ただ、ナナフシみたいに細すぎるので、ぐっさんぐらいに太ってほしいな」ともコメントした。
くっきー！（スクリーン映像）
望月は「本当に考えたんですけど何も思いつかなくて・・・手汗が今もうやばいですよ」とひたすら謝罪し、さらに「今聞いてみたいこと思いつきますか？」と聞かれても「ごめんなさい。思いつきません。」と回答し、会場の笑いを誘った。
おすすめシーン＆主題歌情報
望月は、自身の「おすすめシーン」として、「タイトルコールが出てくるところがすごくキャッチーなので、そこはこの作品の象徴だし、気軽に見れるドラマだよっていうのが表現されていて楽しいと思います。」と挙げた。
主題歌は、星屑スキャットが担当する書き下ろし曲「adDRESS」であることも発表され、遠藤は「めちゃくちゃ嬉しくて。ドラマのイメージにも繋がりますし大事なものだと思ってるので、ドラマに花を添えてくれる素敵な主題歌をいただけて嬉しいです。」と喜びを語った。
VTR出演したミッツ・マングローブも、長距離トラックと若い女性ドライバーという自身とは遠い世界に想いを馳せ、バブリーなサウンドに乗せて歌ったとコメントした。
最後にメッセージ
最後に、配信を楽しみにしているファンへのメッセージが送られた。
山野海
「パート2までやっております「トラックガール」でございますが、とにかくバカバカしくも面白くも笑っていただくシーンがたくさんあります。ただ、主人公の鞍手じゅんという人がとても前向きで、いつも大人の心にも若い人の心にもコツンと来るような一言を必ず言っています。私もそれを見て、いつもちょっとだけ前向きになれております。そんなドラマに仕上がってると思います。是非皆さんご覧ください」
望月歩
「今日のこの3人の空気を見ていただいた方には分かると思うんですが、本当にこんな感じで、僕達自身が役柄に近づいていくような感覚で楽しく撮影していました。毎エピソードの終わりに「優勝！」って言って乾杯するシーンがありますが、そういう元気をもらえるような作品になっています。」
遠藤さくら
「私はお芝居の現場の経験が少ないのもあって、いつも緊張してしまうんですけど、「トラックガール」の撮影は、「あ、明日も撮影あるんだ！楽しみ♪」って思えるぐらい本当に楽しい現場でしたし、自分自身も勇気をもらえた作品だったので、皆さんにも是非見ていただきたいなとも思います。もうクタクタでお家帰ってきて、明日はもう頑張れないやって思って、このドラマを見てくださったら、刺さる言葉や、前向きにさせてもらえるような楽しいシーンもたくさんあります。なんか疲れたなって思った時に支えになるようなドラマになっていればなと思ってます。是非よろしくお願いいたします。」
FODドラマ『トラックガール２』は、2025年5月17日（土）0時より、第1話・第2話が配信スタート。第1話は無料配信。
■フォトギャラリー
[記事・写真：三平准太郎]
FODオリジナルドラマ『トラックガール２』
《INTRODUCTION》
女性トラック運転手の日常を描くハートフルコメディドラマの続編決定！！
ここでしか見ることのできない、遠藤さくら（乃木坂 46）が盛りだくさん！
2023年7月に配信し大きな話題となった、遠藤さくら主演 FOD オリジナルドラマ「トラックガール」の続編が決定！
女性トラック運転手“トラックめいめい”のSNSアカウントを原案として制作。遠藤さくらが演じる、人生をポジティブに過ごす女性トラック運転手の主人公・鞍手じゅんと愉快な仲間たちとの日常を描いたドラマが、たくさんの視聴者の声にお応えしパワーアップして帰ってくる！
今回もトラック運転手のあるあるネタから働く事の楽しみ方のヒントがたくさんドラマ内で描かれる。
監督は今作も乃木坂 46のMVを多く手掛け、遠藤さくらの魅力をよく知る林希監督。監督が描くこのドラマでしか見ることのできない彼女の新しい魅力をお楽しみに！優勝～！！
『トラックガール２』では、親友の勧めで始めたじゅんのとことん前向きなSNS投稿に次々と“いいね”がつき、フォロワーが増えていきます。周りにプラスのエネルギーを与えつつも、自身の発言が思わぬ影響を与えたり、トラックとは無関係の仕事が舞い込んだり…様々なことが巻き起こります。
そんな彼女の苦悩、葛藤、喜びなどを交え、今回もこだわりを持って働くじゅんと、その中で出会う人との繋がりや、運送業あるあるなど、身近にあるけれど意外と知られていないトラック物流業の仕事を紹介しながら、亀尾運輸の愉快な仲間たちと共にさらに成長していく姿は必見です。
出演：遠藤さくら（乃木坂 46）
望月歩／きょん（コットン）／くっきー！（野性爆弾）／山野海／山口智充 他
原案：トラックめいめい®
監督：林 希（博報堂ケトル）
脚本：たかせしゅうほう
制作協力：共同テレビジョン
制作著作：フジテレビ
公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/truckgirl2/
公式X：https://x.com/truckgirl_drama
配信ページ：https://fod.fujitv.co.jp/title/80bl
配信：2025年5月17日（土）0時～ ＃１、＃２配信開始
以降毎週土曜日0時最新話配信（※＃１無料）
キービジュアル