短歌文芸誌『胎動短歌Collective vol.6』が、胎動LABELより刊行される。
胎動LABELは、「ジャンルの壁を越える」をテーマにしたイベントレーベル。2017年に創刊号の『胎動短歌Collective』を発売し、2022年に『胎動短歌Collective vol.2』、2023年に『胎動短歌Collective vol.3』『胎動短歌Collective vol.4』、2024年に能登半島地震の被災者支援を目的とした書籍『チャリティはー百人一首』、さらに『胎動短歌Collective vol.5』を刊行してきた。
新刊となる『胎動短歌Collective vol.6』には、歌人のみならず、詩人、俳人、小説家、ミュージシャン、ラッパー、アイドル、お笑い芸人、書店員、ラジオパーソナリティー、画家、怪談師、植物園の中の人、デジタルわんこまで全42組が参加。ジャンルを超えた「誌面上の短歌フェス」として、各参加者から寄稿された短歌連作8首が掲載される。
同作には、歌人として俵万智、枡野浩一、東直子、荻原裕幸、岡野大嗣、岡本真帆、千種創一が参加。また、ラッパーのGOMESSや狐火、音楽活動を経て現在は作家や詩人として活動する高橋久美子、アイドルグループ卒業後は様々な出版物に寄稿し短歌研究員としても活動している宮田愛萌、独自のアイドル活動を続ける寺嶋由芙、お笑い芸人の九月のほか、詩人として国際的にも評価が高い和合亮一や、詩人であり小説家としてのデビュー作『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川龍之介賞候補に選ばれた向坂くじら、文筆家 / ラジオパーソナリティなどマルチに活躍する藤岡みなみ、怪談師 / 作家として活動する川奈まり子、東京・赤坂の書店「双子のライオン堂」の竹田信弥などが参加者として名を連ねている。
『胎動短歌Collective vol.6』は、5月11日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される『文学フリマ東京 40』U-11・12 (南1-2ホール)で先行販売。以降は胎動短歌会の公式Xアカウントでの通信販売と、各書店などでの取り扱いを予定している。
『胎動短歌Collective vol.6』
【参加者(寄稿者)一覧】
伊波真人
宇野なずき
岡野大嗣
岡本真帆
荻原裕幸
カニエ・ナハ
金田冬一/おばけ
上篠翔
川奈まり子
狐火
九月
小坂井大輔
GOMESS
向坂くじら
志賀玲太
鈴木晴香
高橋久美子
竹田ドッグイヤー
tanaka azusa
俵万智
千種創一
千葉聡
寺嶋由芙
toron*
野口あや子
初谷むい
服部真里子
東直子
ひつじのあゆみ
平川綾真智
広瀬大志
藤岡みなみ
フラワーしげる
ふわんわん
堀田季何
枡野浩一
宮内元子
宮崎智之
宮田愛萌
村田活彦
和合亮一
ikoma
(50音順/敬称略)
【価格】2,000円 (税抜)
【表紙・デザイン】竹田信弥 (双子のライオン堂)
【編集】ikoma