公開日時 2025年05月09日 13:11更新日時 2025年05月09日 13:11
区を盛り上げようと意欲を見せる徳田真一区長=1日、名護市辺野古
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金城 大樹
名護市の南東に位置する辺野古区。区内には久志岳と辺野古岳を水源とする辺野古川と美謝川が流れる。元々は旧久志村だったが、1970年に当時の名護町と合併し、名護市の一部となった。今年4月1日時点では区民1081人、458世帯が暮らす。
区では3年周期で、大綱引き、村踊り、青年会主体のエイサーが行われる。昨年は新型コロナの影響で中止されていた大綱引きが6年ぶりに開催され、区民らも久しぶりの行事に活気づいた。今年は村踊りが開催される年で、七福の神を紹介する「七福神」など特色ある演目も披露される。
3年に一度開催される辺野古区の大綱引き
公民館では、子どもの教育にも力を入れている。区では、中学生を対象とした学習塾が10年以上続いているほか、そろばんや書道教室なども毎週開催し、区民の学びの場としても活用されている。
徳田真一区長から一言 ハーリー大会や沖縄角力大会など区内外からの参加者も多く、交流を深めている。豊かな自然と区民のつながりが息づく辺野古区にしていきたい。
辺野古区メモ 辺野古区誌によると、辺野古は方言で「フィヌク」と発音された。同区は9小字からなり、「親里原(ウェーザトバル)」が集落発祥の地と伝えられている。
(金城大樹)