「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」の取材会に登場した加藤シゲアキ
Photo By スポニチ
NEWSの加藤シゲアキ(37)は8日、大阪市内で「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」(9、10日、東大阪市文化創造館)の取材会に登場。「フランス版新喜劇みたいな感じです。大阪の方にも楽しんでもらえると思う」とPRした。
加藤は23年に東京、大阪で主演。今年も4月7~30日に東京・渋谷のPARCO劇場で再演した。名作戯曲の誕生秘話を描くドタバタコメディーで、加藤はスランプで“書けない”劇作家を演じている。
周囲から「前回よりパワーアップして、さらにおもしろくなった」と好評。芝居のテンポが速く、演者にとってはハードな舞台となっている。それでも「NEWSをやりながら小説を書いてるメンタルの強さが自分にはある」と自画自賛。この2年間は舞台に全く出ていなかったが「2年で熟成されて、余裕の中に感情を込められている。再演されてよかったと実感してる」という。
自身も作家として活躍。23年10月に発売した小説「なれのはて」(講談社)は20年の「オルタネート」以来2度目の直木賞候補入り。今年2月には新作小説「ミアキス・シンフォニー」も発売した。現在もコラムなど3本の締め切りに追われている売れっ子作家で「大阪に来る新幹線の中で、書いてました」と苦笑い。アイドル、作家、そして舞台俳優とドジャース・大谷翔平超えの“三刀流”で奮闘している。
大阪公演に続いて、17、18日には福岡市民ホールで、24日には愛知・豊田市民文化会館で上演される。
続きを表示