GWの4連休明けの5月7日の東京株式市場では、日経平均は8日ぶりに反落し、前日比51.03円安の3万6779.66円で取引を終えた。為替が一時1ドル=142円台まで円高方向に触れたこともあり、輸出関連株を中心にさえない動きとなった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は47銘柄(49%)、下落は44銘柄(46%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうがやや多かった。

中で、ワンダープラネット<4199>が4日続伸し、終値ベースで2024年8月1日以来の4ケタ大台を回復した。ワンダープラネットは、『クラッシュフィーバー』が全世界1500万ダウンロードを突破したと発表したことが市場の新たな評価材料になっているようだ。

また、Aiming<3911>や東京通信グループ<7359>などが買われ、明日5月8日に発表を予定する第2四半期決算への期待からCRI・ミドルウェア<3698>は年初来高値を更新した。

スクウェア・エニックスHD<9684>など家庭用大手ゲーム株の一角も高値を更新した。

半面、米トランプ大統領が米国外で製作されるすべての映画に100%の関税を課す方針を表明したことを受け、ソニーグループ<6758>や東映アニメ<4816>などが安い。

任天堂<7974>は一時1万2475円まで買われる場面があったものの、明日5月8日に予定している2025年3月期通期の決算発表への警戒感もあって8日ぶりに小反落した。

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