三浦瑠麗　フジテレビと“物言う株主”について解説します【lullych るりチャンネル】

三浦瑠麗　フジテレビと“物言う株主”について解説します【lullych るりチャンネル】

皆さん、こんにちは。ミラルりです。え、今日はですね、フジテレビ問題第 3 弾をやりたいと思っています。で、フジテレビ問題って、ま、ちょっと皆さんの関心が下がってきたかなという風に思うんですけども、これテレビにとってはまだごい大変ですね。はーが戻ってきていないわけですよね。 で、これ仮に消費者が戻ったとしても スポンサーが戻らなければテレビというの はその広告にもう1本足打法であのそれで 売上を上げているところなのでとても とても立ちかないということになって しまいます。とはいえフジテレビというの はですね、ま、その電波あの免許を持って いるわけであのどう考えてもですねテレビ というものには価値がある。で、そして、 ま、規制産業で様々な制約はありつつも ですね、テレビやってみたいなと思う人が 出てくるのもこれもまた世の習いで理解は できます。たら今物株主が様々な提案をし ていて、ちょうど金光さんがですね、退任 されるということを発表して、え、それと 合わせてですね、様々な改革案というのを フジテレビ側も出してきているわけなん ですけども、これ私も、ま、一応そのフジ テレビとご縁がありますから、あの、よく 改革案というのは、あの、ホームページに 出てくるものも含めてですね、え、見てい ます。で、そして、あの、よく考えられ てるなと思いますし、そもそも コンプライアンスという観点ではですね、 ま、満たさなければいけない様子っていう のはこれ実現までは時間かかりますけれど も、あの、ま、満たしてるわけですよね、 改革案として。ただガバナンスの方はです ね、あの、元々そういう発想でこの会社は できていないというところがありまして、 ま、クリエイターたちの集まりなんですよ ね。で、それがしかし社会的には ものすごい大きいあのサイズの会社になっ てしまって上場企業でというところでです ね、あのガバナンス問題された時に一体 どこから何をどう手つけていいのかという 話になってくるんだと思います。で、フジ テレビからあの提示されている コンプライアンスガバナンスのま骨格です ね。え、これ改善案というのはその 事ず面らで言うと非常にまともなものです 。で、これは上場企業が満たさなければ いけない、ま、様々なですね、要素を 満たしているし、あの、取締まり役を、 あの、ずっとこう人気を長くしないとか ですね、報酬委会設置するとか、社外と いうの人数を多くするとかですね。ま、 基本の気は抑えてるわけですよ。ただその 中身どういう風に我想を改善していくか あるいはなかったところに構築をしていく のかっていうのはですね、そんなに1つで 制度を入れたからどうかなるって話では ないんですよね。で、同時にガバナンスと 言っても、ま、聞きたのガバナンスもあり ますけど、よりあの日々重要なのはこの 経営方針というのがしっかりこう下にまで ですね、下ろされて周知徹底されでその 警報士に基づいて、ま、上場企業として、 ま、株主のためにですね、会社の、ま、 利益を最大化するとで、社会貢献も果たす というこの要素はですね、あの、じゃ、石 問題に対処したからどうこっていう話じゃ なんです。もっとその将来を見据えた 大きな話なんですね。で、そこを実はあの 株主っていうのは見ているで、みんな 分かっていることだと思うんですけど、 中石問題というのはもう第3者委員会が ある種なんていうか公式歴史県見解みたい なあのものを出してしまったのでそれを フジテレビ側はもう 100%ありがたく受け入れてですね、 それに沿った改革をするしか選択肢はない わけですよ。で、再び同じようなことが 起こらないようにしようという風な再発 防止策はできるだろうけれども、今株主 から問われてるのはあるいはスポンサー から問われてるのはフジテレビというもの の価値は何なんだという話なんですね。で 、えっと、こういったクライシス マネジメントとか不祥事対応だけではフジ テレビって何なんだっていう問いには答え られないわけですね。ですから、あの、 おそらく株主総会で話題となってくるのは そもそもフジテレビとはという話になって くると思うんですね。あの、取締まり役の 提案もあの、拝見しましたけれども、あの 、実際わかんないですよね。じゃ、その人 たち入れたからと言って本当に素晴らしい 会社になるのか分からないです。外部の 視点を入れるっていうのは重要ですけれど も、ただですね、やっぱりこれ放送って 放送人に作らせなきゃいけないってところ があって、あの、絶対じゃないんですよ。 絶対じゃないんですけど、放送人じゃない 人間が継承としても果たしてどこまで うまくいくのかなっていうのはあります。 あの、なんていうか、切り出して コンテンツをこう売っていくための戦略 っていうのは外部の人が来てむしろ面白い 地見を入れてくれるところはあると思い ます。ただ放送をどうやって作るのかって いうのはですね、じゃ、例えばドラマの 脚本かけない人に脚本かけっつったって ですね、どんなに優秀な経営者でも無理な わけですよね。で、そういったその放送人 っていうのがですね、私最近考えてるん ですけども、あの、これ別にテレビに特殊 な話ではないんですけど、例えばすごく いいけれども価値がまだ十分に高められて ない日本の会社があったとして、外しに 買われたとしますよね。M&Aでで買収さ れた時におそらく1番苦労するのはその 会社の財産が人であった場合にですね統治 するってことなんですよね。で、ま、外師 がね日本の会社買って経営に失敗する なんてすごくよくある事例ですけど、要は 頑固なサラリーマン、サラリーウーマンが たくさんいるわけですよ。で、ある種の 価値を信じてやっている。で、この人たち を統治するっていうのはですね、ま、至難 の技ですよ。これはあの、そんなにね、 あの、甘く見てはいけないです。だから フジテレビがダメだった。そりゃそうだと いう風に受け入れて先に進むとして、外部 から来てじゃうまくいくのかっていうのは ですね、あの、別に海外の買収の例を見れ ばすぐ分かる話なんですよね。ただ別に ダメだと言ってるわけではなくて、これを 機会に良い方向に変わればいいなという風 に思ってるので、ま、いろんな株主の提案 っていうのはひとまず聞いてですね、勉強 させていただくっていうのがフジテレビの 、ま、取るべき態度なのかなという風に 思います。で、あとはですね、あの、ま、 これ、う、これからの時代、 YouTubeもこれだけ発達して視聴者 を獲得している時代にですね、テレビを 経営するってすごくリスクのある判断じゃ ないかなと私思うんですけど、テレビーっ て、ま、放送法の縛りがありますから できることできないことってやっぱりある わけですし、ま、総務省からのですね、ま 、非常に強い統制を受ける立場にあるわけ です。で、今の時代に例えばありと あらゆる出版者とかですね、雑誌なんかも 売れなくなりましたよね。地上波がこう やって傾いてるっていう時に地上波を買っ て特人がいるのかなっていうのは私は 極めて疑問でですね。ま、これは素人の 意見なんで聞き流していただいて構わない んですけども、そんなにそれはそれで大変 よっていう気はしますね。まあ、なんで あのここまでですね、あの株主との逃争 みたいな話になってきてしまうと一般の人 の関心、例えば仲良石スキャンダルとか からはかなり書き離れた次元の話になって くるんですけども、今展開されているもの はですね、1回血を流し始めたその きっかけは仲良しスキャンダルですね。 それの対応の、ま、深刻な誤りでその、ま 、血を流してるとですね、ま、いろんな人 が、ま、攻撃しやすくなるわけですね。で 、叩いて叩いてコンプラがダメだ、 ガバナンスが何も最初からなってないって いうのは言ったらいいと思うんですけど、 そこから作り上げられるものって何 でしょうかということですね。あの、 コンプランを聞き聞かせすぎると面白い 番組が作れなくなるとかいうことを言う つもりはあんまりなくて、ま、そらその中 でやるしかないわけですけど、あの 、制限する方向はいっぱい案が出てくる けれども、何かを作る、ま、面白くする、 え、価値をみんなに認めてもらうという 価値想像のところはですね、ま、ほとんど 話題になっていないというのが、ま、非常 に残念だなという風に思います。で、フジ テレビの、ま、フジテレビのその赤字を ですね、あの富士山形系ビルの模が埋めて いるるっていう構造にあることは確かなん ですけど、今新聞社、ま、色々見渡してみ てですね、不動産業をやらずにやってける とこなんてあるんですか?ていうのはこれ も正直思うんですよね。ですから株主会社 株主のもの、それはその通りです。ただ 意味において地上派の1つの曲というです ね、あのフジテレビの財産をどのように 生かしきるかということもですね、同時に 考えたらいいんじゃないかなという風に 思うんですよね。ま、コンプラガバナンス の改革案は、あ、是非そのまま頑張って 進めていただきたいと思うんですけれども 、え、今後のですね、え、株主との報告の 中でフジテレビが何を、え、作り出して 生み出していくのかということをですね、 もうちょっと積極的に、え、提案していく べきかなということを思いました。え、 本日は皆さんの興味が薄れかけているフジ テレビ問題について再び解説をしました。 皆さんどうぞ良い1日をお過ごしください 。 [音楽]

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【プロフィール】
1980年生まれ シンクタンク山猫総合研究所代表、東京国際大学客員教授。政治や国際情勢など幅広い分野について分析し発信、執筆や言論活動を続ける。東京大学農学部卒業、同公共政策大学院及び同大学院法学政治学研究科修了 博士（法学） 。東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て現職。主著に『シビリアンの戦争』『21世紀の戦争と平和』『孤独の意味も、女であることの味わいも』などがある。2017年正論新風賞受賞

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