5月2日の東京株式市場では、日経平均は7日続伸し、前日比378.39円高の3万6830.69円で取引を終えた。日銀の利上げの動きが後退するとの見方から為替が1ドル=145円台まで円安方向に振れたことや、日米の関税交渉の進展への期待から朝方から買いが先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、昇は40銘柄(42%)、下落は48銘柄(50%)、変わらずは8銘柄(8%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、GENDA<9166>が3日ぶりに反発した。GENDAは、東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」、目標株価1410円でカバレッジを開始したことが株価の下支えとなったようだ。
また、任天堂<7974>やコーエーテクモHD<3635>、コナミグループ<9766>が年初来高値を更新するなど、家庭用ゲーム株の一角が買われた。引き続き「Nintendo Switch 2」が市場の物色テーマとして強く意識されているようだ。
ワンダープラネット<4199>は3日続伸し、一時999円まで買われるなど4ケタ大台をうかがう動きとなった。
半面、Aiming<3911>は前日に続き利益確定の売り物に押される展開となり、monoAI<5240>は3日続落し、終値ベースで300円台を割り込んだ。
ほか、オルトプラス<3672>やケイブ<3760>などもさえない。