By
Reuters
掲載日
2025年5月5日
Diesel(ディーゼル)、Jil Sander(ジル・サンダー)、Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)などのブランドを傘下に持つイタリアのファッショングループOTBは、貿易関税が確定した場合、アメリカでの値上げ幅を査定中であると、同グループのCEOが月曜日に発表。
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プラダを含むヨーロッパの高級品企業は、値上げの可能性を評価しています。先月、エルメスは関税の影響をすべて米国の買い物客に転嫁すると発表。
「OTBのウバルド・ミネッリ最高経営責任者(CEO)は、グループのサステナビリティレポートを発表する記者会見で、「関税の影響を軽減するための可能な措置を、ブランドごとに評価しています。
「シミュレーションによると、(関税による収益への)影響を均衡させるためには、グループ全体で(米国での)価格を8〜9%引き上げる必要がある」と、イベントの傍らで付け加えました。
OTBの創業者であるレンツォ・ロッソ会長は、市場環境が好転した時点で上場する意向を改めて表明。
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