世界的人気シリーズ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン2のプレミアがカンヌで開催され、主演のジェフリー・ディーン・モーガンが家族とともに出席。

カンヌ・ウォーク・オブ・フェイムへの手形刻印を「生涯の栄誉」と語り、10年に及ぶ“ニーガン”としての軌跡を振り返った。

 

“ルシール”復活に大興奮

『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』は、オリジナルシリーズ初の続編であり、フランチャイズとしては5作目にあたる。

ニーガン役として10年目を迎えることに対し、「この役はもう自分の一部。終わるときは“もう年だ”と自分で判断した時かもしれない」と語るジェフリー。今では製作総指揮も兼任し、作品づくりに深く関わっている。

「キャストやスタッフの選定に関われるのは本当に重要なこと。毎日一緒に過ごす“家族”だから、好きになれる人を選ばないといけない。『ウォーキング・デッド』は、いい人たちを集めるのが本当に上手い作品」と語った。

そして今回、ファン待望のアイテム“ルシール”が物語に帰ってくる。鉄条網を巻いたバットは、暴力的な過去を象徴する存在。ジェフリーは「自分にとって、ニーガン以上にルシールが帰ってきたのが嬉しかった」と語り、撮影中も手放さず常に持ち歩いていたという。

ルシールの再登場は、ニーガンの中に眠っていた“演じる自分”を呼び覚ます。彼の内面の葛藤が、今シーズンの見どころとなりそうだ。

ゾンビではなく“人間”の物語

ジェフリーはまた、『ウォーキング・デッド』シリーズの核心についても触れる。「この物語はゾンビではなく、いかに人間が協力できないかということを描いている。だからこそ面白い」

現代社会とも重なるテーマが、長年にわたって視聴者を惹きつけている理由のひとつだ。

『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン2は、5月5日(月)よりU-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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