2007年、ヴィクトリア・ベッカムは夫デビッド・ベッカムのLAギャラクシー移籍に伴い、ロンドンからロサンゼルスへと拠点を移した。この引っ越しを機に、当時ポップスターだった彼女のスタイルは少しずつ、しかし確実に変化していき、日焼けした肌や、片側に流したプラチナブロンドのピクシーカットが定番ルックとなった。現在のヴィクトリアとはかけ離れたこのスタイルについて、2022年には本人自ら、公式TikTokで「絶対になし」と一蹴していたが、当時から少しも変わらないのが、ボディコン(ボディ・コンシャス)ドレスへの愛だろう。

ヴィクトリア・ベッカム、2008年のマーク・ジェイコブスのショーにて。

ヴィクトリア・ベッカム、2008年のマーク・ジェイコブスのショーにて。

Peter Kramer/Getty ImagesImage may contain Human Person Fashion Home Decor Premiere Clothing and Apparel

ヴィクトリア・ベッカム、2007年のMTVムービー・アワードにて。

Jon Kopaloff

当時「ポッシュ」という愛称で知られていたヴィクトリアは、マーク・ジェイコブス(MARC JACOBS)のショーにはエルベ・レジェ(HERVE LEGER)のバンデージドレスで登場し、「グラマー」のウィメン・オブ・ザ・イヤー・アワードではシャネル(CHANEL)のコルセットドレス、MTVビデオ・ミュージック・アワードではホットピンクのブラジャーを合わせたゼブラ柄のミニドレスと、つねに体のラインを強調するファッションで注目を集めていた。

それから15年以上が経ち、2025年にヴィクトリアがドバイのデパート「オーナス」とのカプセルコレクションのローンチイベントで着用したのは、まるでマーベル映画の衣装のようにボディラインが見えるドレス。昔より丈は長めだが、フィット感は健在だ。

Instagram content

This content can also be viewed on the site it originates from.

Leave A Reply