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Reuters
掲載日
2025年4月15日
ディオールのクリエイティブ・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリは、火曜日の夜、京都の東寺の庭園で、ルーズでミニマルなスタイルの秋のファッション・コレクションを披露しました。
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モデルたちは、広い小道を歩き、歩道橋を渡り、主に地味な色のロングオーバーコートやドレスをパレード。
ルーズなパンツ、ワイドスリーブのジャケット、きらびやかな花柄のエアリーなロングドレス。イヤリングやクロスボディバッグをアクセントにしたルックも。
フランスのファッション・ハウスは、日本の伝統的な織物会社である龍村織物株式会社を含む地元の専門家と協力して、15世紀と16世紀のスタイルを取り入れたデザインを制作。
「京都に本社を置く龍村織物の龍村郁社長はロイターの取材に対し、「何種類かの試作品を作り、その中から最終的なバージョンが選ばれました。
シルバーを基調とした生地は光沢を抑えてモダンな印象にし、ネイビーの服地はグレーのトーンで明るくしたとのこと。
「全工程で約1年かかりました」。
LVMH傘下のディオールと日本とのつながりは、展示会やファッションショーを開催し、王族に衣装を着せてきた創業者クリスチャン・ディオールにまでさかのぼります。
フィナーレでは、796年に創建されたパゴダ様式の寺院の前にモデルたちが並び、2016年にディオールに入社したキウリが観客に軽く会釈をしながらお辞儀をして登場。
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