舞台 SHIZUOKAせかい演劇祭2025
富士山の眺めに茶畑の緑、そして国内外の最先端の舞台芸術作品。これらを一度に楽しめるのが、ゴールデンウイークに開催される「SHIZUOKAせかい演劇祭」である。「ふじのくに→←せかい演劇祭」から名称を改めた。
例年、「世界のいま」を感じられる作品が多くの人を引き付けているが、今回の注目作は何といっても日本初演となるスイスのコメディ・ドゥ・ジュネーヴの「〈不可能〉の限りで」(4月26〜29日、静岡芸術劇場、日英字幕あり)だ。作・演出のティアゴ・ロドリゲスはポルトガル出身で、フランスのアヴィニョン演劇祭のディレクターを務める。
2022年に初演された作品は、ロドリゲス自身が、国際赤十字委員会や、国境なき医師団の職員約30人に行ったインタビューに基づく。舞台では、固有の地名はなく、二つの世界、すなわち人道支援が行われている地域が〈不可能〉、先進国を中心と…
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週刊エコノミスト
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