壁一面の白いタイルが印象的なパリの地下鉄では、今流行りの証明写真機で写真撮影にもトライ。「何気なく撮ったセルフィーは、独特のレトロな雰囲気が絶妙で、忘れられない一枚となりました」

そして、いよいよショー会場へと向かう。

北村匠海 in パリ。ディオールのショーに参加した様子をレポート!ネイビーのセットアップでショーに到着

今回のショーが開催されたのは、歴史あるエコール ミリテール。北村が纏ったのは、2025-26年ウィンター メンズ コレクションのネイビーのセットアップ。シンプルながらも、シルク100パーセントの上質な素材と卓越した仕立てが、洗練された華やかさを際立たせる。バッグは新作「ディオール ノルマンディー」のホワイトをセレクトした。

北村匠海 in パリ。ディオールのショーに参加した様子をレポート!

Victor VIRGILE/Getty Images

オートクチュールからインスパイアされたコレクション

ショーが幕を開けると、オートクチュールの要素を現代的に解釈したメンズウェアが次々と登場。1954-55年秋冬オートクチュールコレクションから着想を得た「Hライン」のシルエットがメンズウェアに落とし込まれ、ディオールのアイコンである「バー」ジャケットはスーツへ、着物はウエストをシェイプしたオーバーコートへと再解釈。フィットからフレアまで、遊び心のあるボリューム感もコレクションを通して表現されていた。さらにレザージャケットなどジョーンズらしいアヴァンギャルドなエッセンスも随所に散りばめられていた。カラーパレットはブラック、グレー、ネイビーのダークトーンを軸にしながら、クリームやパウダーピンクのアクセントカラーが光る。

北村匠海 in パリ。ディオールのショーに参加した様子をレポート!北村匠海 in パリ。ディオールのショーに参加した様子をレポート!

お気に入りルックは?

「ブラックが本当に綺麗でした。ファーストルックで『うわっ!』と感動し、黒の虜になりました。今年はより一層ブラックを取り入れたファッションを楽しもうと思います」

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