ホラーインディーゲームが原作の映画『8番出口』の主演として二宮和也さんが決定。無限にループする駅構内のような通路で“迷う男”を演じる。

キャストではこのほか、河内大和さんがゲームでお馴染みの“歩く男”としての出演も解禁。

あわせて、監督/脚本(平瀬謙太朗さんと共同)の川村元気さん、音楽(網守将平さんと共同)の中田ヤスタカさんも発表され、特報映像も公開された。

映画『8番出口』は8月29日(金)から全国の劇場で公開。

映画『8番出口』特報映像解禁 不気味な通路を再現 

解禁された特報映像では、主演をつとめる二宮和也さんが通路に迷い込み、様々な異変に直面するシーンが矢継ぎ早に映し出される。

河内大和さんが演じる“歩く男”の異質な存在感も見どころだ。

30秒と短い尺ながら、不安を掻き立てるような音が響く中で、原作の摩訶不思議で不気味な雰囲気が感じられる映像に仕上がっている。

映画『8番出口』特報映像原作はコタケクリエイトによるホラーインディーゲーム

映画の原作は、コタケクリエイトさんが開発したホラーインディーゲーム『8番出口』。

地下鉄の駅構内のような通路をループしながら、異変を発見すれば引き返し、そうでなければ先へ進んで脱出を目指すゲームだ。

2023年11月にSteamで発売。その後各ハードでも発売され、2024年8月8日には、Steam版とNintendo Switch版の累計販売数が100万本を突破した。

ゲーム『8番出口』PV

薄暗い通路の雰囲気やゲーム内に登場する不思議な「おじさん」の存在感が話題を呼び、ゲーム実況者やYouTuber/VTuberたちがこぞって取り上げたことでさらに注目を集めた。

反響を受けて、VR版や続編『8番のりば』もリリースされている。また、大流行したゲームにはありがちなことだが、『8番出口』を模したゲームも多数発売された。

映画化が発表された2024年12月、コタケクリエイトさんは「撮影現場も見学させていただき、あの地下通路やおじさんが目の前に存在していて本当に凄かったです!ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです!僕も公開がとても楽しみです!」とコメントしていた。

二宮和也、映画『8番出口』で主演 ループする不気味な通路で迷う男を演じる

KAI-YOU編集部_音楽・映像部門

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ポップポータルメディア「KAI-YOU」の編集部(2013年3月15日より運営開始)。重要性の高いニュース記事に加え、クリエイターへのインタビューや発表会、展覧会などのイベントレポート、独自の視点・切り口からのレビューやコラムなども多数配信。ポップカルチャーと現代社会が相互に影響し合う歴史を記録しながら、シーンの最先端にある新たな価値観や才能を発掘・発信している。

音楽・映像部門では、VOCALOIDやDTMなど多様なカルチャーが絡み合い複雑化するインターネット音楽シーンの現状を発信。ジャニーズから歌い手、ネット発アーティストまで、音楽やMV、映画を対象に、最先端技術を使った映像や膨大な時間がかけられたアナログ手法の作品、それらを生み出すクリエイターを紹介している。

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