仏俳優ジェラール・ドパルデュー氏、性的暴行事件で初公判

 仏俳優ジェラール・ドパルデュー氏が2021年の映画撮影中に女性2人に性的暴行を加えた罪に問われた事件で、パリの裁判所は24日、初公判を開いた(2025年 ロイター/Stephanie Lecocq)

[パリ 24日 ロイター] – 仏俳優ジェラール・ドパルデュー氏(76)が2021年の映画撮影中に女性2人に性的暴行を加えた罪に問われた事件で、パリの裁判所は24日、初公判を開いた。

仏映画界の大物であるドパルデュー氏が性的暴行事件で公判を受けるのはこれが初めて。近年は相次ぐ性的暴行疑惑に直面しているが、いかなる不正行為も否定している。

有罪になれば、最高5年以下の禁錮と罰金7万5000ユーロ(約1200万円)を科される可能性がある。

初公判は当初、昨年10月に開かれる予定だったが、ドパルデュー氏の体調不良により延期された。審理は少なくとも2日間開かれる。

検察側は、ドパルデュー氏が撮影現場で被害女性を引き寄せて体を触ったとし、もう一人の女性についても撮影現場や路上で体を触られたと主張している。

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