同じ日にショーを行うコム デ ギャルソン社の3ブランド。今季は全てオペラ座の近くにある廃墟のような建物が会場となっている。ノワール ケイ ニノミヤは二番手。朝に観たジュンヤ ワタナベとは異なるフロアに案内されると、やや広めのランウェイが用意されていた。

暗い照明の下、不協和音を奏でる音楽と共に登場したのは深海生物を思わせるダークな印象のルック。

ノワール ケイ ニノミヤのテーマは「ファンタジー」。子どもの頃の自由な感性にのせて【202526年秋冬 パリコレ】

以降黒を中心としたルックが続くが、まるでアニメのキャラクターのような白いヘッドピースと引き続きリーボックとのコラボレーションらしいシューズに合わせたフリル付きのソックスがガーリーな雰囲気を醸し出している。

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そして、後半からが今季のハイライトだった。音楽とも呼応する不思議なバランスと色使いで、子どもが無邪気に好きなものを寄せ集めたようなルックに不意をつかれる。

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