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ウィリアム皇太子とキャサリン妃は、英国映画テレビ芸術アカデミーの会長を務めるなど、王室行事や慈善活動を通じてメディアに露出したり、著名人と交流する機会が多いが、名声やセレブにはまったく興味がないそうだ。元王室補佐官ジェイソン・ナウフが、オーストラリアのテレビ番組「60 Minutes Australia」でこう語る。
「皇太子も皇太子妃も、選べるならば、公人となることを選択しないでしょう。お二人は、それに伴う名声や有名人にまったく興味がありません。今の世の中において、まっとうな理由で仕事をしている人を見るのは、とても興味深いことだと思います」
11歳のジョージ王子と9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子を育てる夫妻は、子どもたちの学校の長期休暇には公務をスローダウンし、家族の時間を持つようにしている。ウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻の下で広報を担当し、皇太子夫妻が立ち上げたロイヤル財団の最高経営責任者を経て、2021年に王室の職を退いた後もウィリアム皇太子のアースショット賞に評議員として関わるナウフは、自身の果たした役割についてこう答えた。
「今日のメディアやソーシャルメディアの世界では、イメージをコントロールすることなど誰にもできません。不可能です。できることは、その人らしくいられるように手助けをすることくらいです。皇太子も妃も、メディアで目にするそのままの人です」