高嶋ちさ子
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 バイオリニストの高嶋ちさ子(56)が2日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。音楽好きの夫からのダメ出しが現在の高嶋率いる人気楽団「12人のヴァイオリニスト」につながっていることを明かした。

 番組では、コンサートの後の高嶋とのやりとりについてもアンケートを実施。「お客さまの立場から見て楽しめているかを伝えています。納得することもあれば、ウザがられる時もありますが、知り合いはみんな褒めるので、僕は思ったことを言っています」と回答があった。

 中には否定的な意見もあり、高嶋は「カチンと来ます」とし、「12人(のヴァイオリニスト)って私からすると、自分の子供のようなものなんですよ。だから自分がディスるのはいいけど、人からディスられたら“てめーこの野郎”みたいになるわけですよ」と思いを語った。

 ただ、夫の声はきちんと受け止めるようにしているという。夫について高嶋は「この人、音楽がめちゃくちゃ好きなんですよ」と説明し、「そもそも私は動きのない普通のクラシックみたいな立って弾くみたいなコンサートをやってたんですけども、うちの夫はヘビメタなんですよ。ヘビメタって舞台を走りまわるじゃないですか。だから“君のコンサートって音楽を聴く会なんだろうけど、動きがないからつまんないよね”って言われて」と衝撃的な一言に驚かされたことを明かした。

 「動きってどういう意味だよって最初は思ったんですけど、言われてみればそうかなと思って」と冷静に受け取り、「最初はバカかと思ったんですけど、動きを考えようかという話から、今に至るので少し良いアイデアをいただいていると言っても過言ではないです」と夫のアドバイスが現在に導いたことを認めた。

 さらには「コンサートに関しては褒めるのは結構聞かないです。良かったですっていうのは、我々にとって栄養になんないんですよ。マイナスな意見の方が絶対プラスになるので、そういう意見を凄い拾うようにはしてて」と音楽家としての一面ものぞかせつつ、「音楽に関しては凄い、夫も凄いコンサートとかライブに行く人なので、良くないコンサートを見せるのは詐欺的行為に近いっていうのが共通の認識」と夫との“共通認識”があることに触れた。「音楽だけは譲らないですね、あの人」と高嶋が口にすると、MCの林修は「そこがないと続かないでしょ」と思わず本音が漏らした。

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