「エトロ(ETRO)」の2025秋冬コレクションは、神話や太古の生命観に着想を得て、クリエイティブ・ディレクターのマルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)が原初的な世界を素材から構築し、多様な生命力を宿すことを目指した。ランウェイを仕切るように飾られたフィルターのようなカーテンは、アート・コレクティブ「ヌメロ・クロマティコ(Numero Cromatico)」によって作られ、動物たちが種別を超えて共存し、進化の軌跡を辿るかのような「動物寓話集」を表現した。

     コレクションでは、厚みのあるファブリックやラバーコーティング、刺繍などを重ね合わせたプリントによって、繊細かつ奥行きのある装いを展開。レーザーカットのフリンジやプリーツ、植物模様をあしらったデニムやコーデュロイなど、鮮やかなテクスチャーを用いた。また、韓国人アーティストのマリア・ジョンとのコラボレーションプリントが衣服やバッグを彩った。

    Share.
    Leave A Reply