ブラックマヨネーズの吉田敬
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 お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の吉田敬(51)が23日放送のカンテレ「マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演し、「命の恩人」の人気芸人に感謝した。

 「ブラックマヨネーズ」は2005年の「M-1グランプリ」で優勝したが、その数か月後、急な多忙でストレスを感じた吉田は仲の良い芸人に、自分の状態がわかってくれそうな人を紹介してもらい、それまでプライベートでは全然関わりのなかったものの、「NON STYLE」石田明に連絡をしたという。

 2人で会うと吉田は「M-1優勝してからひな壇に座る仕事が増えたんやけど、収録中、指先が痺れてくるねん。これ、原因わかるか?」と聞き、石田が「それは多分、過呼吸の最初の症状かもしれないですね」と言うと「そうなのか?俺、どうしたらいいねん。夜になると、さらに呼吸の仕方がわからなくなる」などの悩みを相談したという。

 石田自身もストレスやプレッシャーからで苦しんでおり、自身の経験から呼吸の仕方などを丁寧に教えた。吉田の全ての症状に対して、対処法を言える石田に対し、吉田は「お前、ほんま大変やねんな。俺なんかまだまだだわ」と思えるように。一方石田も「吉田さんみたいなスゴイ人でも参ってまうんやから、俺みたいな奴が落ち込むのは当たり前やな。あまり考えすぎんとこ」と思えるようになった。

 スタジオで吉田は「当時マンションの8階に住んでいたんですけど、僕ずっと、窓から俺が行かへんか怖くて、というのも石田に相談したんです」と言うと、石田は「それも、あるあるですと。よく吸い込まれそうになるんで、僕は元からハトの被害ないけど、ハト除け用のネット張ってます」と教えたと明かした。吉田は「そんなやつおんのか!というのと、ハト除けネットか、なるほど!という安心感で」でゲラゲラ笑ったと振り返り、石田も「こんな面白い人でも、こんな追い込まれるんや、そら俺みたいな奴はおかしなるわな、ってなって、すごい安心したんです」と語った。

 吉田は「石田がいなければ、絶対今の僕はないです。命の恩人くらいまで…」と感謝。石田も「助けてもらったって行っていましたけど、僕こそ助けられた。命の恩人」と互いに“心の支え”だったとした。

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