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メロイックサイン🤘をすると11に見える、ということで毎月11日は“ハードロック・ヘヴィメタルの日”!
今月は近年オールドスクールリバイバルなどでも盛り上がりをみせ、年々発展を続けるデスメタルシーンを特集!
デスメタルの歴史、派生ジャンルやレジェンド名盤は勿論、2024年、世界各国で年間ベストに選出されたあのバンドまでご紹介!
目次
基礎を築いたバンド
主要サブジャンル
現行のシーンを牽引するバンド
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デスメタルとは?
デスメタルは1980年代に誕生したエクストリーム・メタルの一派であり、その攻撃的なサウンドと過激な表現で知られる。重厚なギターリフ、ブラストビートを多用したドラム、そして「グロウル」と呼ばれる低音で唸るようなボーカルが特徴。
歌詞のテーマは、死や暴力、ホラー、哲学的な問い、時には歴史や神話にまで及び、バンドによって多様なスタイルが存在する。一般的には「過激な音楽」として認識されがちだが、テクニックや構成の奥深さから多くのファンに愛されています。
デスメタルは他のメタルジャンルと比べても独自性が強く、スラッシュメタルの速さと攻撃性をさらに発展させたものと言える。また、ブラックメタルと比較するとデスメタルはよりリズムが重厚で低音に重点を置いたサウンドが特徴。
本ページではデスメタルの歴史や主要バンド、サブジャンルなどを紹介し、その魅力に迫ります!
デスメタルの歴史
デスメタルは1980年代に誕生し、そこから独自の進化を遂げながら現在に至るまで発展を続けている。その歴史を大きく3つの時期に分けて紹介!
1980年代:デスメタルの誕生
デスメタルの起源は、スラッシュメタルやエクストリームメタルの発展と密接に関係しており、特に影響を与えたのがVenomやSlayer、Celtic Frostなどで、彼らの攻撃的な音楽性がデスメタルの基盤の一つとなったと考えられる。
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1985年、アメリカのバンドPossessedがリリースしたアルバム『Seven Churches』は、「デスメタル」という言葉が初めてタイトルに使用された作品であり、現在でもジャンルの先駆けとされている。ほぼ同時期に活動を開始したDeath(当時Mantas名義)のChuck Schuldinerは、デスメタルの確立に最も大きな影響を与えた人物の一人であり、後のシーンの方向性を決定づけた。
また、Morbid AngelやObituary、Autopsyといったバンドもこの時期に登場し、スラッシュメタルよりもさらに凶暴で暗黒的なサウンドを展開していく。
1990年代:デスメタルの黄金期
1990年代に入るとデスメタルは爆発的に成長し、さまざまなサブジャンルが生まれた。Cannibal CorpseやDeicide、Suffocationなどのバンドが登場し、よりブルータルで攻撃的なスタイルが確立。
北欧ではEntombedやDismemberなどが、独特のハードなギターサウンド(いわゆる「スウェディッシュ・デスメタル・サウンド」)を確立し、ヨーロッパのシーンを牽引。一方で、At The GatesやIn Flames、Children of Bodom、Arch Enemyなど日本でも非常に人気の高いバンドが、メロディックな要素を取り入れた「メロディック・デスメタル」を形成。後のメタルコアやメロデスの潮流にもつながっていく。
また、演奏技術を極限まで高めた「テクニカル・デスメタル」もこの時期に発展し、NecrophagistやCryptopsyといったバンドが高度なギターテクニックと変則的なリズムを特徴とする音楽を生み出した。
デスメタルの基礎を築いたバンド
デスメタルを理解する上で欠かせない、ジャンルを確立したレジェンドバンドを取り扱いのある商品を中心に紹介!
■Death
デスメタルの創始者とされるChuck Schuldinerが率いるバンド。初期はシンプルで荒々しいデスメタルだったが、次第にプログレッシブな要素を取り入れ、ジャンルの進化を牽引した。
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■Morbid Angel
トレイ・アザトースの超高速リフとテクニカルなギター、ピート・サンドヴァル”軍曹”による鬼神の如きドラミング、デヴィッド・ヴィンセントの魔王が憑依したかのようなヴォーカル期がいわゆる黄金期と呼ばれる。独特な楽曲構成と悪魔的な雰囲気で、デスメタルのサウンドを決定づけた。
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■Cannibal Corpse
1988年に結成されたアメリカのバンドで、デスメタルの中でも最も過激でグラフィックな歌詞で知られる。速いテンポのリフ、グロウルボーカル、ショッキングな歌詞が特徴。ライブパフォーマンスでも高い評価をされている。
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■Obituary
フロリダ州タンパで1984年に結成されたバンドで、シンプルで重厚なリフ、ミッドテンポの楽曲、そしてジョン・ターディの独特なボーカルスタイルが特徴なオールドスクール・デスメタルの代表格的なバンド。
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その他のデスメタルレコメンドアルバム!
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デスメタルの主要サブジャンル
デスメタルは長い歴史の中でさまざまなスタイルへと細分化されており代表的なサブジャンルを紹介!
オールドスクール・デスメタル
1980年代後半から1990年代初頭に確立された、デスメタルの原型的なスタイル。
重厚なギターリフと荒々しいグロウルボーカル、シンプルで直感的な曲構成が特徴。
スラッシュメタルの影響が強く、現在のデスメタルに比べるとややプリミティブなサウンド。
代表的なバンド:Death、Morbid Angel、Obituary、Cannibal Corpseなど
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メロディック・デスメタル
メロディアスなギターリフとハーモニーを重視し、メロディックな要素を強く持つ。
スウェーデンを中心に発展し、「ヨーテボリ(イエテボリ)・サウンド」とも呼ばれる。
クリーンボーカルを取り入れるバンドも多く、比較的聴きやすいデスメタルの一形態。
代表的なバンド:Carcass〜Arch Enemy、At The Gates、In Flames、Children of Bodom、Dark Tranquillityなど
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テクニカル・デスメタル
高度な演奏技術と複雑な楽曲構成が特徴。
変拍子や高速スウィープピッキング、難解なリフなどが多用される。
ジャズやプログレッシブメタルの影響を受けたものもあり、知的で緻密なサウンドを持つ。
代表的なバンド:Necrophagist、Obscura、Origin、Beyond Creationなど
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ブルータル・デスメタル
低音を強調したギターと激しいブラストビート、極端に深いグロウルボーカルが特徴。
速度と攻撃性を極限まで追求し、暴力的なサウンドを持つ。
歌詞はゴア(猟奇的な内容)や暴力をテーマにすることが多い。
代表的なバンド:Dying Fetus、Suffocation、Devourmentなど
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ブラック・デスメタル
ブラックメタルの冷たい雰囲気とデスメタルの攻撃性を融合させたスタイル。
荘厳な雰囲気やシンフォニックな要素を取り入れるバンドも多い。
反宗教的、オカルト的なテーマの歌詞が多い。
代表的なバンド:Behemoth、Belphegor、Goatwhoreなど
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デスコア
デスメタルとメタルコアの要素を融合したスタイル。
極端にブレイクダウンを多用し、リズム重視のサウンド。
若い世代に人気があり、モダンなプロダクションのバンドが多い。
代表的なバンド:Lorna Shore、Whitechapel、Suicide Silence、Vulvodyniaなど
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現行のシーンを牽引するバンド
近年のデスメタルは、さらに進化を遂げ、新しいサウンドが生まれている。現在のシーンを代表するバンドを紹介!
2000年代以降:デスメタルの多様化と進化
2000年代に入ると、デスメタルはさらなる細分化と発展を遂げる。BehemothやBelphegorといったバンドがブラックメタルの要素を取り入れ、「ブラック・デスメタル」としてダークな雰囲気を強調。一方、Dying FetusやAbortedなどは、より重低音を強調した「ブルータル・デスメタル」を推し進めた。
また、2010年代以降には、テクニックとスピードを極限まで追求したArchspireのような超高速デスメタルが登場。さらに、シンフォニックな要素を加えたFleshgod Apocalypse、デスコアとデスメタルを融合させたLorna Shoreなど、新しいスタイルのバンドが次々と登場し、デスメタルは今なお進化を続けている。
■Blood Incantation
アメリカ・コロラド州デンバー出身のデスメタルバンドで、サイケデリックな要素やプログレッシブな展開を取り入れたユニークなサウンドで注目を集める。単なるブルータルなデスメタルではなく、宇宙や哲学をテーマにしたリリックや、浮遊感のあるアンビエント・パートを取り入れるなど、異質で実験的なスタイルを持っている。
『Absolute Elsewhere』
各メディアから年間ベストに選出され、デスメタルの枠を超えた2024年のHR/HMを代表する1枚となった作品!
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■Gatecreeper
アメリカ・アリゾナ州出身のデスメタルバンドで、2013年に結成。スウェディッシュ・デスメタルとアメリカン・ハードコアの融合的なサウンドが特徴で、重厚なリフ、グルーヴ感のあるミッドテンポ、そして強烈なD-Beatドラムが炸裂!
オールドスクールなデスメタルの要素を持ちながらも、キャッチーで聴きやすいサウンドが特徴で、ブルータルさだけでなく、ハードコアのアグレッシブなノリも強調されているため、デスメタル初心者にも比較的入りやすいバンドの一つです!
『Sonoran Depravation』
昨今のオールドスクール・デスメタルリバイバルの象徴的な存在であることを提示したアルバム!
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■Kanonenfieber
ドイツ出身のワンマン・デスメタルプロジェクトで、第一次世界大戦をテーマにした楽曲が特徴。バンドのリーダーであるNoiseによって2020年に結成され、デスメタル、ブラックメタル、メロディック・デスメタルの要素を組み合わせた壮大なサウンドで注目を集めている。
実際の戦争の記録や手紙を基にしたリアルな歌詞と、激しくもメロディックな音楽性。単なる戦争賛美ではなく、戦争の悲惨さや兵士の苦悩を描いた反戦的なメッセージが込められている。
『Die Urkatastrophe』
戦争の悲惨さや無慈悲さを描き、戦争の非道を警告するメッセージを伝えることを目指した作品。デスメタルとブラックメタルの要素を融合させ、メランコリックで抑圧的なサウンドが特徴。
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その他の新世代デスメタルレコメンドアルバム!
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メタルの日著者プロフィール
初めてリアルタイムで発売されたメタリカはセイントアンガーという後追いメタラー。一番好きなメタルはスラッシュメタル。
高校の同級生に借りたMDに入っていたヌンチャク(KCHC)に衝撃を受け、ジャパニーズハードコアを聴き始めるが大学時代の洋服屋の店長の影響でUKハードコアやサイコビリー、ジャパコアなどハード系のパンクに一通りはまる。当時はメロコア/ポップパンクやミクスチャー全盛期だったのに反発し逆張りのような形でラバーソールを脱ぎ捨て、メタルを聴き始めアイアン・メイデン、モトリー・クルーなどのパッチGジャンを作る。
パンク、メタル両サイドから崇められるmotorheadこそが全ての頂点であるとこの頃に確信する。
就職時に中央線沿線に引っ越し、平日も退勤後に時間を惜しまずCDショップを巡り食費を削りながらひたすらCDを買う生活を10年程送る。
常にCDとTシャツが増え続けていくため慢性的に置ける場所を探している。