アリシア・ヴィキャンデルとマイケル・ファスベンダーは、ドラマ映画『光をくれた人』(2016)がきっかけで結ばれた。賞レースのシーズンにはレッドカーペットを一緒に歩くことを避けるなど、公の場では控えめで有名なカップルだが、ヴィキャンデルが『リリーのすべて』(2015)でアカデミー助演女優賞を受賞したときに、観衆の前で熱いキスを交わしたことがある。
2017年10月にイビサ島で密かに挙式をあげ、2018年3月号US版『VOGUE』でのインタビューで結婚生活について聞かれたヴィキャンデルは、「今までで一番幸せで満足している」とコメント。その翌年の2021年に息子が誕生した。
6. ルーシー・ボイントン&ラミ・マレック
2019年1月、ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットにて。
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『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の撮影は、決して順調だったとは言えない。フレディ・マーキュリー役を演じる予定だったサシャ・バロン・コーエンがクイーンとの意見の食い違いから降板すると、次は監督のブライアン・シンガーがクランクアップまでに数週間を残して解雇に。監督デクスター・フレッチャーが映画の仕上げに入り、シンガーは後に性的暴行で訴えられた。
幸いにも映画は完成し、全世界で8億ドル以上の収益を上げ、4つのオスカーを獲得する快挙を成し遂げた。さらに、マーキュリー役で主演を務め、主演男優賞を受賞したラミ・マレックとメアリー・オースティンを演じたルーシー・ボイントンのロマンスが発覚。アカデミー賞の受賞スピーチで、マレックは「ルーシー・ボイントン、あなたはこの映画の中心です。あなたは私の心をとらえました。本当にありがとう」と愛と感謝の気持ちを述べた。その約3年後、二人は破局。
7. ニコール・キッドマン&トム・クルーズ
2000年のレッドカーペットでは幸せいっぱいの笑顔を見せていた。
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