グラビアアイドルとして「完売クイーン」の人気を誇った矢吹春奈(31)が、女優として文字通り体当たりの演技を見せている。公開中の映画「日本で一番悪い奴ら」(白石和弥監督)で、入れ墨を背負い、恋人役の綾野剛(34)と激しいラブシーンに挑み、最後は薬物中毒に…。

 「役にしっかり入りたかった。勤め先がクラブの設定だから、知り合いに頼んでじっくり見学させてもらったし、着物姿は腹に力を入れて…。薬物だけは経験できないので、いろいろ想像したのですが」と役作りには全力で取り組んだ。

 綾野も矢吹のやる気を実感したのだろう。薬物中毒になった彼女に「人間終わりだぞ」と突き放すシーンを「ここは抱きたいと思うんじゃないですか」と監督に提案。ビンタの後、激しいラブシーンを織り込む形に変更された。

 「クスリに溺れているわけですから、セックスを求める気持ちが強くなるんじゃないか。いろいろ悩んだんですけど…キレイに撮ってくださって、とても好きなシーンになりました」

 15歳のときに東京・渋谷でスカウトされ、18歳のころには写真集や、矢吹のグラビアが掲載された雑誌が必ずヒットすることから「完売クイーン」と呼ばれた。人気の理由を本人は「大胆になれるからですかねえ」とあっけらかんと言う。今年5月には篠山紀信氏によるヘアヌード写真集「春奈」を発表し話題に。篠山氏も「温泉もの史上、最高の写真が撮れた」と、被写体として絶賛した。

 「これからもこれ以上ないってくらいの汚れ役に挑戦したいです」という。ラブシーンにさまざまな制限を付ける女優が多い中で「NGなし」の矢吹は貴重な存在となりそうだ。【相原斎】

 ◆矢吹春奈(やぶき・はるな)1984年(昭59)12月18日、東京生まれ。03年、テレビ朝日のアイドルユニット「テレ朝エンジェルアイ」に選ばれ、04年にはパルコ水着キャンペーンガールとなる。09年のロス語学留学後に女優業に軸足を移す。身長164センチ。
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