スティーヴ・ジャンセンの個展「The Space Between」が開催。東京を中心とした都市空間を映し出す

1980年代初頭、絶大な人気を誇ったイギリスのバンド「Japan」のドラマーとして知られるスティーヴ・ジャンセンは、これまで写真家としても活動。1981年にPARCOで日本初の展覧会を開催し、過去にはKYOTOGRAPHIEにも参加した。

今回開催となる「The Space Between」は、ジャンセンにとって日本で3度目の個展。テーマには「レジステンシャリズム」を掲げる。2022年秋にジャンセンが来日して撮影した作品を中心に、すべて新作で構成。東京都心の建物が乱雑に並ぶ不規則な建築構造からインスピレーションを得ており、「私たちがしていることは自分自身を映し出す鏡を掲げているに過ぎない」という視点から、都市空間における人々の営みを俯瞰することを問いかける。

会場では作品と時間をかけて向き合える空間を構築するとともに、展示作品やオーディオ付きポストカード、Tシャツも販売。世界中の都市に赴くジャンセンが表現する、都市風景への鋭い解釈。無機物が奏でる独特の世界をぜひ体感して。

スティーヴ・ジャンセンの個展「The Space Between」が開催。東京を中心とした都市空間を映し出す

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