Photo: Gilbert Flores/GG2025/Getty Images
ロサンゼルスで発生した山火事の被害が拡大し、アワードシーズン真っ只中のハリウッドも打撃を受けている。アダム・ブロディとレイトン・ミースター夫妻は、パシフィック・パリセーズにある3階建ての自宅が焼失。パリス・ヒルトンもマリブにあるビーチハウスが全焼したことを明らかにし、X（旧ツイッター）に「カリフォルニアLAのために祈っています」と投稿。
また『スター・ウォーズ』シリーズで知られるマーク・ハミルは、妻や愛犬とともに自宅から避難したことを公表。被害の有無は明らかにしていないが、「ギリギリで脱出した」とインスタグラムに綴っている。
ほかにも多くのセレブが被害に遭い、自宅からの退避を余儀なくされている。火災発生当時ロサンゼルスを離れていたジェイミー・リー・カーティスは、「私のコミュニティ、そしておそらく私の自宅も燃えている」とインスタグラムに投稿。家族は無事だが、多くの友人が家を失うであろうと綴り、フォロワーに対し、正確な情報のシェアを求めた。彼女はまた、地域救済のために100万ドルを寄付したことを明らかにした。
3月に開催されるアカデミー賞に向け、各賞授賞式や関連パーティーなど、さまざまイベントなどが予定されているハリウッドだが、アカデミー賞とPGAアワード（全米製作者組合賞）、WGAアワード（全米脚本家組合賞）はノミネート発表の延期を決定。また、1月12日（以下、現地時間）に予定されていたクリティクス・チョイス・アワード（放送映画批評家協会賞）の授賞式は、1月26日に開催日程を変更し、アカデミー賞前の恒例イベントであるBAFTAティーパーティーやAFIアワードランチョンも延期された。このほか、ロサンゼルスで撮影を行っている「フォールアウト」や「グレイズ・アナトミー」、「SUITS：LA（原題）」などの撮影も中断を余儀なくされている。