K-POP大手HYBE株が大幅安、傘下レーベル独立疑惑で内紛

 26日のソウル株式市場で、韓国最大の音楽事務所HYBEの株価が一時5%超下落した。人気K─POPグループBTSなどが所属する同事務所と傘下レーベルのADORの内紛が悪材料となっている。写真はADOR所属のNewJeans。米カリフォルニア州イングルウッドで3月撮影(2024年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ソウル 26日 ロイター] – 26日のソウル株式市場で、韓国最大の音楽事務所HYBE(ハイブ)(352820.KS), opens new tabの株価が一時5%超下落した。人気K─POPグループ「BTS(防弾少年団)」などが所属する同事務所と傘下レーベルの「ADOR(アドア)」の内紛が悪材料となっている。

HYBEは今週、女性グループ「NewJeans(ニュージーンズ)」が所属するADORの幹部ミン・ヒジン最高経営責任者(CEO)が独立を企てた背任行為の疑いがあるとして内部調査を開始していた。

一方、ミン氏は25日に開いた記者会見でこの疑惑を否定した。

ADORの株式はHYBEが80%、残りをミン氏らが保有している。

今回の内紛が公になって以来、HYBE株は12%超下落。NewJeansの新曲リリースや一部BTSメンバーが兵役義務から復帰することへの期待感に水を差した格好だ。

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Seoul-based reporter covering the Koreas with a focus on South Korean politics, North Korea’s missile tests and the K-pop industry. Before joining Reuters, he worked at The Korea Herald.

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