この1年に起こった出来事をニュース映像や報道写真で振り返る「中部報道展」が11日から名古屋市で始まりました。

中部報道展は、東海地方に拠点を置くテレビ局や新聞社など30社が加盟する中部写真記者協会が毎年開いています。
開場式にはパリオリンピックのフェンシング男子エペ個人で金メダルを獲得した愛知県あま市出身の加納虹輝選手が来場し、テープカットを行いました。
名古屋市中村区の会場にはこの1年のさまざまな出来事をとらえた報道写真、およそ140点が展示されているほか、テレビで放送されたニュース映像およそ40本が上映されています。
このうち、写真部門のグランプリに選ばれた「能登大雨泥だらけの救助活動」はことし9月に能登半島を襲った豪雨被害の際、泥にまみれた消防隊員が涙しながら救助活動する様子を捉えた写真です。
また会場内に設置された大型モニターではテレビ部門で映像企画の優秀賞を受賞したNHK名古屋放送局の※やな(木へんに夘)川侑一郎カメラマンが取材、撮影した「ふるさと見守る一本桜」など各局の投票で選ばれた映像が上映されています。
中部報道展は名古屋市中村区の名鉄百貨店で今月16日まで、入場無料で開かれています。

Leave A Reply