公開:2024/12/08 伊藤 みさ │更新:2024/12/08
照明も世界で評価!下瀬美術館が記念イルミネーション開催中、ナイトミュージアムも
照明デザイン分野において最も権威のある「IALD国際デザイン賞」優秀賞を受賞した下瀬美術館(広島県大竹市)。これを記念し2024年12月~2025年2月までナイトミュージアムとイルミネーションを開催
先日「世界で最も美しい美術館」に選ばれた広島県大竹市の下瀬美術館ですが、2024年10月にIALD国際照明デザイン賞「優秀賞(Award of Merit)」も受賞しています。
この受賞を記念して、夜間しか見られない特別なライティングの世界を楽しめる「ナイトミュージアム&イルミネーション」イベントが、2024年12月よりスタートしました。
イベント実施日は開園時間が延長され、夜の美術館を楽しめるほか、幻想的にライトアップされた館内イルミネーションなどを楽しむことができます。
動画で見る、下瀬美術館のイルミネーション
IALD国際照明デザイン賞とは?
国際照明デザイナー協会(IALD=International Association of Lighting Designers)により1983年に創設された、照明デザイン分野において最も権威ある世界的な賞。
2024年はカリフォルニア州サンディエゴでセレモニーが行われ、10か国28プロジェクトが表彰された。下瀬美術館は優秀賞を受賞。照明デザインはLumimedia lab 株式会社によるもの。
評価された下瀬美術館の照明デザイン
白い床からの反射光が天井の梁を優しく照らし、エントランスホールの天井へと自然に視線を導きます。ホール内装には、等間隔に配置されたライティングトラックに沿って、ダウンライトとウォールウォッシャーが交互に設置され、通気口とも美しく調和し、シンプルながらも洗練された天井デザインを実現しています。
8つの可動展示室は水盤の上に浮かび、色彩豊かな照明が水面に反射し、エントランスと展示室の鏡面外壁にも映り込むことで、幻想的な光の風景が広がります
今回の「ナイトミュージアム&イルミネーション」イベントではLumimedia lab 株式会社 岩井達弥氏の設計によるイルミネーションを施設全体に展開。
夜ならではの特別な照明演出で来館者を楽しませます。
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