『なごり雪』 キャスト:三浦友和、須藤温子、長澤まさみ、宝生 舞、細山田隆人、ベンガル、反田孝幸
『なごり雪』
2002年9月28日に公開された大林宣彦監督の日本映画作品。
伊勢正三、作詞・作曲の楽曲「なごり雪」をモチーフとする。映画の原案も伊勢正三による。
キャスト
三浦友和、細山田隆人、ベンガル、反田孝幸、須藤温子、宝生舞、日高真弓、田中幸太朗、長澤まさみ、津島恵子、左時枝
ストーリー
2001年の初秋、東京でサラリーマン生活を送る50才の梶村祐作は妻に捨てられた。
妻の”さと子“に戻る意志は無く、子供も親戚も、親しい友人も居ない孤独な我が身に絶望する祐作。
そんな祐作の元に故郷から一本の電話が入った。
それは、幼馴染の雪子が交通事故で意識不明の重体だという知らせだった。
翌日の朝、祐作は28年ぶりに故郷へ向かった。
高校時代まで、祐作は大分県の臼杵市という静かな田舎町で暮らしていた。
母一人子一人の境遇だったが、親友の健一郎や、祐作を慕う女子中学生の雪子らと兄弟姉妹のように暮らす祐作。
だが、東京の大学に合格した祐作は上京し、家業を継いだ健一郎と一人娘の雪子は田舎に残った。
大学のサークル活動を優先して、長期休暇でも故郷に戻らなくなる祐作。
やっと帰省した時、祐作は学友の美しい”さと子”を同伴していた。
それでも健気に「来年の春には綺麗になる」と、祐作に訴える高校生の雪子。だが、その頃の祐作にとって、雪子は妹のような存在だった……..。
映画会社「大映」が手がけた最後の制作・配給作品
監督:大林宣彦
プロデューサー:大林恭子、山崎輝道、福田勝
原案:伊勢正三「なごり雪」
製作会社:PSC、TOSエンタープライズ、大映
配給:大映(現・KADOKAWA)
公開: 2002年9月28日
