デジタルFW取材:「ジョルジオ アルマーニ」のショーには、ゴ、ゴリラがいましたね。映像はゴリラのオブジェのドアップからスタートし、アルマーニさんとゴリラのツーショットで終わりました。これはアーティストのマルカントニオ(Marcantonio)が映画のセットとして作ったウリ(Uri)という名前のゴリラで、アルマーニさんが引き取り自宅のリビングにディスプレーしているものだとか。

実はゴリラは絶滅危惧種に指定されているため、ブランドは2020年にはWWF(世界自然保護基金)に寄付をしたそう。アルマーニさんにとって、ウリは映画との結び付きと、環境と自然保護へのコミットメントを示すものになっているようです。

今季のウィメンズは「夜行性(Nocturnal)」をテーマに、夜をイメージしたコレクションだったそうです。夜空のようなにキラキラ輝くクリスタルをあしらったベルベット、朝焼けのようなマーブルまで、さまざまな青や黒が登場します。メンズはまた別テーマを設けていて、「それぞれの道(Passage)」と題して、アルマーニさんが魅了されてきたという、スタイリングが持つ心理的な側面にフォーカスしたそうです。

花をモチーフにした刺しゅうなど、ここにも自然を想起させる要素が散りばめられています。窮屈な思いをしている世界中の女性の気分を解きほぐすようなフルレングスのスカートやワイドパンツなどが印象的でした。

映像とルックは @wwd_jp のプロフィールのリンクから

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