「WWDジャパン」3月1日号は、「デジタル化で加速するサプライチェーン革命」特集です。コロナ禍で加速したデジタル化が、服作りのプロセスにも変化を与えています。キーワードはDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティ。アパレルのOEM(相手先ブランドの生産)、ODM(相手先ブランドの企画生産)を担う繊維商社は、DXを駆使して大量生産・大量廃棄の悪弊を断ち切るサステナブルなサプライチェーンを構築しています。

DXに先進的な三菱商事ファッションとワークマン、三井物産アイ・ファッションとゴールドウイン、豊島とトライアルカンパニーなど、快進撃を見せるビジネスパートナーを支える繊維商社のDX戦略に迫りました。次代のビジネス成功のカギとなりそうです。

ニュース面では、「グッチ(GUCCI)」ビジネスの動向を親会社ケリングの決算から探りました。今年、相次いで発売した「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ドラえもん」とのコラボレーションは大きな話題となり創業100周年は好スタートを切りましたが、今のコロナ禍をどう乗り越え、今後にどんな展望を持っているのでしょうか。アニバーサリーイヤーにふさわしい注目のプロジェクトが待っているようです。

ファッションブランドの新作発表は、コロナの影響でリアルのショーから代わったデジタルのプレゼンテーションが新しい世界観を表現しています。ファッション・ウイークには参加せずに独自発表した「セリーヌ オム(CELINE HOMME)」や気鋭の東京ブランド「M A S U(エムエーエスユー)」、新体制後初のメンズのみに特化した「バーバリー(BURBERRY)」やイッセイ ミヤケが今春立ち上げる新メンズブランドなど気になる2021-22年秋冬メンズ・コレクションの4トピックスを紹介します。

ビューティのニュースは、国内大手3社の資生堂、花王、ポーラ・オルビス ホールディングスの20年12月期決算をまとめました。コロナの影響により国内はインバウンドの消滅やメイクアップの低迷が続く一方、中国市場は復調傾向に転じています。21年から始まった各社の中期経営計画と合わせて、アフターコロナへの巻き返し戦略に注目します。

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