11月8日(現地時間)、第67回グラミー賞の候補者が発表された。最多11部門でノミネートを果たしたのは、32回の受賞を誇るビヨンセだ。次いでチャーリーxcx、ビリー・アイリッシュ、ケンドリック・ラマー、ポスト・マローンが7部門、そしてサブリナ・カーペンター、チャペル・ローン、テイラー・スウィフトが6部門で候補入りした。3人の歌姫ビヨンセとビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフトは、主要部門である年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲を競う。授賞式ではどんなドラマが起きるのだろうか? 現時点でわかっていることは、下記の通りだ。
グラミー賞2025はいつ、どこで開催される?
第67回グラミー賞の授賞式は、2023年2月2日(以下、現地時間)にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催される。日本で授賞式の模様は、2月3日にWOWOWで独占生中継される予定だ。
グラミー賞2025の司会者は?
まだホストの発表はされていない。昨年の司会者であった南アフリカ共和国出身の人気コメディアン、トレバー・ノアは、2021年から4回連続で大役を任されている。
グラミー賞2025にノミネートされたのは?
前回より、最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス、最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム、最優秀ポップ・ダンス・レコーディングの3部門が新たに追加、そして最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)と最優秀ソングライター(ノン・クラシック)の2部門が主要部門に移行された。
2024年11月8日(現地時間)、第67回グラミー賞全94部門のノミネーションが発表された。日本からは、昨年亡くなった坂本龍一の最初で最後の長編コンサート映画『Opus』の音源作品が、最優秀ニューエイジ/アンビエント/チャント・アルバムに候補入り。受賞となれば、1987年公開の映画『ラストエンペラー』のサウンドトラックで受賞した1989年第31回グラミー賞以来、35年ぶりの受賞となる。
また、2年前にグラミー賞を受賞した宅見将典が最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンスに、ニューヨーク在住のソプラノ歌手・袴塚愛音が最優秀クラシック合唱に、デザイナーの倉島孝弘が最優秀ボックス/スペシャル限定パッケージに、ヴァイオリニストの高山明美が最優秀クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバムにノミネートされた。さらに、真田広之がプロデュース・主演を務め、エミー賞で史上最多18部門を受賞したドラマ「SHOGUN 将軍」のサウンドトラックが最優秀映像作品スコア・サウンドトラックの候補となった。
第67回グラミー賞の主要部門ノミネーション
年間最優秀レコード
ザ・ビートルズ「Now And Then」
ビヨンセ「TEXAS HOLD ‘EM」
サブリナ・カーペンター「Espresso」
チャーリーxcx「360」
ビリー・アイリッシュ「BIRDS OF A FEATHER」
ケンドリック・ラマー「Not Like Us」
チャペル・ローン「Good Luck, Babe!」
テイラー・スウィフト feat. ポスト・マローン「Fortnight」