橘句会 令和6年10月23日
#箱蔵剣 #うてな俳句会 #俳句
佐田岬
松山恋の城下町
橘句会 令和6年10月23日
参加 山口葉都緒 中矢えり子 箱蔵剣
藤田菜々 井上まり
投句参加 西濵恵美子 ミサキノバル
1唐墨のカナッペ弾む立ち話
2よそいきのベスト仕上げる夜なべかな
3爽やかにコンビナートを去りにけり
4金風の陣幕の森島古城
5今年海を見ぬといふ人ヘ鰯雲
6蟷螂の線路を歩く児の守り
7渋柿の人寄せ付けぬ皺一つ
8悔しさに空の虫籠ふり回す
9空仰ぎ風を起こすや花芒
10じゃんけんで山分けしたる通草かな
11銀杏や先の禿びたる竹箒
12葉つぱみな切られ里芋収穫期
13銀杏の生る木生らぬ木流れ雲
14私語闇の狭間を鉦叩
15秋風に誘はるるまま歩を伸ばす
16甘藷蒸す厨を覗く気配あり
17つと止まる路傍の石の秋の蝶
18ウエストの八十センチ赤とんぼ
19味噌汁の玉ねぎ秋の水衣
20秋浜ヘヒッチハイクと別れけり
21狛犬の尾をくすぐるや萩の花
22被爆樹の紙垂の真白や小鳥来る
23穭の穂垂るるや水の清き里
24ひつじだの耳のみめくれ痛いたし
25満月や神神しくも愛しくも
26静まりし工事現場や秋時雨
27四阿の団栗二つ置きし男性
28鵙の朝取り置きの句を敲きけり
29スポーツに力を貰ふそぞろ寒
30容疑者ヘ林檎の皮の塒かな
31藤の実の風にゆらるる城下かな
32池面を形無しにする女郎花
33木の幹へ掃き寄せてあり銀杏の実
34乾燥機唸りの止まぬ秋の雨
35シミーズのタオルを背負ふ夜長かな
36一枚を肩にかけたる秋土用
37篠笛の少女のあぎと里神楽
38露時雨朝へ傾く峠かな
39もみぢ葉の鎖帷子鳥の鬨
40秋の雨畑仕事の遅れがち
41イカ焼きの匂ふ境内里神楽
42粛粛と脚立の開く秋の宿
43日本晴背高泡立草黒し
44盛り場の路地抜き来たりゑのこ草
45田仕舞の男見つめる拳かな
46秋時雨昼を灯して墨を磨る
47城山の天守の宙ヘ烏瓜
48名水の里の残菊日和かな
49銀杏の匂ひの中の木のベンチ

1件のコメント
えり子さんが「おかし~」と言いながら笑っていて、それにつられてこちらも笑ってしまう。楽しい句会ですね。楽しいだけでなく、句もそれぞれ素晴らしく、季語の説明もあるので、勉強になります。みんな可愛い人達で羨ましいです。ありがとうございます。