地域の伝統文化・農家の手づくり漬物を守ろうー日本有機農業研究会、夏のシンポジウム(24.9.6)
2018年に「食品衛生法」一部改定により32の食品加工・食品製造業でHACCP(⇒国連の国連食糧農業機関<FAO>と世界保健機構<WHO>の合同機関である食品規格<Codex>委員会がつくった国際的食品管理方法のこと)に基づく「営業許可」が必要になりました。
経過措置期間を経て、今年6月1日から本格的運用がはじまりました。
いま、全国各地の直売所や道の駅などで小さな農家の手づくり漬物が激減しています。許可制度に移行したことで、基準を満たすための新たな設備投資や事務的負担が増え、高齢者農家の方たちなどが辞めざるをえなくなっています。
このままだと農家の伝統の手づくり漬物が消滅してしまいます。
地域に根差した農と食の伝統の漬物文化を守ることの意味を多方面から捉え直し、農山村を魅力ある未来につなぐことができるよう生産者の声を聞き、農水省・厚労省とも意見交換をおこないました。
【主な登場人物】
◇安田節子さん:司会・コーディネーター、食政策センタービジョン21所長、日有研理事
◇魚住道郎さん:日有研理事長
◇福原圧史さん:食と農・かきのきむら企業組合、日有研理事、日有研中国ブロック幹事
◇池上甲一さん:近畿大学名誉教授、FFPJ常務理事(オンライン)
◇酒井富夫さん:富山大学名誉教授、日有研北陸ブロック幹事(オンライン)
◇近藤和美さん:日有研理事
◇林重孝さん:千葉県佐倉市「林農園」、日有研理事
◇久保田裕子さん:日有研副理事長、FFPJ副代表
◇川田龍平さん:立憲民主党参議院議員
2件のコメント
お新香(お信仰)
寿命を延ばす秘伝の漬物の宗教団体を作ってそこにお布施をする信者にだけ無料で配れは良くね?万物に神は宿る。科学的根拠を超越した神から与えられた漬物信仰を侵害されることはない。ダメだと言う者は既存の全宗教を否定することになり、それこそ違法である。
宗教団体が特定の政党を推して法律に影響を与えるのは一般的に行われている。同じことを地域や全国でやればいい。
農水省の邪魔を排除しましょう。何でもかんでも清潔設備を強制する措置は絶対許せない。手作りを禁止するとは何事か!
そんな法律は無視するぞ!