舟木一夫: ♪絶唱 歌:beni9jyaku(紅孔雀)
1966年(昭和41年)8月発売。 41枚目のシングルで映画「絶唱」の主題歌。原作は大江賢次、戦後の山村に根強く残っていた封建制の犠牲となった大地主の息子(舟木一夫)と山番の娘(和泉雅子)の純愛悲恋物語。1958年には小林旭と浅丘ルリ子、1975年には三浦友和と山口百恵で映画化され、テレビドラマとしても幾度か制作されている。
この年のレコード大賞には「絶唱」が有力視されていたが、大賞は橋幸夫の「霧氷」に決まり「絶唱」は歌唱賞ということになった。これ以後舟木は落胆から徐々に不調の時代に陥って行くことになった切っ掛けの歌でもある。