『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』から2年ぶりとなる若松孝二監督が、戦争の愚かさを訴えた渾身作。
映画『キャタピラー CATERPILLAR』予告編
[見どころ]
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』から2年ぶりとなる若松孝二監督が、戦争の愚かさを訴えた渾身作。太平洋戦争に出征し、四肢を失って故郷へ戻った帰還兵とその妻に待ち受けていた壮絶な日々を通して、戦争とは何なのか、「正義のための戦争が、どこにあるのか」という問いを投げかけてくる。四肢を失い、顔に大やけどを負って戦場から戻る久蔵に大西信満、村中から「軍神」と讚えられる久蔵を看病する妻・シゲ子に寺島しのぶが扮する。体の自由もなく、意志の疎通さえままならない夫のあらゆる欲望に応えるだけの日々を送るシゲ子を体当たりで熱演し、寺島しのぶは第60回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した。
[ストーリー]
1943年、かつて勇ましく出征していった久蔵(大西信満)が戦地で負傷し、四肢を失い、顔面が焼けただれた無残な姿で帰還する。首に勲章を下げられ、「軍神」と村中から祭り上げられる久蔵の耳は何も訊かず、口は言葉を失い、ただひたすら、シゲ子(寺島しのぶ)が口に運んでやる粥を旺盛な食欲で食べる毎日。シゲ子は夫の排せつの世話をし、盛んな性欲をも満たしてやるのだった。出征前、子どもを産まない自分を罵った夫の記憶を胸に抱きながらも、シゲ子は軍神の妻として、久蔵に尽し続けていたが、やがて敗戦の日が訪れ……。
[スタッフ・キャスト]
[監督・製作]若松孝二
[脚本]黒沢久子、出口出
[撮影]辻智彦、戸田義久
[出演]寺島しのぶ、大西信満、吉澤健、粕谷佳五、増田恵美、河原さぶ、石川真希、飯島大介、ARATA、篠原勝之、小倉一郎
[DATA]2010年/日本/若松プロダクション、スコーレ/84分
#キャタピラー#寺島しのぶ#キャタピラー映画#戦争
47件のコメント
乱歩の「芋虫」からは設定を貰っただけでしょう。
あれをちゃんと読んだなら、反戦というのがテーマでは無いことくらいわかります。
乱歩本人は「もののあはれ」を描きたかったと綴っていますが…それは理解し難いにしても。
カフカ+反戦ってw 読んだことのない方のコメントにしか思えない…
映画には全く関わらないところで申し訳ありませんが。
この作品に「芋虫」を語って欲しく無い。全く異なるフィールドの話です。
わたしはこの映画、嫌いじゃないけどな。
正直面白いかつまらないかわからなかったけど、この監督が言いたかった事はわかった。(多分)
まあ、作り手の感情が作品を観た人にストレートに伝わるジャンルの映画じゃないと思うから、それぞれが感じた思いでいいんじゃないかって思う。
そしてわたしは、この映画をB級ともA級とも評価しない事にした。
持て余す内容だったのかもしれないし、もしかしたらとんでもなく糞映画なのかもしれない。
でもわたしの脳裏に様々な記憶を残した事は確か。
作品は善し悪しより人の記憶にどのように残るかだと思う。
なんで原爆の写真が使われてるんだろう?
SEXシーン・乳全快のシーンが在る映画は、
寺島さんばかり演じてたなぁ~、そりゃマツコも「女優なんか居なくなった」って言うわね。
「モデルあがりのドラマ女優どまり」ばっかりに成って、
本気で芝居・演技をやる「女優さん」が居なく成っちゃったなぁ~・・。
気概・覚悟が無けりゃ、演技もたかがしれるって成っちゃうしなぁ~。
非常に色々と考えさせる映画で、面白い。故・若松監督の方がビートたけしなんかよりはずっと評価できる(なんて書くとまた北野ファンから罵られるが)。ただ、やはりジョニーは戦場へ行った(以下、ジョニ戦)に似ているし、ジョニ戦を見た人間からすればインパクトはないし、ジョニ戦よりも人間の尊厳を軽んじている感じがした。人間ってこんなもん(欲望だけ)かな?これが若松さんの人間に対する見方なのだろうか?昨年知覧に行ったが、特攻隊として出征した人たちの遺書を見ればいかに若松さんの人間に対する見方が貧困かわかる。即ち、この映画は、「仮に若松さんがあの時代に生きていて、軍神になったらこうだっただろう」という映画なのだろう。
また、①身障者差別的(この映画が身障者差別的である。日頃「差別」を糾弾している左翼ほど実は差別的であるというのに似ている)、②我々の祖先(祖父の世代)を貶めている、③全て天皇陛下の責任であるが如くの印象操作がある、④受け狙いのお色気路線、などなど。
でも、昨今の映画の中では非常に良い作品。三島も見たい。(なんて、書くとまた「オメエの言いたいことは分からん」なんて返信があるが。)
吉田類の酒場放浪記が好きでよく見ているが、根津で「木曾」にちなんだ店に吉田さんが行ったことがある。吉田さん「なんで木曾なのですか?」と問うたら、女将さん「若い頃、特攻隊員を見送って、その人が木曾の出身だったから」とのことであった。おそらく10代の頃、特攻隊員を見送って、その人のことが忘れられず、自分の経営している店に亡くなった人に因んだ名称をつける。これが、「若松以降の世代」たちとの違いなんだろうな。
見るに耐えん。映画というのが商業主義スタートと認めるにしてもこれは駄作、クソゲーに属するリソースの無駄でしかなかった。落第。
寺島しのぶは演技はたしかに上手いんだけど、いつも役にハマリすぎて、見てて怖い。
安倍の馬鹿を政権から降ろさないとなー
若松孝二の映画は、、生理的にダメだわ・・。
あ、乱歩じゃないんだ、え?
こういう映画って、どうやって撮影するのかな
これ、両足と手は本当にないんですかね。
there is always be the two side of story they every time tell us heroic portrait by war soldier and victim but the other side of naked truth its
Telling by this movie i like it bcz of its harsh reality kep it up .
Like it from Pakistan
これ江戸川乱歩の芋虫が原作?
おお…。最後まで観られなかった。吐き気が
0:38 井浦新だよね?
びっくりした…
個人的にはこれは反戦映画ではない。外面は好青年だが本質は暴力と性欲に満ちた男と貞淑とされて生きてきた女が夫が手足が無くなり口も聞けなくなった状態で帰ってきてその本性が次第に表れて行くが憎しみから虐待に転じるが最後は愛おしさを感じるように変わって行くその男女関係の内面を見事に映し出した日本映画の最高傑作じゃないかな。
人間の業をあますところなく描いてる映画ですよね。
綺麗の汚いの、建前の本音のとかじゃなく。
圧倒的な現実に対しての、人間の業を見事に描いているのではないかと。
内容の良し悪しじゃなく、考えさせられますし。
同時に問題を出されているようにも感じますし。
勝手なのも我が儘なのもイライラするのも含めて人であり。
そうなった人間に型や形式なんか何もないってのを、寺島さんが見事に演じています。
これを見て怖いな、嫌だな、堪らないな、冗談じゃないな、飯が不味くなるなって思うのは正常だし。
正常じゃない日常なんで、いつ自分に降りかかるか分かったモンじゃありませんから。
今日も自分の手で飯が食えて、自分の足で便所に行ける事の有り難さを噛み締められますな。
現代の高峰秀子といったら言い過ぎだろうか?
少なくとも、グラドル上がりのシロウトがもてはやさる中、貴重な俳優だと思う。
中国人女性たちを強姦レイプしていた戦争犯罪国日本。
佇まいと着物姿がとても綺麗な女性で好きなんだけど、仕事は選んでください。
醜悪な駄作。
エログロや愛の形について説きたいのなら、反戦の皮を被った愚劣な反日を笠に着なくとも優秀な監督であれば形にできる。愚昧な思想に染まった扇動紛いの低俗な映画ほど見るに耐えない物は無い。そんな物は映画ではない。
EDの元ちとせの歌の内容って、ヒロシマで亡くなった女の子が、戦争のない世界を祈った歌詞ですよね?
※↓ネタバレ含む
映画の内容は、
・負傷した夫の介抱する妻の、介護だけではなく、周りに対する様々な思いや苦悩
・四肢を失い帰郷し、自己中心的に行動し続けた結果、自責の念に耐えられず自殺する夫
この2点とED曲の歌が、合っていないと思いました。
雰囲気だけそれっぽくしようとしただけで、違和感がありました。
これほんまテレビで予告やったのひでぇ、ガキがトラウマになってたの覚えてる
生々しい人間の姿かな!
芋虫のパクリ
五体不満足でもアレは満足?
ジョニーは戦場に行った
元ネタは江戸川乱歩の芋虫でしょう、小説読んだ人は分かる筈やでぇ🤔🙄
この映画をいまの夫である婚約者とデートで映画館に観に行ったあと、結婚指輪を買ってもらった思い出がある。懐かしいなあ。
四肢切断になる程の負傷兵を担いで帰れるくらいの余裕が当時の戦友たちにあったのだろうか?
手榴弾渡して置き去りにしたという話しはよく聞いたけれど。。
戦争の愚かさを伝える…
そんなだいそれた物ではないような…衣装もピカピカの新品を着ているような…
ツタヤでパッケージの説明書き読んでみてやはり邦画の“雰囲気問題作”にいかにもありそうなサヨク臭がプンプンしたので見ませんでした。一生見ることないでしょう。
10年前の投稿がアップされてきました。
戦争の隠蔽された無惨さですね。
戦争映画見てると、これで儲けた奴がおるんよなーという視点で見てしまう。いつだって子供と女が被害を受けるのよ!(^_^)/
メイキングだと手足は前から撮るときは背中に縛って後ろから撮るときは前に隠し カメラアングルでカバーしきれない場合は青い布を付けてVFXで処理しています、冒頭に流れる田んぼのシーンはオープンセットではなく実在のものを使用したのでヒルがいっぱいです 衛生面も考えると素足で入るのは並みの女優さんなら断りそう
何で手足失って日本に帰れえるんだ?という素朴な疑問さえない映画。戦争から戻られた先人たちに聞けばすぐ分かるのに、それさえしてない。それで戦争の愚かさ問うとか何なの?
日本国民を二度と立ち上がらせないための国際ゴミ金融どものプロパガンダ。
日本国民よ騙されててはいけない。
これ見て男嫌いになった
こんなテーマだから、原作の使用許可降りなかったのでは。寺島さんなら原作まんまを演じられそうなのに…
…
壮絶な映画ですね。世の中はこの映画に今現在注目するべきです❗
日本人としての私達がまだ棚卸しをしていない課題があって、それを無慈悲に突きつけられて、うわあ勘弁してくれ!ってなってるのが、この映画を否定したい心理になっているんでしょうね。
美人女優なら演じることのできない役
これはみたい
初めてこの映画見た時トラウマになったわ